goo

2012 2/5の拝観3(大石神社)


写真は、二ノ鳥居と本殿

北花山の交差点に戻り、大石道を左折してひたすら南下します。
国道1号線も超えた先にあるのが、「大石神社」です。

云わずと知れた大石内蔵助良雄をお祀りした神社です。

鳥居の右手には大石桜が、左手には討ち入りの武器の資金援助をした商人を祀った義人社、正面に本殿があります。

また本殿に相対した階段下に宝物館があり、討ち入り関係の映画などの資料があります。
無料です。

ここは忠臣蔵に興味がないとツライでしょう。
もしくは12月の義士祭の時でしょうね。

明日(2/10)の20:00は毎月10日恒例の掲載で、2/11と2/12はまた別の企画が入るので、この続きは2/13になります。

2月のアンケートを実施中です。
左のサイドバーにあります。
是非ご参加を! 

携帯の方はコチラ

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

醍醐寺4 上醍醐(山科散策8)


写真は、右が如意輪堂、左が開山堂

鉄の回転扉の向こうに、“上醍醐(かみだいご)”の受付があります(簡易地図)。
そもそも、上醍醐が醍醐寺の発祥です。

笠取山の頂上までの約2kmです。
入山料は600円で、実質山登りです。
お茶の持参は必須です。

僕は3回登っています。
初回は一気に踏破すべくノンストップで登ろうとして、ペース配分できずエライ目に遭いました。
結局往復で3時間もかかりました。
37歳で毎朝二条城の周囲2kmを走っている僕でも休憩なしは無理です。

2回目は3回休憩しました。疲れを感じる前に休憩するようなペースです。
最初は“不動の滝”。
いかにも休憩場所といった趣です。

次は坂の横に2か所連続で木のベンチが現れるところ。

途中で一度下り気味になった先に上醍醐の社務所があります。
この左手に国宝の清瀧宮 拝殿が、正面の奥に醍醐水のある清瀧宮があり、これが最後の休憩所です。
仙人がこの水を飲んで「醍醐味なるかな」といったという逸話があります。

醍醐水に向かって左手の階段をつづら折りに登ると、途中に稲荷社があります。
その左手奥に清瀧宮 本殿があります。

さらに石段を登ります。
登った先は広場になっています。
以前はここに准胝堂(じゅんていどう)があったのですが、2008年の落雷で焼失しています。

准胝堂跡に向かって右手の坂を進むと国宝の薬師堂があります。
ここからゴールの開山堂までは距離的にはそれほどでもないですが、傾斜が結構キツくなります。

頂上周辺の左手に五大堂があり、右手の奥にゴールとなる如意輪堂、開山堂(共に重文)があります。
頂上からの見晴らしは、とてもきれいでした。

1回5分ぐらいの休憩を入れるだけで登りが約1時間、下りはノンストップで約40分、山頂での休憩を入れて往復約2時間でした。
まあ上醍醐は、観光ではおすすめ出来ません。

薬師堂、開山堂
2019年5/19のクラブツーリズムのツアーで、薬師堂と開山堂の内部に入りました。
薬師堂は定期的に開扉されることはありませんが、
開山堂は、1/6 初聖宝会、7/6 開山忌、8/6 堅義会の11:00~12:00にこちらで法要が行われる際に開扉されます。
しかし1/6は天気が悪いと(主に雪)、下醍醐で法要をされるそうです。

薬師堂
913年の創建時からあるお堂です。
お堂の裏から入ります。
外陣が回廊のようになっており、内陣とは完全に分離されています。
内陣は横3間、縦2間、組入天井。
側壁上部の蟇股は足が縦に長くのびやかで、本蟇股の最も古い例とされているそうです。
薬師三尊像がお祀りされていますがこれらは新しく、本来お祀りされていた国宝の薬師三尊像は今は霊宝館に安置されています。

開山堂
911年に建立されましたが、後に焼失。
現在のお堂は、1606年に豊臣秀頼によって再建されました。
表から入ります。
内部は広い板張りで、内陣に唐破風の屋根が付いています。
透かし彫りの蟇股には、赤や緑の鮮やかな彩色がされています。
内陣中央には理源大師像、左手には弘法大師像が、右手には観賢僧正像がお祀りされていました。 
 法要
8/6の開山堂での法要に参加しました。
10:45頃に和尚さんが3人来られて、お堂を開けられます。
10:57頃に15人ぐらいのお坊さんが1列で来られて入堂。
内陣外周の外陣に一般人も入ってお参りできます。
法要はちょうど1時間。
法要後はお坊さんに続いて内陣中央でお焼香して、内々陣に入って弘法大師像、理源大師像などにお参りして終了です。

2021/9/19、JR東海ツアーズの「ぷらっと京さんぽ 醍醐寺開創の地、上醍醐特別拝観」で、薬師堂と開山堂の内部、如意輪堂の縁、上醍醐寺務所の書院に入りました。
上醍醐 寺務所
かつて上醍醐にも塔頭が複数あり、輪番で開山堂をお参りされていたそうです。
その塔頭の1つだったのでしょうか、表門に摂受庵と書かれています。
表門を入り階段を降りると右手に懸崖造りのお堂が見え、玄関があります。
玄関を入ると玄関間が1つあり、その奥に広い広間があります。
奥には鉄筋コンクリートの登り廊下があります。
船底天井で「醍醐味」の墨蹟がありました。
さらに廊下を奥に進むと、奥にも付書院があり、何部屋にも分かれた広間がありました。




コメント ( 4 ) | Trackback ( )