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2013 7/7の拝観報告4 最終(妙心寺の若手和尚さんと行くやさしい法話とお寺さんぽ)


写真は、玉鳳院の方丈前庭

さて当初7/7が京都定期観光バスツアーでの比叡山延暦寺だったにも関わらず、敢えて日程変更をした理由がこれです。
NHKカルチャーの講座、「妙心寺の若手和尚さんと行くやさしい法話とお寺さんぽ」です。

講師が長慶院のご住職だったので、長慶院に行く予定でした。
しかし予定よりも早く長慶院本堂の工事が始まってしまい、結局長慶院は使えず。

そこで予定が変更になりましたが、これが結果的に面白いことになりました。

さて15:00に南総門前に集合。
といっても参加者は4名だけ。

まず勅使門、三門、仏殿、法堂と簡単に解説。
そして法堂の内部案内だけ帯同しました。

その後はなんと開山堂のある玉鳳院へ。
昨年の京の冬の旅で公開されましたが、この日は特別。
まず方丈では、仏間の花園天皇像の近くまで入れて頂きました。
さらに開山堂です。
京の冬の旅では外回りだけだったのですが、ここも須弥壇壇上の奥、関山彗玄和尚像の近くまで入れて頂きました。
本当に貴重な経験でした。

その他、玉鳳院は一通り見せて頂きました。
・妙心寺13 特別拝観8 玉鳳院

そして次は法話のために移動したのですが、それがなんと大雄院でした。
あの柴田是真の襖絵に思いがけず再会です(笑)!
今回、写真を入れ替えました。
・妙心寺19 特別拝観14 大雄院

ここで拝観するということの意味など様々なお話を聞き、最後は大雄院を見せて頂き、17:00に終了しました。

この日は結局、長慶院には行けませんでしたが、玉鳳院と大雄院に思いがけなく行くことが出来てよかったです。

それにチャッカリ長慶院情報もご住職から得ましたので、またアマデウス会でお誘いしたいと思います。

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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一休寺3 予約拝観 虎丘庵(山城散策5)


写真は、虎丘庵の前庭

虎丘庵(こきゅうあん)は一休禅師が晩年を過ごされた庵で、通常拝観では見ることが出来ません。
しかし事前に電話で予約しておくと内部拝観が可能です。

通常拝観料500円と合わせて、別途拝観料が1団体最低3000円は必要ですので、
1人なら500円+3000円=3500円、
2人なら500円+1500円=1人2000円
3人なら500円+1000円=1人1500円、
4人以上の場合も、1人1500円です。

さて方丈のある庫裏で追加の拝観料を納め、御住職さんに伴われ庫裏から一旦出て左手にある虎丘庵への入口から中に入ります。

虎丘庵と並んで一休禅師の廟所があり、元々は虎丘庵と一体のものでした。
しかし明治以降に廟所が宮内庁の管轄となったのに伴い、現在は虎丘庵との間が土塀で分けられています。

虎丘庵には3部屋あります。
6畳の主室、3畳の小部屋に3畳の水屋です。
主室の両サイドは障子で吹き抜けており、手前側には3畳の部屋が付属しています。
奥の1辺には左から仏間、付書院、床の間が備えつけられています。
この外は廟所とを隔てる土塀です。

庭園は村田珠光の作と云われています。
廟所とを隔てる土塀に沿って七五三の配石がなされています。
正面の庭は石組に苔、そして左手から椿、槇、紅葉が植えられており、右手後方には大きな鐘楼も借景のように見えます。

静かに時が流れる空間でした。




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