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法螺貝餅


写真は、法螺貝餅

京都の節分限定のお菓子といえば、そうこの”法螺貝餅”です。

元々は聖護院門跡の門前で売っていましたが、今は東山安井の”柏屋光貞”さんで売っています。
聖護院門跡=修験道(山伏)=法螺貝でつながりました!

この名前に聞き覚えが・・・って方はスルドイです。
祇園祭の7/16(宵山)のみ販売の”行者餅”と同じお店です。

この法螺貝餅も1年で2/3のみの販売で、事前予約が必要です。
1月中旬から予約を受け付けています(075-561-2263)。

全長が約8cmで画面はほぼ実物大です。
5個入り1250円とややお高めです。

ごぼうを軸にして、白味噌餡を薄い皮で法螺貝状に巻いてあります。
薄い皮で巻くのは行者餅と同じです。

白味噌餡のネットリとした塩分が上品な甘さを引き立てます。

来年は忘れずに事前に告知しますので、お試しあれ。

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地蔵院 竹の寺(松尾散策11)

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写真は、方丈への参道

一休禅師が幼少時修行された、細川護熙前総理の祖先の細川頼之公の建立のお寺で、紅葉が有名です。
大まかな位置関係や、詳細なアクセスはリンクを参照してください。

“総門”を潜って拝観料400円を納めます。

両側が苔と竹林の続く静かな一直線の砂利の参道を進みます。
正面に“本堂”があります。秋はこのあたりの紅葉の赤と苔の緑が非常にきれいなようです。

本堂の左手には細川頼之公のお墓があります。

本堂の右手の道を進むと“中門”があり、その奥に“方丈”があります。
方丈の庭園は“十六羅漢の庭”と云われる枯山水庭園で、ここも苔がきれいです。
石組が16あり、これがそれぞれの羅漢の修行の様子を表現しているそうです。
また庭の正面には立派な侘助椿があります。
方丈中央の奥に猪目窓(ハート型)のある8畳のお茶室が、2018年に造られています。

2014年6/8の「そうだ 京都、行こう」の”竹の寺と苔の寺 京のみどり散策”にて本堂内部を拝観しました。
本堂中央の須弥壇には伝教大師自作と云われる本尊の地蔵菩薩像がお祀りされています。
須弥壇の後ろ左手には開基の細川頼之公の木像が、左手から2つ目には重要文化財の千手観音菩薩像があります。
そして1番右手には勧請開山の夢窓国師像と、第2世の宗鏡禅師像がお祀りされていました。

2017年の3月から方丈の工事期間中、右隣の庫裏が公開されました。
方丈の右手にある庫裏の玄関から入ります
正面に花頭窓があり、その奥に4畳半の部屋があります。
そちらに通常は方丈にある細川護煕筆の瀟湘八景図が移動して展示されていました。
またさらに右手の部屋には、お厨子に入った毘沙門天像や韋駄天像がお祀りされていました。

ここはマイナーなため、あまり知られておらず人も少ないですが、かなりいいお寺です。
大半の方はそうですが、「鈴虫寺」だけでここまで来るのはもったいないです。
理想は、「鈴虫寺」の法話→「柚ノ茶屋」でとろろそばの昼食→「苔寺」→帰りのバスを待ちがてら→「地蔵院 竹の寺」でしょうね。




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