タガログな日々2

フィリピンパブから続く道を求めて放浪中・・
昨日はマニラ、今日は北京、明日は・・

インターネットの時代でなければあり得ないこと

2011-06-09 10:18:17 | その他
最近mixiはすっかりご無沙汰だった。
いつのまにかtwitterやfacebookが主役になっていて、たぶん今年になってから一度もログインしていなかったと思う。

ほんの気まぐれでログインしてみたら「同級生が追加されました。」とトピックが出ていた。
「あれっ?知っている人かも?」と思った私は「久しぶり」とメッセージを送った。

かつて不容易に他人に不愉快な思いをさせてしまった経験から私はsmsは実名を晒すことにしている。
それはITネットワーク業界の片隅に身を置くものとして、発信するものには責任を持つという意味である。

「もしかしてヒロシ?」返事が届いた。
もしかしても何もない。
一文字違いのややこしい友だちはいたが、少なくとも同姓同名の人間はいなかったはずだ。

だいたい私のことを「ヒロシ」と呼び捨てる異性は母親以外では君だけだ。
そう、こんな風に昔なじみと邂逅できるのはインターネットの時代でなければあり得ないことである。

その後チャットで
「ヒロシの家の電話番号は今でも忘れてないよ」
「ああ、オイラもだ。何百回ジーコロジーコロ電話を回したと思ってんだ?」
「そうだね、あのころは携帯も何もなかったからね。今ではすっかりおばさんになったよ。」
「50過ぎりゃおばさんになって当たり前。オイラもすっかりオヤジだよ。」
「会ってもお互いわからなかったりしてね。」

きっと会わないほうが良い。思い出は美しいまま残したほうが良い。

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