中国側発表「看過できない」…警察庁長官が反論(読売新聞) - goo ニュース
昨日夜「報道ステーション」を見ていましたら中国公安省刑事偵察局の幹部が「毒入りギョーザの中国での犯行を否定する」場面を流していました。
中国公安局による記者会見は海外メディアの記者が呼ばれ海外向けTV局で生放送がされたそうです。
聞き流しですから細かい点の差異はお許し願うとして:
天洋食品工場の従業員に怪しい者は居なかった
餃子の包装袋の薬物実験ではマイナス18度の温度下でメタミドホスの溶液は数種類の濃度にして行ったが袋の中に浸透する。
中毒は残留農薬に拠るものではなく外部の人間による事件で中国国内で起きた可能性は極めて小さい
との主旨であった。
記者の一人が「それでは日本での犯行か?」と聞いていたが「日本でと言っているわけではない」と一応は否定して見せたがこれでは「真相は藪の中」だよ。
前日警察庁の次長が訪中から帰国して「今後の捜査協力」とやらを確認して帰ってきたばかりであったから、(この会見を受けてだと思うが)警察庁長官が日本の高級官僚としてははっきりと中国を非難した。
会見は中国と海外のメディアに流れることを想定するなら「いきなりポーンと出てくる」などと情緒的な言葉を使わず「一月に亘る相互の捜査の積み上げを無視して」とか「昨日合意した共同捜査の主旨に反して」とか腹立たしさ(が有るなら)具体的に述べないと漢字にも英文にも成りにくい。
その意味では役者も演出も負けであった。
公安省刑事偵察局副局長となれば実務の最高責任者で上は局長で共産党員の幹部となる。爺が思うには政治的了解得ての会見であったと思う。
捜査の手続きから言えば「天洋食品」に」出入りした従業員とその関連55人?に上る調査資料を日本側が検証しなければ「怪しい奴が居たか居ないか」は判らない。又メタミドホスの溶液が袋の中に浸透したと言う実験結果のデーターを受け取りこれも検証しないと絶対信用できないもんね。
まあ中国にしてみればこれで「幕引き」を狙ったのであろう。
先方が資料を提供しなければ「犯行は中国内か日本か」は水掛け論か藪の中になってしまう。
さてこれで4月頃と言われる胡錦濤主席の訪日が「友好ムード」で行われるであろうか。外交の主題の「ガス田開発」の合意も成るように見えない。
中国野菜と中国産冷凍食品の輸入が減り、国内産野菜が値上がりしてきたとか。
あと一月もして中国側の日本向け冷凍食品業者がバタバタ倒産する様にならないと何かが見えて来ないかもしれない。
かの国を相手にするには粘り強く声大きく「毒入り餃子、毒入り餃子」と非難し続けなければ「泣き寝入り」させられてしまう。
今回は警察庁長官という政府の高官が「ほんの少し中国の発言に反論した」
これを契機に「まず中国の無理無体な行為に日本の見解を大きな声で世間(国際世論)に訴えましょう」
読売新聞:
中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国公安省幹部が中国国内で有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入した可能性を否定した発言について、警察庁の吉村博人長官は28日の定例記者会見で、「看過できない」「こういうことを予告もなくポーンと出してくるのはいかがか」と厳しい口調で反論した。
吉村長官は、<1>検出されたメタミドホスは不純物が多く、国内で流通していない<2>実験の結果、メタミドホスは袋の外側から内側には浸透しない<3>千葉と兵庫で中毒を起こしたギョーザが国内では別ルートで流通している--ことなどを挙げ、改めて「日本国内での混入の可能性は極めて低い」と強調。中国公安省刑事偵査局の余新民・副局長の28日の会見内容は「不可解な点が多い」と述べた。
特に余副局長が「実験の結果、メタミドホスは袋の外側から内側に浸透する」として日本側の鑑定結果と全く逆の見方を示した点については、「科学的データをもらいたい」と疑問をなげかけた。(引用終わり)
昨日夜「報道ステーション」を見ていましたら中国公安省刑事偵察局の幹部が「毒入りギョーザの中国での犯行を否定する」場面を流していました。
中国公安局による記者会見は海外メディアの記者が呼ばれ海外向けTV局で生放送がされたそうです。
聞き流しですから細かい点の差異はお許し願うとして:
天洋食品工場の従業員に怪しい者は居なかった
餃子の包装袋の薬物実験ではマイナス18度の温度下でメタミドホスの溶液は数種類の濃度にして行ったが袋の中に浸透する。
中毒は残留農薬に拠るものではなく外部の人間による事件で中国国内で起きた可能性は極めて小さい
との主旨であった。
記者の一人が「それでは日本での犯行か?」と聞いていたが「日本でと言っているわけではない」と一応は否定して見せたがこれでは「真相は藪の中」だよ。
前日警察庁の次長が訪中から帰国して「今後の捜査協力」とやらを確認して帰ってきたばかりであったから、(この会見を受けてだと思うが)警察庁長官が日本の高級官僚としてははっきりと中国を非難した。
会見は中国と海外のメディアに流れることを想定するなら「いきなりポーンと出てくる」などと情緒的な言葉を使わず「一月に亘る相互の捜査の積み上げを無視して」とか「昨日合意した共同捜査の主旨に反して」とか腹立たしさ(が有るなら)具体的に述べないと漢字にも英文にも成りにくい。
その意味では役者も演出も負けであった。
公安省刑事偵察局副局長となれば実務の最高責任者で上は局長で共産党員の幹部となる。爺が思うには政治的了解得ての会見であったと思う。
捜査の手続きから言えば「天洋食品」に」出入りした従業員とその関連55人?に上る調査資料を日本側が検証しなければ「怪しい奴が居たか居ないか」は判らない。又メタミドホスの溶液が袋の中に浸透したと言う実験結果のデーターを受け取りこれも検証しないと絶対信用できないもんね。
まあ中国にしてみればこれで「幕引き」を狙ったのであろう。
先方が資料を提供しなければ「犯行は中国内か日本か」は水掛け論か藪の中になってしまう。
さてこれで4月頃と言われる胡錦濤主席の訪日が「友好ムード」で行われるであろうか。外交の主題の「ガス田開発」の合意も成るように見えない。
中国野菜と中国産冷凍食品の輸入が減り、国内産野菜が値上がりしてきたとか。
あと一月もして中国側の日本向け冷凍食品業者がバタバタ倒産する様にならないと何かが見えて来ないかもしれない。
かの国を相手にするには粘り強く声大きく「毒入り餃子、毒入り餃子」と非難し続けなければ「泣き寝入り」させられてしまう。
今回は警察庁長官という政府の高官が「ほんの少し中国の発言に反論した」
これを契機に「まず中国の無理無体な行為に日本の見解を大きな声で世間(国際世論)に訴えましょう」
読売新聞:
中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国公安省幹部が中国国内で有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入した可能性を否定した発言について、警察庁の吉村博人長官は28日の定例記者会見で、「看過できない」「こういうことを予告もなくポーンと出してくるのはいかがか」と厳しい口調で反論した。
吉村長官は、<1>検出されたメタミドホスは不純物が多く、国内で流通していない<2>実験の結果、メタミドホスは袋の外側から内側には浸透しない<3>千葉と兵庫で中毒を起こしたギョーザが国内では別ルートで流通している--ことなどを挙げ、改めて「日本国内での混入の可能性は極めて低い」と強調。中国公安省刑事偵査局の余新民・副局長の28日の会見内容は「不可解な点が多い」と述べた。
特に余副局長が「実験の結果、メタミドホスは袋の外側から内側に浸透する」として日本側の鑑定結果と全く逆の見方を示した点については、「科学的データをもらいたい」と疑問をなげかけた。(引用終わり)