王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

7日 中国電力、島根原発2号機を再稼働 福島第1事故後14基目

2024-12-08 09:15:49 | 原発関連
中国電力の島根原子力発電所2号機(松江市)が7日に再稼働した。同社としては東京電力福島第1原発の事故後初めての再稼働で、収益環境は大きく改善する。国内では事故後14基目の再稼働となったが、次に稼働時期が決まっている原発はなく、電力の安定供給と脱炭素をめざす国の目標は道半ばだ。
中国電は7日午後3時ごろ、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、原子炉を起動した。核分裂反応が安定して続く「臨界」には午後4時50分ごろ到達した。12月下旬にも発電と送電を始め、2025年1月上旬の営業運転再開を予定している
中国電力の島根原子力発電所2号機(松江市)が7日に再稼働した。同社としては東京電力福島第1原発の事故後初めての再稼働で、収益環境は大きく改善する。国内では事故後14基目の再稼働となったが、次に稼働時期が決まっている原発はなく、電力の安定供給と脱炭素をめざす国の目標は道半ばだ。
中国電は7日午後3時ごろ、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、原子炉を起動した。核分裂反応が安定して続く「臨界」には午後4時50分ごろ到達した。12月下旬にも発電と送電を始め、2025年1月上旬の営業運転再開を予定している。
】とマスコミが報じています。
東北大震災で停止していた女川原子力発電所が再稼働をして「臨界」には午後4時50分ごろ到達した。12月下旬にも発電と送電を始め、2025年1月上旬の営業運転再開を予定している。
これからも「どんどん原発」か「抑制的に原発」か或いは「原発廃止」に進むか議論が大いに出るだろうと思います。
「福島原発」が打撃を受けて「原子炉の底抜けによるデブリの撤去もままならない」のですから、原発廃止にしろ難題は山積です。
処理水処理も「放射性物資や放射性機材の貯蔵地」も決まらないのですからね。まああそれでも「地震プレートのずれによる危険が認識され安易な再稼働は難しくなっている上に関係市町村の避難路の設定も厳しくなっています」から「どんどん原発」も難しそうです。
微妙な段階に日本は差し掛かっている気がします。

写真:中国電力島根原発2号機。右は1号機(11月、松江市)=共同 

日本経済新聞:
中国電力の島根原子力発電所2号機(松江市)が7日に再稼働した。同社としては東京電力福島第1原発の事故後初めての再稼働で、収益環境は大きく改善する。国内では事故後14基目の再稼働となったが、次に稼働時期が決まっている原発はなく、電力の安定供給と脱炭素をめざす国の目標は道半ばだ。
中国電は7日午後3時ごろ、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、原子炉を起動した。核分裂反応が安定して続く「臨界」には午後4時50分ごろ到達した。12月下旬にも発電と送電を始め、
中国電力の島根原子力発電所2号機(松江市)が7日に再稼働した。同社としては東京電力福島第1原発の事故後初めての再稼働で、収益環境は大きく改善する。国内では事故後14基目の再稼働となったが、次に稼働時期が決まっている原発はなく、電力の安定供給と脱炭素をめざす国の目標は道半ばだ。
中国電は7日午後3時ごろ、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、原子炉を起動した。核分裂反応が安定して続く「臨界」には午後4時50分ごろ到達した。12月下旬にも発電と送電を始め、2025年1月上旬の営業運転再開を予定している。
2025年1月上旬の営業運転再開を予定している。
中国電は島根2号機の再稼働により経常利益ベースで年約400億円の増益効果を見込む。火力発電の割合が減り燃料調達コストを抑えられるためだ。25年度の自社発電電力量における原子力の割合は15%程度としている。
年間を通じて島根2号機が稼働した場合、約200万トンの二酸化炭素(CO2)を削減できると試算する。約70万世帯分の年間排出量に相当する。
島根2号機は福島第1原発と同型の沸騰水型軽水炉(BWR)で、東北電力女川原発2号機(宮城県)に次いで2基目の再稼働となる。東日本大震災後に先行して再稼働した原発は加圧水型軽水炉(PWR)だった。タービンを回して発電するのに使う蒸気が発生する仕組みが違う。
電力需要はデジタル化の進展などで今後増える見通しだ。電力の安定供給と脱炭素の両立のため、国のエネルギー基本計画は30年度時点で原子力の電源構成割合を20〜22%に高める目標を掲げる。
経済産業省によると、23年度の電源構成(速報値)に占める原子力発電の比率は8.5%だった。女川2号機や島根2号機の再稼働で24年度の原発比率は上昇が見込まれるが、30年度の目標達成は遠い。
島根2号機に続き再稼働の時期が明確に決まっている原発は現時点ではない。東京電力柏崎刈羽原発7号機(新潟県)は原子力規制委員会の審査に合格済みだが、地元同意を得られるめどは立っていない。
中国電にとっては、島根2号機の再稼働で使用済み核燃料の問題も改めて浮上する。
国は原発から出る使用済み核燃料を国内で再処理し、取り出したプルトニウムやウランを再び燃料として使う核燃料サイクルの推進を掲げる。中核となる日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)の稼働は見通せず、原発敷地内での保管が満杯になれば発電が難しくなる。
中国電は山口県上関町で使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の建設に向けて調査を進めるが、町議会などから反対も出ている。計画が進むかは不透明だ。
(引用終わり)
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3日 日本、女子サーブル団体で銅 パリ五輪

2024-08-04 08:20:21 | 原発関連
ェンシング 女子サーブル団体戦で日本勢が銅メダルに輝いた事を今朝早朝知りました。
【フェンシングは3日、女子サーブル団体が行われ、日本は3位決定戦でフランスを45―40で破り、銅メダルを獲得した】と報じられました。
フランス勢を制しての3位入賞とは大したものです。驚きました。
おめでとうございます!

写真:フェンシングの女子サーブル団体で江村美咲(25)=立飛ホールディングス、高嶋理紗(25)=オリエンタル酵母工業、福島史帆実(29)=セプテーニ・ホールディングス、尾崎世梨(21)=法大 (ネットより)

時事通信社:
フェンシングは3日、女子サーブル団体が行われ、日本は3位決定戦でフランスを45―40で破り、銅メダルを獲得した。写真は銅メダルを獲得し、喜ぶ(左から)江村美咲、尾崎世梨、福島史帆実、高嶋理紗=パリ 【時事通信社】
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5日 “処理水”2回目の放出始まる トリチウム濃度 基準以下続く

2023-10-06 07:56:05 | 原発関連
昨日5日の夕刻にはTVニュースで「第2回目の放水が行われた事」が報じられました。
又中国から多数の嫌がらせ電話が日本に、特に放水と関係のない民間の個人や企業に、前回の様に殺到すると気の毒だな!と思っていました。
その後のスマホのニュースや今朝のTVニュースでも、中国からの嫌がらせ電話を報じるものは見なかったので「抗議電話作戦はひとまず終了ですかね」
ほッ
東電によるトリチューム濃度の放出基準の監視は当然ですが、関連団体による監視も引き続き行う必要があると思います。
馴れに流されず、しっかり見守りを続けてください。

写真:福嶋原発 放水現場(ネットより)

テレ朝News:
2回目の処理水の放出が始まりました。

 東京電力は今年度4回に分けて約3万1200トンの処理水を海に流す計画で、2回目の放出を5日午前10時18分に始めました。

 処理水は1回目と同じ約7800トンを海水で薄め、19日程度かけて海に流される予定です。

 東京電力などによる事前の測定では、トリチウム濃度が放出基準の1リットルあたり1500ベクレルを下回っていることが確認されています。

 8月から先月にかけて行われた1回目の放出期間中、第一原発周辺の海水や魚の測定結果はほとんど検出限界値未満でした。
(引用終わり)


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25日 高市氏「最後まで安全を」 処理水放出、IAEA総会

2023-09-26 08:37:29 | 原発関連
25日(現地時間)オーストリアの首都ウィーンで国際原子力機関(IAEA)の総会が始まったと報じられました。
高市早苗科学技術担当相は、東京電力福島第1原発の処理水について、8月に「安全性に万全を期した上で」放出を開始したと説明。「IAEAの継続的な関与の下、最後の一滴の海洋放出が終わるまで安全性を確保し続ける」と訴えた。そして、彼女に先立ち演説した中国の主張「「福島の核汚染水の海洋放出は原子力の安全性を巡る大きな問題だ」を、「中国の主張は科学的証拠に基づいていない。IAEAに加盟しながら事実に基づかない発信をし、突出した輸入規制をとっているのは中国だけだ」述べ(厳しく)反論したと有ります。
高市科学技術担当相のこのような場における言動には相応しい役割に見えました。   拍手 

写真:IAEAの総会で演説する高市科技相=25日、ウィーン(共同) 

産経新聞:
国際原子力機関(IAEA)の総会が25日、オーストリアの首都ウィーンで始まった。高市早苗科学技術担当相は、東京電力福島第1原発の処理水について、8月に「安全性に万全を期した上で」放出を開始したと説明。「IAEAの継続的な関与の下、最後の一滴の海洋放出が終わるまで安全性を確保し続ける」と訴えた。
高市氏に先立ち、中国は演説で「福島の核汚染水の海洋放出は原子力の安全性を巡る大きな問題だ」と主張した。高市氏は演説で、中国の主張は科学的証拠に基づいていないと反論。「IAEAに加盟しながら事実に基づかない発信をし、突出した輸入規制をとっているのは中国だけだ」と述べ、正確な情報発信を中国に求めていく考えを強調した。
IAEAのグロッシ事務局長は、海洋放出に関してIAEAが「独立した監視」を実施していると説明した。(共同)
(引用終わり)

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19日 帰還困難区域の解体現場から金属類無断持ち出し、売却 元請けが調査 

2023-09-19 09:00:43 | 原発関連
この記事の投稿は19日ですが、問題の事件は今年の4~6月頃に起きたようです。
記事からは誰がニュースソースか明示が有りませんが「関係者の取材で」の書き出しで始まっています。
要点は:
第1原発が立地する福島県大熊町にある町図書館・民俗伝承館(一部2階建て延べ床面積約2200平方メートル)の解体工事現場。鹿島などの共同企業体(JV)が周辺の除染工事などと合わせて約50億円で落札し、今年2月ごろに工事が始まった。
 関係者の話では、複数の作業員が今年4〜6月ごろ、解体工事現場から出た鉄くずや銅線を仮置き場に持って行かずに帰還困難区域外にある県内の業者に持ち込んで売却。少なくとも7回繰り返され、約90万円を得ていたとみられる。
屑鉄で90万円ですから相当な量になりますよね。
 環境省は毎日新聞の取材に、元請けの大手ゼネコン鹿島が調査したり警察に報告したりしていると回答だそうです。他にも例がないかは警察の動向を踏まえつつ検討中」だそうで、積極果断に対処する気は無さそうです。鹿島のJVの管理がお座なりだったのが始まりですかね??
警察の調べに期待するしかなさそうです。

写真:鉄くずなどが無断で持ち出された福島県大熊町図書館・民俗伝承館の解体工事現場=2023年9月、関谷俊介撮影 

毎日新聞:
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域の特定復興再生拠点区域(復興拠点)の建物解体工事現場で、放射性物質に汚染された可能性のある廃棄物から鉄くずなどの金属類が複数の作業員に無断で持ち出され、売却されていることが関係者への取材で明らかになった。環境省発注事業である放射性廃棄物処理の流れを逸脱して、区域外で資材として再利用されるおそれがある。
 環境省は毎日新聞の取材に、元請けの大手ゼネコン鹿島が調査したり警察に報告したりしていると回答。他の現場でも無断持ち出しがないか調査するかについては「警察の動向も踏まえつつ対応を検討中だ」としている。
 無断持ち出しが判明したのは、第1原発が立地する福島県大熊町にある町図書館・民俗伝承館(一部2階建て延べ床面積約2200平方メートル)の解体工事現場。鹿島などの共同企業体(JV)が周辺の除染工事などと合わせて約50億円で落札し、今年2月ごろに工事が始まった。
 関係者の話では、複数の作業員が今年4〜6月ごろ、解体工事現場から出た鉄くずや銅線を仮置き場に持って行かずに帰還困難区域外にある県内の業者に持ち込んで売却。少なくとも7回繰り返され、約90万円を得ていたとみられる。【関谷俊介】
(引用終わり)







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