王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「息子に渡す」と3000万円用意したら…「トイレ貸して」と訪問した男に持ち去られる

2021-11-30 10:33:15 | 社会
横浜市の南区での特殊型詐欺の話です。
戦前からそしてサラリーマンになって実家を出るまで南区の弘明寺商店街のそばで育ちましたから、南区の話になると興味をひきます。
この話は神奈川県警の建物が映ってますから、記者が被害者かその周辺に行って事情を聞いた訳でなく、警察発表を記事にしたのでしょう!
お年よりを息子と名乗り「会社の金を無くした」として「代わりの人間を受け取りにやる」までは芸の無いやり方ですが、いまだにこんな簡単な話に引っかかり「3000万円も短期間で用意できるお年寄りがいる」のに驚きました。
そしてこのご婦人は一度目は「息子に渡す」と言って断りましたが「一時間後に同じ男がトイレを借りに訪れ」「女性宅に上がり込み、紙袋に入れた現金を持ち去った」とあります。知らぬ間に持ち去られたのですかね? 事後強盗? とすれば罪はぐんと重くなります。とにかく90歳代の女性が3000万円を用意できた事に驚いています。

写真:神奈川県警の建物

読売新聞オンライン:
神奈川県警南署は29日、横浜市南区の90歳代女性が息子の危機をでっちあげたウソの電話を受けた後、現金3000万円を盗まれる「詐欺盗事件」の被害に遭ったと発表した。
 発表では22日午前、女性宅に息子を装った男から「会社の金を使い込んでしまった。3000万円貸してほしい」などと電話があり、昼頃に「会社の税理士の息子」をかたる男が現れた。女性は「息子に渡す」と断ったが、約1時間後、男が「トイレを貸してほしい」と再訪。女性宅に上がり込み、紙袋に入れて廊下に置いてあった現金を持ち去ったという。
 南署幹部によると、女性は耳が聞こえづらく、電話の男を息子と思い込んでいたという。後日、本当の息子からの電話で被害に気づき、息子が110番した。
(引用終わり)





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「人事はちゃんこ屋で決まっている」脱税容疑で逮捕の日大理事長、田中英寿容疑者の権力と「集金マシン」

2021-11-30 09:28:22 | 社会
昨日29日の午後10時前の配信です。
これまでの経過が良く整理されているので使いましたが、昨日東京地検特捜部は、所得税法違反容疑で日大理事長の田中英寿ひでとし容疑者(74)を日大の田中理事長(74)が逮捕された容疑は所得税約5300万円を脱税したとの所得税法違反容疑でした。国内最大規模の私立大で、学校運営トップが逮捕される異例の事態に発展した。 
学生時代はアマ相撲界の大鵬と言われたそうです〈ネットより)

5300万円の脱税容疑は東京地検が全体の構図を確かめるために便宜的に打った手かもしれません。それは兎も角、日大のガバナンス(企業統治)のあり方は、学校関係者全員で検討し直さないといけない問題でしょう。
7万数千人と言われる現役学生の為にも経営一新の良い機会でしょうね!
田中理事長の周りに、ここをクリック⇒元理事の井ノ口忠男被告(64)=背任罪で起訴を始め、腹心の部下を使い、妻の経営する「ちゃんこ料理屋」を経営会議代わりに使い、金品の流用を図ったようです。アメフト部の危険なタックル事件にも井ノ口元理事長は関係していました。
江戸時代の悪い家老と出入りの商人のやり取り風に見えましたが、悪い家老どころでなく藩主が主役となるとお家改易が妥当ですが、さてそこは難しい所かもしれません。冷たい目をして日大のガバナンス回復を見守っています。

写真:良く使われた有名な写真です

東京新聞:
約7万3000人の学生を擁する国内最大のマンモス私大、日本大学(東京都千代田区)の不正資金を巡る事件は29日、大学運営最高責任者の刑事責任追及に発展した。理事長として長年君臨した田中英寿容疑者(74)。業者との癒着など疑惑が絶えなかった。(奥村圭吾、三宅千智) 
 5期13年という異例の長期政権を敷いた田中容疑者。日大相撲部時代は学生横綱にも輝き、卒業と同時に職員として就職。体育会人脈を生かし、学内で地位を着実に築いていった。権力の源泉は「人事」だ。
 運動部を統括する保健体育事務局長、約120万人の卒業生を束ねる「校友会」会長などを務め、2008年に経営トップの理事長に就任。「当初は『おまえたちがそう言うなら』と、周りにも耳を傾ける人だった。そのうち異論を述べる人を排除するようになった」。元理事の1人は振り返る。
 国が主導した大学のトップダウン化の流れに乗じて13年、組織改編で理事長は教学トップの学長より上の位置付けに。権限を集中させた田中容疑者は「人事権を駆使して独裁体制をつくっていった」と元教授は振り返る。
◆ちゃんこ料理店に幹部ら日参
 自宅のある東京都杉並区のビルで、妻が経営するちゃんこ料理店には、大学幹部や業者が日参。元理事の井ノ口忠男被告(64)=背任罪で起訴=も常連で、妻に取り入り、経営中枢に食い込んでいったとされる。
 「日大の人事はちゃんこ屋で決まっている。理事長が理事を選ぶので、理事は誰も逆らえない」とある職員。別の日大関係者は「職員の人事を細かく見ておきたい人。皆が顔色をうかがっていた」と明かす。
◆悪質タックル問題では「われ関せず」
 18年のアメリカンフットボール部の悪質タックル問題では、ともにアメフト部出身で、当時常務理事で監督だった内田正人氏や、井ノ口被告ら「側近」の関与が浮上したが、田中容疑者が公の場に出ることはなく「『われ関せず』の態度を取り続けた」(第三者委員会の報告書)。
 今回の背任事件で9月、自宅が家宅捜索を受けた後も、大学付属病院に夫妻で入院して身を隠した上で、理事会にはいつもどおり出席し、事件への関与を否定していたとされる。
◆検察幹部「事業部を集金マシンのように」
 日大付属病院の契約を巡る背任事件で逮捕、起訴された元理事の井ノ口忠男被告は、田中容疑者の側近中の側近として知られていた。2人は、大学の契約を一手に担い「集金マシン」と称された日大関連会社を舞台に、大学の資金を食い物にしてきたとみられる。
 田中容疑者は理事長就任2年後の2010年、日大が100%出資する「日本大学事業部」(東京都世田谷区)の設立を主導。日大アメフト部OBの井ノ口被告に運営を一任し、事業部は大学のあらゆる契約を手掛けるようになった。
 「理事長付相談役」の肩書を与えられた井ノ口被告は「強引に、わが物顔で企業に対しリベートや協力金を迫っていた」(日大関係者)という。
 元理事の男性は「井ノ口被告が田中容疑者の『金の番頭』として立ち回っていた」と振り返る。検察幹部は「事業部を集金マシンのように悪用して井ノ口被告に金もうけさせ、企業からのリベートを献上させていた実態があったのではないか」とみる。
◆背任事件の関与は立件断念のもよう
 関係者によると、井ノ口被告らと田中容疑者の間では日常的に多額の金銭のやりとりがあった。こうした経緯から東京地検特捜部は、田中容疑者の背任事件への関与についても捜査したが、実際の資金流出の枠組みまで把握していたと立証するのは難しく立件を断念したもようだ。
 一方、家宅捜索で自宅から見つかった1億円超の現金を中心に、国税当局と連携して所得税法違反容疑で捜査を続けた。今後、田中容疑者の妻の同容疑への関与も含め、不透明な金について背景の解明を進めるとみられる。
(引用終わり)
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30日 日経平均 3日続落し2カ月ぶり安値 オミクロン型巡る不透明感強く

2021-11-30 09:22:36 | 為替 ドル 株式
30日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比462円16銭(1.63%)安の2万7821円76銭で終えた。10月7日(2万7678円)以来、およそ2カ月ぶりの安値。 
前引けにかけ日経平均は伸び悩み後場に入り2時過ぎに英国FTの記事「米バイオ製薬大手モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)が既存のワクチンはオミクロン型に対する効果が低いと述べた」との記事が入ると大きく値を落とし前日比462円安で引けました。
厳しい12月の相場になりそうです

日経新聞:
30日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比462円16銭(1.63%)安の2万7821円76銭で終えた。10月7日(2万7678円)以来、およそ2カ月ぶりの安値。
新型コロナウイルスの新しい変異型「オミクロン型」の感染を巡って先行きの不透明感が一段と強まったとの見方から売りが広がった。
米バイオ製薬大手モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)が既存のワクチンはオミクロン型に対する効果が低いと述べたと英フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版が日本時間14時ごろに報じた。変異型に対応するワクチンの量産には数カ月かかるとの見通しも示し、運用リスクを回避したい投資家の売りがかさんだ。
朝方は買いが先行した。前日までの2営業日で日経平均が1200円下げた後で、幅広い銘柄に自律反発狙いの買いが入った。29日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇したのも日本株の買いにつながった。日経平均の上げ幅は400円を超える場面があった。
日経平均の日中の値幅は899円56銭と、10月6日(916円20銭)以来の大きさとなった。
JPX日経インデックス400は3日続落した。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、20.13ポイント(1.03%)安の1928.35で終えた。
(以下省略)

ここからは前引け:
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比214円99銭(0.76%)高の2万8498円91銭だった。 
続伸とは言いながら、前引け前には上げ幅を圧縮して214円高で引けました。買い手の心理は微妙なようです。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比214円99銭(0.76%)高の2万8498円91銭だった。 前日までの2営業日で1200円あまり下げた後で、自律反発を期待した買いが優勢だった。米国の早期利上げ観測が後退したことも、株の買い安心感につながった面がある。幅広い銘柄に買いが入り、上げ幅は一時400円を超えた。












ここからは寄り付き:
30日の日経平均株価は、ここをクリック⇒前日比327.81円高の2万8611.73円で寄り付いた。
昨日の日経平均はNYダウ平均の先物価格の回復に助けられ26日の747円安をそこから5円安で留めました。
今朝早朝閉まったNYダウ平均もナスダック総合も上げましたから、そのせいでしょう327円高で寄り付きました。
寄り付き一巡後は360円高ほどで動いています。上がったとは言いながら前週末の下げ幅の半分ほどです。引き続き前場と後場を追ってみます。

株探ニュース:
30日の日経平均株価は前日比327.81円高の2万8611.73円で寄り付いた。

株探ニュース
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29日 NYダウ平均 236ドル高、済封鎖回避で安心感

2021-11-30 07:16:29 | 税、年金、国保
米国株式市場は反発。ダウ平均は、ここをクリック⇒236.60ドル高の35135.94ドル、ナスダックは291.18ポイント高の15782.83で取引を終了した。
前週末は南アのオミクロン株の感染拡大が懸念され900ドルを超して下げました。しかしバイデン政権の沈静行動で落ち着き、経済封鎖の必要性を否定すると、警戒感は後退しダウ平均もナスダック総合も値をやや戻しました。
12月の相場は強気一点張りでは行かないかも知れません。

FISCO:
米国株式市場は反発。ダウ平均は236.60ドル高の35135.94ドル、ナスダックは291.18ポイント高の15782.83で取引を終了した。先週の下げが行き過ぎとの見方も手伝い寄り付き後、買戻しが先行し、上昇。不透明感もくすぶる中、バイデン大統領が新型コロナの新たな変異株、オミクロン株を巡り懸念材料だがパニックに陥る必要はないと冷静な行動を呼びかけ、経済封鎖の必要性を否定すると、警戒感が後退し、上げ幅を拡大した。セクター別では半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が上昇した一方、電気通信サービスが下落。

バイオのモデルナ(MRNA)は新たな変異株拡大で、コロナワクチンの追加接種などの需要増を織り込み大幅上昇。バイオのアダージョー・セラピューティクス(ADGI)は同社の新型コロナ治療薬ADG20の需要拡大観測やモルガンスタンレーの投資判断引き上げで大幅上昇した。一方で、製薬会社のメルク(MRK)は同社開発中のコロナ対応の飲み薬の効果が予想を下回り下落。また、短文投稿サイトのツィッター(TWTR)はドーシー最高経営責任者(CEO)が退任、アグラワル最高技術責任者(CTO)を次期CEOに指名したとの発表を受けて、下落した。オンライン小売のエッツィ(ETSY)、ネットオークション会社イーベイ(EBAY)などはアドビやセールスフォースのデータにより年末商戦の出だしが冴えないことが明らかになり売られた。
(以下省略)
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山内俊夫元参院議員を業務上横領疑いで逮捕 約1億円私的流用か

2021-11-29 09:47:50 | 社会
この記事は28日のNHKによる配信です。オミクロン株の流行の予兆に関心を奪われたせいか、余り週末のTVニュースショーでも取り上げていませんでした。
およそ法人の金を1億円も社外に流出させるには某日本大学の事業部の様に多額の金を動かせるところで無いとすぐ足が付きますよね。
この方については、議員当時に政治活動に何も知る所は有りません。元参議院議員の港区の会社役員、山内俊夫容疑者(74)はばれないと思って1億円もの金を使用で社外に流出させ業務上横領の容疑で逮捕されたのでしょうか?
比較的最近の様子をネットから拾いました

みずからが関係する東京・渋谷区の合同会社「羽田空港格納庫」は3年前に設立され、その年に羽田空港の格納庫を前の所有者から28億円で購入する契約を結び、その際、土地を所有する国への支払いにあてる2億8000万円を一時、元議員が代表を務めていた一般社団法人に預けていましたが、このうちのおよそ1億円を別の2つの会社の口座に不正に送金した疑いがあるという事で、その金は香川県と京都市の土地購入に充てていた疑うが有るそうです。判りやすい手口ですね。
代議士時代に習い覚えて知識を活用して業務上横領を起こすようでは、有終の美を飾る訳には行きそうも有りません。

写真:逮捕されたのは、元参議院議員で東京・港区の会社役員、山内俊夫容疑者(74)です。 

NHK:
11年前に政界を引退し、現在は会社役員を務めている山内俊夫元参議院議員が、みずからが関係する会社の資金、およそ1億円を私的に流用したとして、業務上横領の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、元参議院議員で東京・港区の会社役員、山内俊夫容疑者(74)です。 
警視庁によりますと、おととし3月、みずからが関係する東京・渋谷区の合同会社「羽田空港格納庫」の資金、およそ1億円を私的に流用したとして業務上横領の疑いが持たれています。

この会社は3年前に設立され、その年に羽田空港の格納庫を前の所有者から28億円で購入する契約を結びました。

その際、土地を所有する国への支払いにあてる2億8000万円を一時、元議員が代表を務めていた一般社団法人に預けていましたが、このうちのおよそ1億円を別の2つの会社の口座に不正に送金した疑いがあるということです。

流用した資金は香川県と京都市の土地の購入にあてていた疑いがあるということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。

元議員の認否については明らかにしていません。

山内元議員は1998年の参議院選挙の香川選挙区に自民党から立候補して初当選し、総務大臣政務官や文部科学副大臣などを歴任した後、2010年に政界を引退していました。 
(引用終わり)

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