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2013 6/30の拝観報告3(寂庵 最終)


写真は、表門から寂庵までの小路

さて嵯峨有心堂の後は、ここも通常は非公開の寂庵を、これまた”ごんぎつね”さまが拝観のお願いをしてくださっていました。

瀬戸内寂聴さんの庵で、毎月1日の写経会や、第3日曜日の法話の会を行われています。
写経の会は飛び込みでも大丈夫ですが、土日に当たると大変人が多いそうです。

さらに法話の会は大人気で、事前にハガキでの予約がいるのですが、200人の定員に対して5倍ぐらいの応募があるそうです。

そしてこの日は寂聴さんはご不在。
北海道に行かれているとか。
既に90歳を越えられて、そのバイタリティーは見事です。

この日は寂庵の中をお参りさせて頂きました。
僕は今回お誘いを受けるまで、その存在すら知りませんでした。

通りからちょっと奥に入っていることや、周囲が木々に覆われていることもあり非常に静かでした。

嵯峨野は少し入ったらとても静かなので、”世俗を離れた感じ”がしますね。

寂庵の後は、清滝道に出て、みんなでJR嵯峨嵐山駅まで歩きました。

今回はなかなか会う機会がない方も多かったので、いろいろなお話が出来ました。
非常に有意義で楽しかったです。

この度は、このようなレアな機会を設けてくださった”ごんぎつね”さま。
誠にありがとうございました。
今後必ずや”恩返し”をしたいと思っておりますので、乞うご期待です・・・といっても”この道10年以上”のごんぎつねさまに喜んで頂けるところって存在するのでしょうか(笑)。

追伸
明日と明後日の22:00の更新は、訳あって”tricky”です(笑)。

アンケートを実施しています。
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宝菩提院願徳寺(西山散策7)


写真は、桜の咲く門前

宝菩提院願徳寺は大原野にある天台宗自院で、国宝の本尊 如意輪観音半跏像が有名です。

場所は勝持寺の西隣です(簡易地図)。
勝持寺の門前の道を東へ少し進むと約80mの左手に細い石段があり、このふもとに「願徳寺」と案内があります。
この門前の桜はなかなか見事です。

石段を登った左手に門があります。
拝観料は400円です。
境内は狭く、本堂と前庭があるのみです。
本堂でご住職から説明があります。
内陣中央には本尊で国宝の如意輪観世音菩薩半跏像、右手には重文の薬師瑠璃光如来、左手には聖徳太子二歳像がお祀りされています。
左手前には青不動明王のお軸が、本堂左手奥には上から慈覚大師像、元三大師像、弁財天像、毘沙門天像が、右手奥には不動明王像、忠快和尚像、弘法大師像、伝教大師像がお祀りされています。

ここは説明の後に、国宝の如意輪観世音菩薩半跏像の周囲のライトを消して見せてくれます。
暗闇に浮き出た如意輪観世音菩薩半跏像は、何とも神々しいです。

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