王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

6日 【レスリング】尾崎野乃香、銅メダル獲得!敗者復活戦から意地の表彰台 文武両道の慶大生

2024-08-07 14:00:35 | パリ五輪
他国選手ですが 体操・レスリング・やり投げなどで「絶対王者」と呼ばれていても初戦で敗れメダルの夢が消えている選手を見ます。
女子のレスリングではこの記事の68キロ級の尾崎野乃香選手と50キロ級の須崎優衣選手がそれでした。
尾崎野乃香選手は初戦相手が準決勝に進みましたから敗者復活戦に臨むことができて一足先に銅メダルを獲得しました。
【<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇6日(日本時間7日)◇女子68キロ級◇シャンドマルス・アリーナ
女子68キロ級の尾崎野乃香(21=慶大)が銅メダルを獲得した。3位決定戦でブレッシング・オボルドゥドゥ(ナイジェリア)を3-0で下した。
金メダルへの道は5日の準々決勝で途絶えた。東京五輪3位のジュマナザロワに6−6の内容差でリードしながら、残り10秒を切って受け身になって逆転を許した】
世界ランクが格下でも五輪競技で敗れることがしばしばあるのですから、3位の銅メダルとはいえ重みは在ります。女子で68キロ級といえば大分大型の選手ですから、これから先が楽しみですよね! 頑張ってください。

写真:女子68キロ級3位決定戦 銅メダルを獲得した尾崎野乃香はガッツポーズ(ロイター) 

日刊スポーツ:
<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇6日(日本時間7日)◇女子68キロ級◇シャンドマルス・アリーナ
女子68キロ級の尾崎野乃香(21=慶大)が銅メダルを獲得した。3位決定戦でブレッシング・オボルドゥドゥ(ナイジェリア)を3-0で下した。
金メダルへの道は5日の準々決勝で途絶えた。東京五輪3位のジュマナザロワに6−6の内容差でリードしながら、残り10秒を切って受け身になって逆転を許した。「本当に負けてしまったんだな…」とこぼしてから一夜を過ごし、気持ちをつなぎとめ、敗者復活戦からメダルを目指した。
「1度どん底をみた後にはい上がって試合することで勇気とかあきらめない思いとか見せたかった」
一昨年に世界選手権制覇を果たした62キロ級で代表落選し、階級を上げてまでたどり着いたパリの舞台だった。気づいたのは新たな自分を見つける愉しさだった。「ムキムキになっていくことがうれしくて。足とかも太くなって、『太くなったね』と言われるとほんとうれしい。キン肉マンみたいになりたいというのがあります」と声を弾ませた。
格闘技に取り組む1人の女性として、「『戦ってる女性はかっこいいでしょ』と見せたいところがあった」と、元々望んできた。自分を追い込んでいるからこそ、筋肉が付く。それが階級を上げたことで強調された。従来通り62キロ級で世界一を目指していれば、知る事はなかった感覚だった。思わぬ理想像に「かっこよさ」を提示したいとパリの地を踏んだ。
レスリング界で珍しい慶大生。文武両道で五輪制覇という高い理想も追い求めてきた。それも既存の枠組みではなく、既成の価値観ではない領域で人生を進みたかったから。「困難なことは多いですし、大変なことの方が多い。この道を選んで良かったと思いますけど、簡単な道ではなかったなという思いでいます。ただ、全くもって後悔もしてませんし、この選択をして良かったと思います」。五輪前に歩みを振り返っていた。金メダルには届かなかった。ただ、その道に誇りを持って戦い抜いた。
表彰台では泣きながら何度もメダルにキスをした。
「昨日は4年後と言い切れなかったですけど、今日は次は4年後絶対に目指すと心から思えたんで次にむけて頑張ります」。銅メダルの喜びの後、再び金メダルへの戦いが始まる。
◆尾崎野乃香(おざき・ののか)2003年(平15)3月23日、東京都生まれ。7歳でテレビで見た吉田沙保里に憧れ競技開始。帝京高から慶大へ。女子62キロ級で世界選手権は21年3位、22年優勝。23年杭州アジア大会銀メダル。166センチ。
(引用終わり)


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スケボー女子パーク 15歳の開心那が銀メダル!東京五輪銀に続いて2大会連続 草木ひなのは8位

2024-08-07 06:50:49 | パリ五輪
このゲームも6日夕刻のTVニュースの時間に予選の協議をちらりと見ました。どの国の黒い部本に肘とひざにパットをつけヘルメットの羽織ったシャツ以外では外見で区別がつかないような若い選手が入れ代わり立ち代わり滑っていました。
さてその結果ですが
【「パリ五輪・スケートボード女子パーク・決勝」(6日、コンコルド広場)
 世界ランキング1位で前回東京大会銀メダルの開心那(WHYDAH GROUP)が、銀メダルを獲得した。草木ひなの(スターツ)は8位だった】と報じられました。
このゲームは審判による「判断ミス」がないようで、上手に滑った選手が高得点を取るようで、上手な相手にはかなわないので、アリサ・トルー(オーストリア)の金は致し方なしでしたかね?!
15歳の開心那選手の健闘を讃えなければいけなさそうです。
銀メダルおめでとうございます!!

写真:高得点をマークした開心那選手(撮影・吉澤敬太) 

デイリー:
「パリ五輪・スケートボード女子パーク・決勝」(6日、コンコルド広場)

 世界ランキング1位で前回東京大会銀メダルの開心那(WHYDAH GROUP)が、銀メダルを獲得した。草木ひなの(スターツ)は8位だった。

 開は1回目で91・98の高得点。予選に続いて「バックサイドウォールライド」を決めるなど、トップに立った。だが、3回目に14歳で母が日本人のアリサ・トルー(オーストラリア)、スカイ・ブラウン(イギリス)が高得点をたたき出し、開は3位に。勝負の3回目に臨み、ノーミスと演技したが、92・63で銀メダルとなった。

 金メダルはアリサ・トルー、銅メダルはスカイ・ブラウンが獲得。勝負に決着がつくと、開は笑顔でライバルと抱擁し、健闘をたたえ合った。

 草木は1回目で2・66、2回目で17・86。3回目も失敗を恐れず大技に挑み、攻めの演技で上位を狙い続けた。

 予選は開が88・07点の1位、草木ひなの(スターツ)は85・11点の3位。前回金メダルの四十住さくら(第一生命保険)は79・70で10位に終わり予選敗退となった。

 最後は上位8人の争いとなった大舞台で、15歳の開、16歳の草木が堂々のランを披露した。

 ◆開心那(ひらき・ここな)2008年8月26日生まれ、北海道出身。名前の由来はヤシ科の植物「ココナツ」から。5歳でスケートボードを始める。21年東京五輪銀メダル。23年世界選手権優勝。Xゲームで19、22年に2位、23年に優勝。得意技は、板の先端でコース縁を滑る「ノーズグラインド」など。170センチ。

 ◆草木ひなの(くさき・ひなの)2008年4月4日生まれ、茨城県出身。母の影響で、小学3年でスケートボードを始める。23年世界選手権4位、アジア大会優勝。24年、Xゲーム米国大会2位。日本選手権は23年まで3連覇。得意技は空中で1回転半する「540」など。161センチ。
(引用終わり)
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6日 【レスリング】文田健一郎、40年ぶり日本グレコ金メダル!東京銀から家族と再起、世界一のパパ

2024-08-07 06:26:59 | パリ五輪
昨日6日夕刻6時過ぎ夕食の間、TVニュースを見てて、この文田選手の決勝進出までの戦いぶりと、彼を応援する奥様と小さいお嬢さんの姿を映していました。東京五輪以降、決勝戦で敗退し銀となった悔しさに、茫然自失する彼を支得たパートナーにしてのちに結婚した奥様そしてママになった有美さんの献身的な献身的なサポートが紹介されました。
順で章では東京五輪で敗れた、年9月の世界選手権決勝で敗れていたジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)に雪辱 を遂げていました。
さて決勝戦は:
【<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇6日(日本時間7日)◇男子グレコローマンスタイル60キロ級◇シャンドマルス・アリーナ
文田健一郎(28=ミキハウス)が日本勢として40年ぶりのグレコローマンスタイルで金メダリストとなった。決勝で曹利国(中国)を3−1で撃破した。銀メダルだった東京五輪の雪辱を果たし、1984年ロサンゼルス大会の宮原厚次以来となる頂点を極めた】と報じられました。
素人目にも強いのが良く判りまた。
別紙でも彼と家族の愛を取り上げて報じている記事が多いのは文田選手の人柄を表しているようです。
おめでとうございました!!!

写真:グレコローマン60キロ級 金メダルを獲得した文田健一郎(ロイター) 

日刊スポーツ:
<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇6日(日本時間7日)◇男子グレコローマンスタイル60キロ級◇シャンドマルス・アリーナ
文田健一郎(28=ミキハウス)が日本勢として40年ぶりのグレコローマンスタイルで金メダリストとなった。決勝で曹利国(中国)を3−1で撃破した。銀メダルだった東京五輪の雪辱を果たし、1984年ロサンゼルス大会の宮原厚次以来となる頂点を極めた。
「最高です。もう最高です。いっぱい長かったなあって。いろんな節目から数えたらキリがない。そんな思いがあって、思い返せないくらいの苦悩と葛藤があって、でも支えてくれたことがあって今があるんだなと。東京五輪の後に『次だね』と言ってくれた方々に『次は笑ってもらってマット降ります』と宣言してきたので。泣かずに笑ってマットを降りました。昨日も(夜間にライトアップされる)エッフェル塔を見ながら、あんな風に輝いて勝ちたいなと思っていたので、本当に良かったです」
「ニャンコレスラー」の異名を持つ男が、その柔軟性を生かした。第1ピリオド(P)で相手バックを取り3点を先取。第2Pに1点を返されたが、そこから巧みなディフェス。グラウンド技術の高さを披露。猫のような体の返しで追加点を与えず、逃げ切りに成功した。
東京五輪決勝後は涙に暮れたが、この日は笑顔ながらに「一番は3年前の決勝のことを思い出します。本当に経験したことのないような苦しい時間があった。それでも楽しい時間もあって、それがトータル的にはうれしいことの方があったので(今日は)勝てたのかなと思います。すべて背負って戦おうと思いました」と喜んだ。
(以下省略)



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5日 【体操】岡慎之助が鉄棒で金!個人総合、団体総合と3冠 1大会4個以上メダルは日本勢40年ぶり

2024-08-06 06:38:57 | パリ五輪
体操の男子が団体総合で金メダルに輝いたときに「金メダルを取ることがいかに難しいか」良く判りました。
そのうえ昨日5日体操の個人鉄棒で「岡慎之助選手(20=徳洲会)が3つ目の金メダル」に輝きました。
【<パリオリンピック(五輪):体操>◇5日◇種目別決勝◇ベルシー・アリーナ
【パリ5日=阿部健吾】体操の種目別決勝がベルシー・アリーナで行われ、男子で個人総合、団体総合を制した岡慎之助(20=徳洲会)が鉄棒で金メダルを獲得し、72年ミュンヘン大会の加藤沢男以来52年ぶりの3冠を達成した】
いやはや凄いことでしたね!! おめでとうございます。

写真:鉄棒で金メダルを獲得した岡慎之助選手(20=徳洲会)

日刊スポーツ:
<パリオリンピック(五輪):体操>◇5日◇種目別決勝◇ベルシー・アリーナ
【パリ5日=阿部健吾】体操の種目別決勝がベルシー・アリーナで行われ、男子で個人総合、団体総合を制した岡慎之助(20=徳洲会)が鉄棒で金メダルを獲得し、72年ミュンヘン大会の加藤沢男以来52年ぶりの3冠を達成した。平行棒は銅メダル。1大会4つ以上のメダルは、84年ロサンゼルス大会の具志堅幸司(5個)以来40年ぶりとなった。
   ◇   ◇   ◇
「奇跡が起きました」。岡本人も信じられない3個目の戴冠だった。鉄棒は予選のスコアから考えてもメダルの望みは薄かった。本人もスペシャリストの意識は薄く、むしろ所属先が同じ杉野の金メダルを願っていた。「自分の演技を淡々とやるだけ」。2番目の演技順で、周囲より難度は抑えた構成で、乱れがない持ち味は発揮した。「ちょっとギリギリだったかな」と着地にも満足はしてないが全力で通しきった。
運命が動いたのはその後だった。次々に落下、着地ミスが続く。杉野の落下には落胆もした。複雑な気持ちの中で鉄棒の世界一の称号を得て、「最後まで何が起こるかわからない。ミスなくやりきれたことが金メダルにつながった」と控えめに笑った。
バーを握れているだけで幸せだ。高校時代は手首などの成長痛に悩まされた。「左手で鍵を閉める事もできなかった」と、鉄棒の装具もまともに付けられないほど。「めちゃくちゃ痛かったんで」と振り返る制約の日々を送った。
(以下省略)

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4日 フェンシング男子フルーレ団体、日本が初の金メダル パリ五輪

2024-08-05 06:37:55 | パリ五輪
子供のころオリンピックで日本のお家芸といえば「水泳で古橋とか橋爪の名前」を覚えています。日本の柔道はいつごろからお家芸と呼ばれるようになったのですかね? ググってみると「1964年 東京五輪にオリンピック種目となったのが契機」と有りました。その後競技スポーツのJUDOとなり、このパリ五輪で「日本勢に限らず”審判による不可解な反則指導”による負け」の問題に至ります。JUDOはお家芸とは言えなくなったように見えます。
さて、そんなパリ五輪ですが、「4日フェンシング男子フルーレ団体、日本が初の金メダル」と報じられました。
【パリ・オリンピック第10日は4日、当地のグランパレでフェンシング男子フルーレ団体の決勝が行われ、日本がイタリアを降して金メダルを獲得した。この種目での日本のメダルは2012年ロンドン五輪以来2個目で、金メダルは初めて】と各紙が報じました。
「フェンシング競技全体で各種目で頑張っているな」となんとなく思っていました」が金メダルには驚きました!!
男子フルーレの皆さんおめでとうございます!!
今大会で日本の団体は出場した全4種目でいずれもメダルを獲得。個人では男子エペの加納虹輝選手の金メダルと合わせて計5個(金2、銀1、銅2)とメダルを量産したと追記されています。
日本剣道はオリンピック種目ではありません。独自路線をとっていますのでそれはそれで一つの見識と言えそうです。
欧州勢が強そうなフェンシングでここまで頑張っていると「お家芸」と呼ぶには早すぎると思いますが、「新しいお家芸」が出てきてもおかしくありません。ここ2回ほどの五輪大会で「若い人の入賞を見るスケボーとか自転車競技、冬のスノーパイプ」等は「お家芸」になる可能性が高くはないですかね?
もう1つ2つメダルが増えると嬉しいのですが!!

写真:フェンシング男子フルーレ団体決勝を制し喜ぶ日本の選手たち=グランパレで2024年8月4日、長澤凜太郎撮影 

毎日新聞:
 パリ・オリンピック第10日は4日、当地のグランパレでフェンシング男子フルーレ団体の決勝が行われ、日本がイタリアを降して金メダルを獲得した。この種目での日本のメダルは2012年ロンドン五輪以来2個目で、金メダルは初めて。
 今大会で日本の団体は出場した全4種目でいずれもメダルを獲得。個人では男子エペの加納虹輝選手の金メダルと合わせて計5個(金2、銀1、銅2)とメダルを量産した。【パリ倉沢仁志】
(引用終わり)
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