王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

10日 中国、報復関税発動へ=米産品に最大15%

2025-02-10 08:00:46 | 中国関連
10日中国政府は「報復関税発動へ=米産品に最大15%」を発動するそうです。
【トランプ米政権による対中追加関税を巡り、中国政府は10日、対抗措置として米国産品の一部に最大15%の報復関税を発動する。強硬姿勢を示すことで米国との交渉加速を図り、追加関税の早期撤回に持ち込みたい考えだ。
 中国は4日、トランプ政権が中国からの輸入品に10%の追加関税を課したことを受け、10日から米国産の液化天然ガス(LNG)や石炭に15%、原油や農業機械に10%の関税を上乗せすると発表。一部鉱物の輸出規制を強化したほか、米国を世界貿易機関(WTO)に提訴した】と時事通信の報道です。
4日のトランプ大統領の「対中追加関税に対してWTOの提訴」とやや時間のかかりそうな手段を発表してました。
時事の記事の後半に:
『米金融大手ゴールドマン・サックスの試算によると、中国の報復関税の対象品目は総額140億ドル(約2兆円)と、米国側の5250億ドルの約3%にすぎない。第1次トランプ政権に対しては当初、米国側と同規模の報復関税を課しており、今回は総じて「抑制的」(専門家)とみられている。
 背景にあるのは、不動産不況に伴う中国経済の長期低迷だ。貿易戦争に発展した場合、経済へのさらなる打撃は必至。共産党関係者は「今の最優先課題は景気の早期回復だ」と打ち明ける』と追記されていました。
まず「中国とロシアのカップリング(結びつき)を割る」とのトランプ大統領の狙いは中国に関しては練ら通りになるかも知れません。

時事通信:
【北京時事】トランプ米政権による対中追加関税を巡り、中国政府は10日、対抗措置として米国産品の一部に最大15%の報復関税を発動する。強硬姿勢を示すことで米国との交渉加速を図り、追加関税の早期撤回に持ち込みたい考えだ。
 中国は4日、トランプ政権が中国からの輸入品に10%の追加関税を課したことを受け、10日から米国産の液化天然ガス(LNG)や石炭に15%、原油や農業機械に10%の関税を上乗せすると発表。一部鉱物の輸出規制を強化したほか、米国を世界貿易機関(WTO)に提訴した。
 一方、中国国営中央テレビは4日、追加関税を批判しつつも、「貿易戦争や関税戦争に真の勝者がいないことは歴史が証明している」と伝え、貿易戦争の回避に期待を示した。
米金融大手ゴールドマン・サックスの試算によると、中国の報復関税の対象品目は総額140億ドル(約2兆円)と、米国側の5250億ドルの約3%にすぎない。第1次トランプ政権に対しては当初、米国側と同規模の報復関税を課しており、今回は総じて「抑制的」(専門家)とみられている。
 背景にあるのは、不動産不況に伴う中国経済の長期低迷だ。貿易戦争に発展した場合、経済へのさらなる打撃は必至。共産党関係者は「今の最優先課題は景気の早期回復だ」と打ち明ける。北京駐在の欧米メディア幹部は「景気を冷え込ませ、ひいては党の統治を危うくしかねない米国との全面対決には、党内で慎重論が強いようだ」との見方を示した
(引用終わり)
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28日 空母だろ!? 中国海軍の新たな巨艦「四川」誕生 カタパルト装備で艦載機モリモリ!

2024-12-29 07:02:15 | 中国関連
西の大国、中国の建艦の勢いが止まらないようです。
「不動産バブルの崩壊、清零政策(コロナ封城)の失敗で経済成長は実質0%」の様ですが、海軍の拡張が止まりません。
【中国人民解放軍海軍(中国海軍)向けに建造が進められてきた新型強襲揚陸艦「四川」が2024年12月27日、上海にある造船所で進水しました。
「四川」は、076型と呼ばれる中国海軍の新型強襲揚陸艦の1番艦で、排水量は4万トン以上、艦橋構造物が前後に分かれた「ツイン・アイランド」方式が採用されています。さらに、飛行甲板には電磁カタパルトおよび着艦拘束装置(アレスティングワイヤ)が装備されており、固定翼型の無人航空機(UAV)を運用する能力を有しています】と乗り物ニュースが報じています。

上空から(ネットから)

【2021年以来、中国海軍は強襲揚陸艦の配備を進めており、現在は3隻(075型)が運用されています。これに076型が加わることで、台湾有事の際の着上陸能力向上に加え、外洋での活動範囲拡大や在外自国民救出など、多様な任務を実施するための能力が向上することになります】
つまり4隻目の大型にして新型の上陸強襲艦としての一番艦です。いつまで海軍拡張が続きますかね? 

写真:2024年12月27日、進水した中国の新たな強襲揚陸艦「四川」(画像:中国船舶工業集団公司)

乗り物ニュース:
電磁カタパルトも搭載
 中国人民解放軍海軍(中国海軍)向けに建造が進められてきた新型強襲揚陸艦「四川」が2024年12月27日、上海にある造船所で進水しました。
「四川」は、076型と呼ばれる中国海軍の新型強襲揚陸艦の1番艦で、排水量は4万トン以上、艦橋構造物が前後に分かれた「ツイン・アイランド」方式が採用されています。さらに、飛行甲板には電磁カタパルトおよび着艦拘束装置(アレスティングワイヤ)が装備されており、固定翼型の無人航空機(UAV)を運用する能力を有しています。
 2021年以来、中国海軍は強襲揚陸艦の配備を進めており、現在は3隻(075型)が運用されています。これに076型が加わることで、台湾有事の際の着上陸能力向上に加え、外洋での活動範囲拡大や在外自国民救出など、多様な任務を実施するための能力が向上することになります。
(引用終わり)
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25日 日中外相会談、与那国島南方の日本のEEZに新たなブイ見つかり抗議…来年早期に王氏来日

2024-12-26 06:30:18 | 中国関連
表題は「25日岩屋外相は北京で李強首相と王毅(ワンイー) 外相(共産党政治局員)と会談した」事を報じてます。
【岩屋氏は会談で、尖閣諸島などの東シナ海情勢や、中国軍の活動の活発化、中国による一方的な資源開発などを巡り、深刻な懸念を伝えた。日本産水産物の輸入規制の早期撤廃や、在留邦人の安全確保の協力も求めた。
 両氏は、日中双方の国益を追求する「戦略的互恵関係」の推進で一致したほか、来年早期に王氏が来日し、「日中ハイレベル経済対話」を開催することで一致した】と朝日は報じています。
又この記事では、『会談後「沖縄県の与那国島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内に新たに中国が設置したとみられるブイが見つかり、「日中関係にマイナスでしかない」と王氏に抗議した』と報道の冒頭に来ています。
「王毅外相来日までには”何が狙いで日本に接近”するのか目的が判ってきそうです」

写真:中国の李強首相(右)と握手する岩屋外相(25日、北京で)=代表撮影© 読売新聞 

読売新聞:
【北京=上村健太】岩屋外相は25日、北京で中国の 王毅(ワンイー) 外相(共産党政治局員)と会談した。岩屋氏は、沖縄県の与那国島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内に新たに中国が設置したとみられるブイが見つかり、「日中関係にマイナスでしかない」と王氏に抗議した。岩屋氏が会談後、記者団に明らかにした。
 岩屋氏は会談の冒頭、「日中両国が有する可能性を具体化していくことが大事だ。日中関係が発展して良かったと思える関係を構築していきたい」と呼びかけた。王氏は「中日関係が安定すれば、アジアがさらに安定する」と述べた。
 岩屋氏は会談で、尖閣諸島などの東シナ海情勢や、中国軍の活動の活発化、中国による一方的な資源開発などを巡り、深刻な懸念を伝えた。日本産水産物の輸入規制の早期撤廃や、在留邦人の安全確保の協力も求めた。
 両氏は、日中双方の国益を追求する「戦略的互恵関係」の推進で一致したほか、来年早期に王氏が来日し、「日中ハイレベル経済対話」を開催することで一致した。
(引用終わり)


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3日 国境離島を守れ! 最大級の海保巡視船がデビュー 搭載ヘリも複数OK 就役はいつ?

2024-12-04 06:51:52 | 中国関連
表題を単純に考えれば先般のここをクリック⇒「海自・陸自共同運航の輸送艦の建造」と同じく
「就役後は尖閣諸島における海上警備のほか」と用途は中国海軍に対する警戒配備だと察しは尽きます。
【「かんばい」は海上保安庁が運用している、しゅんこう型巡視船の4番船で、全長約140m、全幅約16.5m、総トン数は約6000トンと海上保安庁最大級の巡視船になります。
 速力は25ノット(約46km/h)以上、主要装備として遠隔放水銃や停船命令等表示装置、40mm単装機銃や20mm多銃身機銃などを搭載するほか、「スーパーピューマ225」型クラスの中型ヘリコプターを2機運用できる格納庫や飛行甲板などを備えているのが特徴です】と乗り物ニュースの報です。
輸送艦の能力を8倍に。海保の巡視艇の4番艦の浸水をって続けに効くと「中国共産党の戦狼外交に対応して」なのはやむを得ないと思われますが、「三度の食事もままならぬ母子家庭や年金3~4万円・月の老人」の実態を見ると「軍艦に掛ける金の使い道が別に有りそうにも思え」微妙な気持ちです。
「戦争回避 即勝利」「有効平和 即繁栄」の知恵を絞らないといけませんね!!

写真:2024年12月3日、三菱重工下関造船所 江浦工場で進水した「かんばい」(深水千翔撮影) 

乗り物ニュース:
 船名の由来は、冬の季語「寒梅(かんばい)」で、「雪に耐えて梅花麗し」という言葉のとおり、国民の笑顔のために苦難や試練にじっと耐え、乗り越えていくとの思いが込められているそうです。
「かんばい」は海上保安庁が運用している、しゅんこう型巡視船の4番船で、全長約140m、全幅約16.5m、総トン数は約6000トンと海上保安庁最大級の巡視船になります。
 速力は25ノット(約46km/h)以上、主要装備として遠隔放水銃や停船命令等表示装置、40mm単装機銃や20mm多銃身機銃などを搭載するほか、「スーパーピューマ225」型クラスの中型ヘリコプターを2機運用できる格納庫や飛行甲板などを備えているのが特徴です。
 同船は今後、船体・機関・電気・武器などの艤装工事を実施したのち、2026年度中に竣工し、海上保安庁へ引き渡される予定で、就役後は尖閣諸島における海上警備のほか、海上犯罪の取り締まり、海難救助などといった海上保安業務に従事する予定です。
(引用終わり)

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27日 新型輸送艦「ようこう」進水。南西諸島防衛に向けた、自衛隊の海上輸送能力強化の取り組みとは

2024-12-01 08:39:54 | 中国関連
ざっと1ヶ月ほど前に海自・陸自が共同で運用する記事を読んだばかりで、ここをクリック⇒「何で又報じるのか?」と思って記事をよくよく読むと「にほんばれ」でなく「ようこう」が27日に進水式を行ったとの報です。
【輸送艦部隊新設に向けた進水式 11月27日、輸送艦「ようこう」が進水式を迎えた。この艦は、海上自衛隊ではなく、陸海共同部隊として、今年度末に新編される輸送艦部隊「自衛隊海上輸送群(仮称)」で運用される艦艇となる。先月10月29日には、同じく海上輸送群に配備される輸送艦「にほんばれ」が進水式を行ない、11月3日の記事[https://motor-fan.jp/mf/article/274229/]で紹介した。海上輸送群では、2027年度までに各種輸送艦艇10隻体制を目指している。 「ようこう」の画像はこちらから 先月進水した「にほんばれ」が、基準排水量2400トン・全長80mであったのに対して、今回進水した「ようこう」はひと回り大きく、基準排水量3500トン・全長120mとなっている。物資の陸揚方法も異なる。「にほんばれ」は艦首が大きく左右に開き、そこから伸ばした歩板(ランプウェイ)を通して、陸揚げを行う。対して「ようこう」は、船体右側の2カ所に跳ね上げ式のランプウェイ(サイドランプ)を持ち、これを岸壁に下ろして陸揚げする】とMotor-Fanの記事です。
記事の後半は「南西諸島を防衛するためには、海上輸送力は「屋台骨」とも言えるもの」と「にほんばれ」進水式の内容と重なるので省きました。
この「ようこう」は先の「にほんばれ」より一回り大きく「物資の陸揚げ」も右舷2か所の”は値上げ式ランプウェイを持ち行うと紹介されています。
進水式後の「ようこう」

現在、防衛省・自衛隊はPFI(民間資金活用)事業として2隻の大型フェリーをチャーターし、部隊の輸送等に用いている。このPFI事業によるチャーター船を大きく増強する方針が、令和7年度概算要求で示された。なんと、一気に6隻増やし、8隻体制とするものだ。計画では2027年度より運用開始となるそうで、いきなり西野大国との戦争に備える前に、民間人の脱出には役立ちそうです。

写真:若宮防衛大臣補佐官が支え綱を切断し、「ようこう」は進水した。艦首右側に跳ね上げ式のランプウェイ(サイドランプ)が確認できる。ランプウェイは、艦の後部にも設けられている(写真/菊池雅之) 

Motor-Fan:
どんなに優れた戦車や部隊であっても、戦場に送り届けなければ意味はなく、食料や弾薬を補給し続けなければ戦うことができない。東西1000kmに広がる南西諸島を防衛するためには、海上輸送力は「屋台骨」とも言えるものだ。防衛省・自衛隊は、輸送艦部隊の新設に加え、さまざまな動きを見せている。 TEXT:綾部剛之(AYABE Takayuki) 輸送艦部隊新設に向けた進水式 11月27日、輸送艦「ようこう」が進水式を迎えた。この艦は、海上自衛隊ではなく、陸海共同部隊として、今年度末に新編される輸送艦部隊「自衛隊海上輸送群(仮称)」で運用される艦艇となる。先月10月29日には、同じく海上輸送群に配備される輸送艦「にほんばれ」が進水式を行ない、11月3日の記事[https://motor-fan.jp/mf/article/274229/]で紹介した。海上輸送群では、2027年度までに各種輸送艦艇10隻体制を目指している。 「ようこう」の画像はこちらから 先月進水した「にほんばれ」が、基準排水量2400トン・全長80mであったのに対して、今回進水した「ようこう」はひと回り大きく、基準排水量3500トン・全長120mとなっている。物資の陸揚方法も異なる。「にほんばれ」は艦首が大きく左右に開き、そこから伸ばした歩板(ランプウェイ)を通して、陸揚げを行う。対して「ようこう」は、船体右側の2カ所に跳ね上げ式のランプウェイ(サイドランプ)を持ち、これを岸壁に下ろして陸揚げする。 カーフェリーなどで見られるRO-RO(Roll On/Roll Off)方式であり、車両が自走で乗降できる。また、フォークリフトなどを乗り入れることができるので、クレーンのない港湾でも物資の搬入出作業が用意となる。「ようこう」(そして「にほんばれ」)も、南西諸島の離島への部隊・物資輸送を目的としているため、規模の小さな港での運用が考慮されているわけだ。 民間チャーター船を一気に4倍に! さて、海上輸送力の強化という点では、海上輸送群の新編のほかにも、いくつかの取り組みが見られる。現在、防衛省・自衛隊はPFI(民間資金活用)事業として2隻の大型フェリーをチャーターし、部隊の輸送等に用いている。このPFI事業によるチャーター船を大きく増強する方針が、令和7年度概算要求で示された。なんと、一気に6隻増やし、8隻体制とするものだ。計画では2027年度より運用開始となる。 また、海上自衛隊は輸送艦の増勢こそしないものの、2028年度の就役を予定している「新型補給艦」(14500トン級補給艦)に、サイドランプを追加し、車両搭載能力を持たせる。「補給艦」とは、護衛艦への燃料・物資の補給を担う艦なのだが、これにより同艦は「輸送艦」的な能力も併せ持つことになるだろう。 防衛省資料に掲載された「新型補給艦」のイメージCG。従来の補給艦とはまったく異なる艦容で、さらにランプウェイが追加される。この艦は貨物装置の自動化などによる省人化が図られており、ランプウェイ追加にはフォークリフトなど作業車両乗り入れによる物資積み込みの迅速化・効率化という、補給艦本来の目的もあると思われる。 
(引用終わり)

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