王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

31日 台湾当局、汚職捜査で柯文哲氏を逮捕 第3党党首

2024-09-01 07:14:33 | 台湾関連
昨日31日 「台湾検察は台北の大規模不動産開発をめぐる汚職捜査に関連し、第3党である台湾民衆党の柯文哲党首を逮捕した」と報じられました。
【台北の大規模不動産開発をめぐる汚職捜査に関連し、第3党である台湾民衆党の柯文哲党首を逮捕した】と有ります。
台湾メディアは、2028年の次期総統選挙で柯氏が再び立候補すると予想している。しかし世論調査では、スキャンダルを受けて柯氏と民衆党への支持率は低下していると報じ、他紙でも若者の支持が急速に衰えていると報じています。
台湾独立志向派民進党と本土協調派の国民党と2派になると習近平政権はどう出るでしょうかね?

写真:第3党である台湾民衆党の柯文哲党首

Newsweek:
[台北 31日 ロイター] - 台湾検察は31日、台北の大規模不動産開発をめぐる汚職捜査に関連し、第3党である台湾民衆党の柯文哲党首を逮捕した。
柯氏は2014年から22年まで台北市長を務め、1月の総統選で3位となった。民衆党によると、捜査官らが30日に柯氏の自宅と政党事務所を家宅捜索し、柯氏を何時間も聴取した後に逮捕した。
柯氏は、市長時代の不動産プロジェクトの認可を巡る事件での不正行為を否定し、30日に記者団に対し「問題はないと承知している」と述べていた。
民衆党は31日の声明で「裁判所に対し、逮捕手続きの合法性を慎重に審査し、柯氏を公正に扱うことを求める」と述べた。
柯氏と同党は総統選の選挙資金が誤って申告されていたことも認めている。柯氏は今週、この事件の捜査が進む間、一時的に党首を辞任すると述べ、党支持者に謝罪した。
台湾メディアは、2028年の次期総統選挙で柯氏が再び立候補すると予想している。しかし世論調査では、スキャンダルを受けて柯氏と民衆党への支持率は低下している。
台湾議会113議席のうち民衆党は8議席しかないが、与党の民主進歩党も最大野党の国民党も過半数を占めていないため、民衆党は重要な位置を占めている。
民衆党と国民党は今年、協力して議会の監視権限を強化する改革を推進し、抗議行動を引き起こした。頼清徳総統率いる民進党は反対しているが、この改革は台湾の憲法裁判所で審査されている。
(引用終わり)
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20日 台湾の新総統、「戦争の恐怖からの解放」は中国次第-頼政権発足

2024-05-21 07:03:10 | 台湾関連
昨日20日台湾総統の就任式が行われました。
この事実は報道各紙が伝えていますが、就任式、中国の態度、コピペ可能新旧総統の写真の三拍子が揃った記事がこの外紙のブルームバーグでした。
写真には前総統で2期8年を務めた蔡英文氏、新総統頼清徳氏、そして副総統の蕭美琴氏が並んで手を振る映像が「台湾が中国の一部であるという中国の主張を拒否し、、そのほうしんを今後も続ける」との意思表示に違いありません。
北京では「中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、台湾は不可分の中国領土だと主張」し、東京では在日中国大使呉江浩 は「
中国の分裂企てれば、日本の民衆は火の中に」と下品な恫喝をしました。
頼氏は就任式で「中国に対し、言葉や軍事による台湾への威嚇をやめ、台湾と共に台湾海峡と地域の平和と安定を維持する最大限の取り組みを行い、世界に対する責任を果たすよう求める」と演説。「世界が戦争の恐怖から解放」されるかどうかは、中国政府次第だと指摘した」。
台湾国内にも「対中独立姿勢の政権に反対し民生改善を要求するグループも居る」様ですが、今後の内政の仕上がり次第で落ち着くか中国に利用されるかせめぎ合いでしょうかね!
米国を柱に対中包囲網の一員を構成する日本として「頼政権に頑張って欲しい」と願います。

写真:台湾総統就任の式典に臨む(左から)、頼清徳氏、副総統の蕭美琴氏(20日、台北で)

ブルームバーグ:
(ブルームバーグ): 台湾総統に20日就任した頼清徳氏は、民主主義の台湾に対する威嚇をやめるよう中国に求めた。頼氏は台北の総統府での就任宣誓式に臨み、就任演説を行った。3期連続の民主進歩党(民進党)政権が発足した。
  頼氏は「中国に対し、言葉や軍事による台湾への威嚇をやめ、台湾と共に台湾海峡と地域の平和と安定を維持する最大限の取り組みを行い、世界に対する責任を果たすよう求める」と演説。「世界が戦争の恐怖から解放」されるかどうかは、中国政府次第だと指摘した。
頼政権が中国に対しどのような政策で臨むのかを、中国と米国は注視している。2016年に政権に就いた蔡前総統は、台湾が中国の一部であるという中国の主張を拒否し、中国政府は台湾との直接的な意思疎通を取りやめた。
  中台関係は今後も冷え込む可能性が高い。中国はかつて頼氏を「戦争の扇動者」と呼び、必要なら台湾との統一に向け武力行使も辞さないと表明した。
  頼氏は演説で、半導体や人工知能(AI)、軍事、監視技術、通信産業の発展を目指すと述べ、経済政策の概要の説明。また、賃金を引き上げ、歓迎される投資環境を維持するとも約束した。
     中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、台湾は不可分の中国領土だと主張した。台湾は必ず中国と「統一」されると述べ、台湾の政治がどう変わろうとも、台湾と本土は「一つの中国」であるという事実と歴史を変えることはできないとの認識を示した。
(引用終わり)
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13日 台湾総統選、民進党の頼清徳副総統が初当選…勝利宣言で「中台関係の現状を維持する」

2024-01-14 07:33:59 | 台湾関連
昨日13日台湾総統選挙が行われ即日投開票で夜9時前にはスマホに与党・民進党の頼清徳(ライチンドォー)氏(64)の当選が載りました。
中国の昨年来からの野党候補の一本化が失敗に終わった事、「カナダ留学中の香港の民主派周庭さんに対する12月29日の香港警察による逮捕表明」により習近平国家主席の唱える一国二制度がこの程度なのが明らかになりました。加えて選挙直前9日午後には対話案の南部をかすめてロケットを発射。台湾のスマホに緊急事態警報が出る騒ぎをわざわざ起こしています。
それでも与党の圧勝とは言い難かった様で、与党の得票率は野党2候補の得票率より低く、同日に行われた立法委員(国会議員、定数113)選は、国民党52議席、民進党51議席、民衆党8議席、無所属2議席となった。立法院では民進党は過半数を割り込みねじれ国会になっています。
戦争は嫌だけど、中国との摩擦も困るとの民心の表れでしょうか?!
ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのパレスチナ人虐殺を背景に難しい舵取りが頼政権に求められます。
日本に取っては、従来の延長でホッとしたところでしょうか?

写真:当選確実となり笑顔の頼清徳氏(左)と副総統候補の蕭美琴氏(13日、台北で)=大原一郎撮影© 読売新聞 

読売新聞:
【台北=園田将嗣、田村美穂台湾総統選は13日、投開票が行われ、与党・民進党の頼清徳(ライチンドォー)】(64)が、最大野党・国民党の侯友宜(ホウヨウイー)新北市長(66)、台湾民衆党の柯文哲(クォーウェンジョオー)前台北市長(64)を破り、初当選した。有権者は頼氏が掲げる中台関係の「現状維持」を選んだ。中台統一を掲げる中国が反発し、台湾海峡を挟み緊張が高まる可能性がある。
 頼氏は13日夜、勝利宣言し、「台湾海峡の平和と安定を守るのが使命だ。(中台関係の)現状を維持する」と語った。
台湾の中央選挙委員会(選管)によると、頼氏の得票数は558万6019票で 、侯氏の467万1021票、柯氏の369万466票を上回った。有権者数は約1950万人で、投票率は71・86%だった。頼氏は5月20日に総統に就任する。総統の任期は4年で、2期まで可能だ。
1996年に総統選の直接選挙が導入されて以来、同一政党が3期(1期4年)連続で政権を担うのは初めて。台湾の独自性を強調する民進党政権の継続は、中台は別だと考える「台湾人意識」の定着を示した。
 頼氏は自身を「実務的な台湾独立工作者」と称したことがある。選挙戦では「独立」色を封印し、蔡英文(ツァイインウェン)政権が進めた中国との統一でも独立でもない「現状維持」路線の継承方針を示したことで、有権者の不安感を和らげた。
 頼氏は今後、中国との対話の糸口も模索する考えだが、対立局面の打開は難航しそうだ。中国政府の台湾政策担当部門は13日夜、開票結果を受け、「民進党は決して主流の民意を代表できない」とする談話を発表した。「今回の選挙が両岸(中台)関係の基本的枠組みを変えることはできず、祖国統一の大勢を妨げることはできない」と主張した。
 中国側は今後、台湾周辺での軍事演習を頻繁に行うなど圧力を高める可能性がある。頼氏は、米国との安全保障分野などでの関係強化をさらに進め、日本や欧州とも連携を深めて中国に対抗していく方針だ。
 一方、侯氏は対中融和姿勢を掲げたが、中間層の支持が広がりを欠いた。柯氏は昨秋、侯氏側との総統候補の一本化協議が決裂後、失速したとみられていたが、予想外に健闘した。
 選管によると、13日に行われた立法委員(国会議員、定数113)選は、国民党52議席、民進党51議席、民衆党8議席、無所属2議席となった。立法院では民進党は過半数を割り込み、第1党も国民党に譲り渡した。
台湾総統選確定票
頼清徳氏 5,586,019
(40.05%)
侯友宜氏 4,671,021
(33.49%)
柯文哲氏 3,690,466
(26.46%)
(台湾・中央選挙委員会確定。カッコ内は得票率)
 頼清徳氏 1959年10月、台北県(現・新北市)生まれ。台湾大学卒、米ハーバード大大学院で修士号を取得。内科医として勤務後、憲法改正機関「国民大会」(廃止)の国民代表、立法委員(国会議員)、台南市長、行政院長(首相)を歴任し、2020年から副総統。昨年1月から民進党主席。
(引用終わり)
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14日 日経平均 6日続伸、米インフレ懸念和らぐ ファストリ上昇も寄与

2023-04-14 09:24:46 | 台湾関連
[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比336円50銭高の2万8493円47銭と、6日続伸して取引を終えた。
今日の日経平均は336円高と大きく値を上げて引けました。前日のNY株の値上がりを材料の一つにしています。米がインフレが収まるほど金利を上げた事が0,25%上げを最後に止むとしても、この1年の急激な金利上げは各所に効いていると素人には見えます。それほど楽観できることなのですかね?
しばらく冷めた目で見守りたいと思います。

ロイター:
[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比336円50銭高の2万8493円47銭と、6日続伸して取引を終えた。
米国でインフレの鈍化傾向から早期利上げ停止への思惑が強まり株価が上昇した流れを引き継いだ。前日に好決算を発表したファーストリテイリングが大幅高となったことも、指数を押し上げた。ただ、週末を控えている上、その他の手掛かりが乏しく、買い一巡後はもみ合いとなった。
日経平均は164円高と堅調にスタートし、ファーストリテの上昇に押し上げられ一時前営業日比350円超高の2万8515円51銭と3月10日以来の高水準まで上昇した。
しかし、買いが一服した後は小幅な値動きが継続。日経平均は6連騰しており「来週あたりには過熱感に警戒しなければいけないのではないか」(国内証券・ストラテジスト)との声も出ていた。
(以下省略)

ここからは前引け:
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比276円14銭(0.98%)高の2万8433円11銭だった。 
午前の日経平均は276円高で引けました。前日のNY株がダウ平均・ナスダック総合共はっきり値を上げたのに加え、前日に「今期業績見通しを上方修正したファストリが大幅高」で平均を押し上げたと有ります。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比276円14銭(0.98%)高の2万8433円11銭だった。 前日に今期業績見通しを上方修正したファストリが大幅高となり、日経平均を押し上げた。前日の米株式相場の上昇も投資家心理を支えた。上げ幅は300円を超える場面があった。 
〈引用終わり)

ここからは寄り付き
[東京 14日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比164円57銭高の2万8321円54銭と、続伸してスタートした。
今朝の日経平均は164円高で寄り付きました。寄り付き一巡後は290円高ほどで揉み合っています。今朝早朝閉まったNY株がづへいきん・ナスダック総合とも大きく値を上げましたからその流れに乗って買いが優勢とコメントされています。
引き続き前場を追ってみます。

ロイター:
 [東京 14日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比164円57銭高の2万8321円54銭と、続伸してスタートした。
その後も上げ幅を拡大し、250円超高で推移している。前日の米国市場はインフレ懸念が後退したことで株高となっており、東京市場でも買いが優勢となっている。
個別では、前日に決算を発表したファーストリテイリングが7.5%高と急伸。指数寄与度の大きい東京エレクトロンや主力のトヨタ自動車は小安い。三菱UFJフィナンシャル・グループは小じっかり。
〈引用終わり)

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13日 日経平均 大引け 5日続伸 74円高 グロース株の一角が相場押し上げ

2023-04-13 09:23:52 | 台湾関連
13日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸し、前日比74円27銭(0.26%)高の2万8156円97銭で終えた。 
今日の日経平均は74円高で引けました。前日のFOMCの議事要録の読み方を「NYの投資家は悲観材料と扱い、東京の投資家は楽観材料と読んだのでしょうか? どちらが正しいかはもう少し時間が必要でしょうね?!

日経新聞:
13日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸し、前日比74円27銭(0.26%)高の2万8156円97銭で終えた。前日発表の米物価指標がインフレの鈍化を示したと受け止められ、米利上げの長期化観測が後退した。東京市場では値がさのグロース(成長)株の中でも、景気動向に左右されにくいクオリティー(優良)株が買われて相場を押し上げた。米景気の下振れ懸念が強まったことが重荷で、朝方は下落して始まった。下げ幅は100円を超える場面があったが、徐々に下げ渋り、上昇に転じた。 
(以下省略)

ここからは前引け
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、午前の終値は前日比25円97銭(0.09%)高の2万8108円67銭だった。
午前の日経平均は25円高で引けました。
前日のNY株の下落を反映し朝方は売りが先行したが、売り一巡後は値がさの成長株の一角が買われ下げ渋り、上昇に転じたとコメントされています。
引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、午前の終値は前日比25円97銭(0.09%)高の2万8108円67銭だった。 米景気の先行き懸念が強まり、朝方は幅広い銘柄で売りが先行した。下げ幅を100円超まで広げる場面もあったが、売り一巡後は値がさのグロース(成長)株の一角が買われて下げ渋り、上昇に転じた。 
(以下省略)


ここからは寄り付き
[東京 13日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比130円12銭安の2万7952円58銭と、反落してスタートした。 
今朝の日経平均は130円安で寄り付きました。昨日は前場の値上がりと後場の値下がりの幅が500円もある荒れた相場でした。寄り付き一巡後は50円安程で揉み合っています。引き続き前場を追ってみます。

ロイター:
[東京 13日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比130円12銭安の2万7952円58銭と、反落してスタートした。
前日までに4営業日連続で上昇したことで利益確定の売りが出やすい上、前日の米株安も重しとなり、指数寄与度の大きい半導体株や金融株の下げが目立っている。ただ、下げ幅を拡大する動きにはなっておらず底堅さもみられる。
個別では、東京エレクトロンが1.8%安、ファーストリテイリングが0.7%安と軟調な一方、ソフトバンクグループは1.2%高でしっかり。
主力のトヨタ自動車は1%安で推移、三菱UFJフィナンシャル・グループも1%安と売られている。
(引用終わり)
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