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2012 2/5の拝観7(長建寺)


写真は、山門

旧奈良街道から外環状にでます。
後はひらすら外環状線を進みます。
六地蔵駅を越え、六地蔵が六地蔵たる大善寺の前を通過します(アンバーさまへ。こういう情報を拾っていくと、詳しくなりますよ)。
さらに観月橋を越え、竹田街道外環で右折します。

ここは中書島駅になります。
このあたりのコインパーキングに駐車します。

宇治川派流に向かって歩くと、長建寺があります。

以前に妙心寺の隣華院の拝観報告で書いた部分を引用します。

「隣華院は賤ヶ岳の七本槍の1人、脇坂安治が創建した塔頭です。
安治の官位は、従五位下 中務少輔です。
当時は偉い人のことは直接名前で呼ぶのをはばかり、遠回しに呼びます(右府様とか内府様など)。
中務少輔の唐名は”中書”なので、安治は中書様といわれていました。
その安治の下屋敷が伏見の中州にありました。
そこが現在の”中書島”なのです。」

文中の”安治の下屋敷”があった場所こそ、現在の長建寺なのです。
つまりここは中書島が中書島たる所以の場所なのです(はずれさまが再度ビックリ!?(笑))。

チョトずつ知識を蓄えると、
段々と
”点”の知識が”線”に、
”線”の知識が”面”に、
”面”の知識が”立体”になります。
そうなると、もう抜けられません(笑)。

本尊は八臂弁財天で、寺内のいたるところに弁財天の旗が立っています。

紅殻の土塀と唐風の山門が印象的です。
山門を入った正面に弁天堂が、左手には伏見の名水「閼伽水(あかすい)」があります。

こじんまりとしたお寺です。

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伏見散策の概要、アクセス(伏見散策1)


図は、簡易地図

伏見区は京都市の最南部です。

具体的には
城南宮→御香宮神社→酒蔵→寺田屋→伏見 十石船、三十石船→伏見稲荷大社→大橋家庭園
です。

ちなみに「醍醐寺」も伏見区ですが、アクセスの都合上「山科散策」に組み込んでいます(広域地図)。

散策路は
A.京都駅からは
京都駅→城南宮→御香宮神社→酒蔵→寺田屋→伏見 十石船、三十石船→伏見稲荷大社、大橋家庭園→京都駅
B.三条京阪駅からは
三条京阪駅→伏見稲荷大社、大橋家庭園→御香宮神社→酒蔵→寺田屋→伏見 十石船、三十石船→城南宮と、往路を優先すると逆になります。

しかしBは城南宮から三条京阪駅へ帰る際に結局京都駅を通ることになるので、最初から京都駅に出て(地下鉄で三条京阪駅~烏丸御池乗り換え~京都駅)、Aでまわってもいいと思います。

以降はAの順路で散策します。

伏見は、JR奈良線、京阪近鉄地下鉄烏丸線が乗り入れ)と3路線あるので、非常に便利です。

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