【13日入学者数が定員よりも少ない「定員割れ」の私立大が、今春は過去最多の354校(前年度320校)となり、全体の59・2%(同53.3%)に上ったことが分かった】と日本私立学校振興・共済事業団が集計し、13日に発表した。同事業団は、18歳人口の大幅な減少などが影響したとみている。
質を選ばなければ「希望者全員が大学に入れる時代になって何年になりますかね? 先の小泉内閣の改革の時に「大学の創設の規制が緩和され専門学校がかなり大学になりました」。ざっとそれから20年たちましたから、この記事にあるように18歳の人口の減少が一段と激しいのでしょうね?
有名私大 マンモス校で有名なところも「入学試験志願者減少で、経営が大変」なんて話は数年前から出ていました。
3大都市圏でも大変なようですから、地方の大学は益々特色を出せないと苦しくなりそうです。地方給油所、スーパー、バス・鉄道網 金融機関さえ例外ではなくなってきています。
いよいよ大都市集中の傾向の合間に、地方で古民家を改造して何とか人集めに成功している稀有な例をTVで見ますが一般的には市町村の行政でさえ運営が難しいところが多くなっているようです。悩ましい問題ですね!
写真:13日 私大入学店員割れ 日本私立学校振興・共済事業団
朝日新聞デジタル:
入学者数が定員よりも少ない「定員割れ」の私立大が、今春は過去最多の354校(前年度320校)となり、全体の59・2%(同53.3%)に上ったことが分かった。日本私立学校振興・共済事業団が集計し、13日に発表した。同事業団は、18歳人口の大幅な減少などが影響したとみている。
回答のあった598校の結果を集計した。計50万3874人(前年度比1239人増)の定員に対し、入学者数は計49万4730人(同5869人減)で、入学定員充足率は過去最低の98・19%だった。100%未満は2年連続。同事業団によると、18歳人口は前年度から約3万4千人減った。
地域別では、3大都市圏(埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫)の入学定員充足率が99・87%(前年度比1・50ポイント減)となり、初めて100%を割った。その他の地域は92・48%(同1・06ポイント減)だった。地方だけでなく大都市圏でも学生募集の厳しさが増している。
(引用終わり)
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