石井優勝、五輪柔道代表に 井上は敗退、引退へ(共同通信) - goo ニュース
昨日行われた柔道全日本選手権では、体重無差別で「日本一を競う戦い」がありました。
石井慧(さとし)さん(国士舘大 21歳)が鈴木桂治さん(平成管財)を破り優勝。同時に北京オリンピック100㌔超級の代表にも選ばれました。
NHK TV が四時から中継を始め準々決勝の4試合から見ることが出来ました。
最初の取り組みが「井上庚生対高井洋平」でした。
井上は時間切れ寸前に「内股」を狙いましたがすかされて技ありを取られその後押さえ込みに入られ「合わせ技1本」を取られ敗退してしまいました。
北京五輪の切符を手にするには緒戦から5回戦全てを一本勝ちするしかないだろうと言われていましたから望みは絶たれました。
試合後しばらくたたみの上で上向きに倒れたまま起き上がれませんでした。
その後の話では現役は引退、コーチとして身を立てるようです。
01年から3年連続の日本一の王者に終わりが来ました。ご苦労様でした。良いお弟子さんを育ててください。
さて順々決勝最後の組み合わせは「棟田対生田」でしたが棟田はリードされたものの「支え釣り込み足」で見事な一本を取りました。本当に絵に書いたような決まり技でした。
順決勝戦の「棟田対石井」でしたが棟田が余り攻めないので石井も技を出しにくかったのかも知れません。棟田は注意を取られ石井の優勢勝ち。
決勝戦は「鈴木対石井」となりました。
石井は序盤から大内狩りで有効を奪うと押さえ込み28秒まで鈴木を追い込み技ありとしました。この後は積極的に出ず警告を与えられましたが逃げ切り「優勢勝ち」
国際JUDOルールではこれでよいと思います。
爺としては日本柔道なのであざやかな一本が出る事を期待していたのでした。
まあお互い相手を知り尽くしている中での戦いですから無理な注文とは分かっていたのですが。
石井も優勝が決まったあと泣いていました。嬉しさよりも自分に不甲斐無さを感じていたようです。21歳の若さで金メダルを取って欲しいものです。
共同通信:
体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権は29日、北京五輪男子100キロ超級代表の最終選考会を兼ねて東京で行われ、3年連続で同じ顔合わせとなった決勝で石井慧4段が連覇を目指した五輪100キロ級代表の鈴木桂治5段に優勢勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たすとともに、五輪100キロ超級の代表に選出された。井上康生5段は準々決勝で敗退した。五輪出場の可能性を断たれ、関係者によると引退する意向という。(引用終わり)
写真:石井(スポニチ)
昨日行われた柔道全日本選手権では、体重無差別で「日本一を競う戦い」がありました。
石井慧(さとし)さん(国士舘大 21歳)が鈴木桂治さん(平成管財)を破り優勝。同時に北京オリンピック100㌔超級の代表にも選ばれました。
NHK TV が四時から中継を始め準々決勝の4試合から見ることが出来ました。
最初の取り組みが「井上庚生対高井洋平」でした。
井上は時間切れ寸前に「内股」を狙いましたがすかされて技ありを取られその後押さえ込みに入られ「合わせ技1本」を取られ敗退してしまいました。
北京五輪の切符を手にするには緒戦から5回戦全てを一本勝ちするしかないだろうと言われていましたから望みは絶たれました。
試合後しばらくたたみの上で上向きに倒れたまま起き上がれませんでした。
その後の話では現役は引退、コーチとして身を立てるようです。
01年から3年連続の日本一の王者に終わりが来ました。ご苦労様でした。良いお弟子さんを育ててください。
さて順々決勝最後の組み合わせは「棟田対生田」でしたが棟田はリードされたものの「支え釣り込み足」で見事な一本を取りました。本当に絵に書いたような決まり技でした。
順決勝戦の「棟田対石井」でしたが棟田が余り攻めないので石井も技を出しにくかったのかも知れません。棟田は注意を取られ石井の優勢勝ち。
決勝戦は「鈴木対石井」となりました。
石井は序盤から大内狩りで有効を奪うと押さえ込み28秒まで鈴木を追い込み技ありとしました。この後は積極的に出ず警告を与えられましたが逃げ切り「優勢勝ち」
国際JUDOルールではこれでよいと思います。
爺としては日本柔道なのであざやかな一本が出る事を期待していたのでした。
まあお互い相手を知り尽くしている中での戦いですから無理な注文とは分かっていたのですが。
石井も優勝が決まったあと泣いていました。嬉しさよりも自分に不甲斐無さを感じていたようです。21歳の若さで金メダルを取って欲しいものです。
共同通信:
体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権は29日、北京五輪男子100キロ超級代表の最終選考会を兼ねて東京で行われ、3年連続で同じ顔合わせとなった決勝で石井慧4段が連覇を目指した五輪100キロ級代表の鈴木桂治5段に優勢勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たすとともに、五輪100キロ超級の代表に選出された。井上康生5段は準々決勝で敗退した。五輪出場の可能性を断たれ、関係者によると引退する意向という。(引用終わり)
写真:石井(スポニチ)