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都をどりの予約


写真は、第140回都をどり拝観券引き換え証

本年末に京都検定の1級に挑戦する関係もあり、今年は都をどりに行こうと年明けの1/5頃に電話で申し込みました。

前年の12月頃から申し込みが可能です。
まずは電話(075-541-3391)で希望の日と公演(12:30~、14:00~、15:30~、16:50~)を連絡します。
そしてゆうちょ銀行の指定口座にお金を振り込みます。
すると上のハガキが送られてきます。

折角なんで御茶券付きの特等4500円にしました。
その他に壱等観覧席4000円、弐等観覧席2000円もあります。

その後、1/26に全くの偶然で一力亭のお座敷に招待されました。

実は当初は先斗町の”鴨川をどり”にしようかなとも思いました。
しかしまあ最初だから王道の祇園甲部にしようと、最終的に”都をどり”にして本当によかったです。
お座敷でお話した芸舞妓さんがおられると、親近感が湧きますね(勝手にですが(笑))。

まだまだ申し込み可能ですので、皆さんも是非行ってみて下さい(・・・ってもう既に行かれた方も多そうですね(笑))。

さて舞妓さんからの問題です。
舞妓さんの髪型である”割れしのぶ”や”おふく”を地毛で結うのに、髪はどのぐらい伸ばさなくてはならないでしょうか?
1.肩まで
2.肩から腰の間ぐらい
3.腰まで

どれでしょうか?



ヒント:吉田拓郎さんが町の教会で結婚出来るのと同じぐらいです・・・もう答えは書きませんね(笑)。

ヒントでも分からない若者は、お父さんかお母さんにヒントの意味を聞いてください!

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毘沙門堂門跡(山科散策3)


写真は、紅葉の晩翠園

毘沙門堂門跡は、さくらと紅葉の名所です。

アクセス(簡易地図
JRの山科駅で降り、京阪の踏切を渡らずに線路沿いに直進します。
地下鉄東西線の山科駅で降り、出口1番から出て右に回ると同じ場所です。
この道をしばらく直進します。
すると右手に踏切が見えると突き当るので、左折します。
ここから京阪の踏切を越え、JRの高架下を通り、ひたすら緩やかな坂を登ると、毘沙門堂に着きます。
駅から約1.2kmです。

拝観
極楽橋を渡って階段を登り、仁王門から入ります。
正面に本堂があり本尊は毘沙門天ですが、秘仏であるため直接はお参り出来ません。
2022/10/2、10/3、10/4、10/16に24年ぶりに御開帳がありました。
内陣のお厨子の中にもう1つお厨子があって、その中に像高6cmほどの小さな毘沙門天像があり、内陣に入って近くでお参り出来ました。

本堂の右手の道を進むと弁天堂、左手の道を進むと宸殿の前に来ます。
宸殿の前には“開かずの門”である勅使門があります。
宸殿と勅使門の間に見事な般若桜があります。
勅使門のさらに奥には“薬医門”があり、ここからも出入りが可能です。
ここまでは無料です。

本堂で拝観料500円を納めると、伽藍内部に拝観できます。
本堂には本尊の毘沙門天像がお祀りされていますが、秘仏です。
左脇壇には不動明王像が、右脇壇には徳川家康公像がお祀りされています。

本堂の先に霊殿がありますが、この間から弁天堂が見えます。
秋はここの紅葉が見事です。

霊殿は通常中には入れませんが、秋のシーズン中は中に入れます。
霊殿の天井には狩野永叔主信筆の“天井龍”があり、見る角度により龍の顔が変わります。

宸殿の内部に入ります。
まずは四愛の間。この奥に一段高い上段の間(御成の間)があります。
先に進み中央は老人の間。
さらに先が鷺の間です。
一旦廊下に出て後ろに回り、梅之間。
その奥(老人の間の後)が、裏中之間です。
襖絵は狩野守信筆で、老人の間の襖絵はどこから見ても観賞者が中心になる逆遠近法で描かれています。

また宸殿のさらに奥には円山応挙筆の“板戸の衝立”があります。
この絵の鯉も角度を変えると向きが変わったように見えます。

宸殿の裏は庭園の“晩翠園”です。
中心に池のある池泉式庭園を宸殿から観賞します。
降りることはできません。
駅から少し遠いですが、行く甲斐がはあります。




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