京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
流響院1 (南禅寺別荘群散策3)

写真は、待合の前庭
真如苑が所有する南禅寺別荘群の庭園です。
通常は非公開で、1年のうち春と秋の3日ずつの計6日だけ一般に公開されます。
拝観予約の詳細は、「流響院の拝観予約」を参照してください。
門前に係の方がおられるので、ハガキを渡し受け付けをします。
門内の前庭が待合になっているので、そこで時間まで待ちます。
時間になると係の方が来られ誘導されますが、1グループ約16人をさらに半分に分けて案内されます。
それぞれここを手入れしている庭師の方が案内して下さいます。
前庭脇にある築地塀の門をくぐるといよいよ庭園です。
築地塀の門をくぐり砂利の小路を進みます。
右に池から流れ出る小川があり、周囲は一面の苔です。
この小路の左手から松の幹が斜めに張り出し、視界を遮ります。
これを避けた瞬間、前に広大な庭園が拡がります!
最初からすべてを見せないように計算されているのです。
庭園内の左手に数寄屋造りの主屋が階段を5段登るぐらいの小高くなった上に建っています。ここは庭園の西縁になります。
中央に大きな池がありますが、池はいわばY字型になっており、奥ほど広くなっています。こうすることで空間的にさらに広く見せられるそうです。
砂利道の周りは石組と苔、池の周囲を松と“もみじ”が囲み、さらに視界の奥は東向きなので東山連峰が借景になります。
この東山連峰の借景がすごく近くて見事です!
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2012 7/22の拝観1(貴船神社)

写真は、七夕笹飾りの本宮内
7/22(日)は午前中だけ時間を貰いました。
3か所に行きましたが、本当の目的は最後の1か所です。
朝、7:30過ぎに車で自宅を出ます。
堀川通を北上し御薗橋を渡り、上賀茂神社前を北上します。
このまままっすぐにひたすら進むと志明院ですが、府道38号線で右折します。
二条城周辺から約12kmで、貴船神社に到着です。
朝なので道はガラガラです。
ここも本編の写真がもひとつなんですね。
いつも人が多くて。
業を煮やしての早朝拝観です(笑)。
これは意図していなかったのですが、8月中旬まで七夕笹飾りがあります。
奥の院へも行きました。
比較的きれいに撮れたので、また本編の写真も入れ替えておきます。
ここで8:15頃、次に向かいます。
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アクセス(南禅寺別荘群散策2)

写真は、簡易地図
地下鉄東西線の蹴上駅で下車し、出入口1から出ます。
ウェスティン都ホテルが目の前にあり、まずこのなかに“佳水園(かすいえん)”があります。
出入口を出て右折し右上から下って来るインクラインに沿って三条通を直進すると、右手にトンネルが現れます。
これが“ねじりまんぽ”です。
ここへ右折します。
しばらく歩いた左手に“智水庵(ちすいあん)”があり、さらに進むと道なりに左にカーブします。
この突き当りに“何有荘(かいうそう)”があります。
さらに道なりに進んだ左手に、南禅寺の塔頭の“大寧軒(だいねいけん)”が、さらに進んだ左手に“金地院(こんちいん)”があります。
ここを直進すると南禅寺の前の道に突き当たります(A地点)。
まずはA地点を左折します。
すぐ右手に“桜鶴苑”の看板が見えます。この細道の奥に桜鶴苑(おうかくえん)があります。
さらに70m程先の左手に坂があり、これを左折して登ります。
この道の奥の左手に“對龍山荘(たいりゅうさんそう)”があります。
A地点に戻ります。
A地点を左折して、南禅寺に入ります。
南禅寺の勅使門から山門を右手に見ながら北上しB地点に至ります。
B地点で道なりに右折して進むと、再度道なりに左折します。
この先に北門がり、鹿ヶ谷通になります。
永観堂を過ぎた先、丸太町通の突き当りに“有芳園(ゆうほうえん)”があります。
さらに少し先を右折した哲学の道沿いに“和輪庵(わりんあん)”があります。
B地点に戻ります。
本道は道なりに右折しますが直進して、左クランクを進みます。
そこから約150m先の右手にある豪邸が野村碧雲荘(のむらへきうんそう)で、左手が“清流亭(せいりゅうてい)”です。
春はここの紅枝垂桜が非常にきれいです。
この先がT字路で、突き当りが“怡園(いえん)”です。
ここを左折します。道なりに右にカーブしながら進むと、白川通に突き当たります(C地点)
。
このC地点は、市バス5系統の南禅寺・永観堂道バス停のすぐ南に位置します。東天王町のバス停から徒歩でも来られます。
C地点で左折します。
最初の信号があり、ここは二条通との右折のT字路になっています(D地点)。
ここの左手が“流響院(りゅうきょういん)”です。
D地点を右折し二条通を約120m進んだ右手に“白河院庭園”があります。
D地点に戻り、白川通を直進した左手に“洛翠庭園(らくすいていえん)”と“真々庵(しんしんあん)”が順に現れます。
さらに南下すると南禅寺前の交差点に到着します。
この左手の仁王門通に沿って無鄰菴があります。
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2012 7/19 上七軒ビアガーデン

写真は、玄関フロア。
7/19に飲み会を開きました。
ぼやかして書くと背景が分からないので、ハッキリ書きます。
今回、僕の担当の患者さんが自宅退院されました。
それを現場で支えてくれたのが、僕の指示の下に頑張ってくれた看護師と療法士の皆さんです。
そこでたまに慰労の意味で担当したスタッフ少人数で、こういう飲み会をします。
ほどんど皆さん僕より10歳以上歳下なので、アニキが飲みに連れて行くような感じです(笑)。
慰労の会ですから、会費はアニキの”男気”で全額僕の”おごり”です(笑)。
通常場所は皆さんに一任するのですが、今回は珍しく僕が指定。
上七軒ビアガーデンにどうしても行きたかったからです(笑)。
また細かいことは本編に上げようと思います。
簡単に言うと、普通のビアガーデンよりは割高でしょう。
しかし2時間いた間に舞妓さんが3人、芸妓さんが2人立ち寄られ、5分程度ずつお話してくださるので、それも込みならこんなものでしょう。
また舞妓さんもいつもの白塗りではなく薄化粧なのもいいですね。
ちなみに今回5人で46,000円。
しかし20代半ばの若者がさんざん飲んで食べてでしたから、普通なら7000円ぐらいで済むのかもしれません。
まあ皆さん今まで至近距離で舞妓さんを見たことも、ましてやお話したこともなかったので、非常に喜んでいたのが何よりです。
このように友人などをちょっと接待するのにはいいですね。
また18:30に入ったのですが、平日にもかかわらず19:00過ぎには満席だったので、必ず予約された方がいいでしょう。
この後、近くで2次会を23:00頃までやって、さすがにフラフラになって帰りました。
もちろん2次会も”男気”でした(笑)。
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はじめに(南禅寺別荘群散策1)

写真は、桜の時期の清流亭(左)と野村碧雲荘(右)の前
かつて南禅寺の塔頭だった敷地が、明治時代の上知令によりお上に取り上げられ民間に売却されました。
その土地に当時の政治家や富豪が別荘を造るのが流行し、今なお残っています。
これらのうち参観できるものもあり、それらを分類し順に紹介します。
なお正確には“南禅寺別荘群”に含まれないものもありますが、南禅寺別荘群とその周辺の庭園ということで許してください。
1.観光地として常に参観可能なもの。
無鄰菴
2.本来の施設の一部として参観できるもの。
白河院、桜鶴苑など
3.定期的な予約参観で当選すれば参観できるもの。
流響院、清風荘ともう1ヵ所(具体的には書けません)。
4.不定期の予約参観を探して予約できれば参観できるもの。
野村碧雲荘、清流亭など
1は岡崎散策にあるので、その記載を参照してください。
2はそれぞれの項目で説明します。
3は流響院の予約、清風荘は秋に抽選で参観があるので10月頃京大のHPを参照してください。
問題は4です。
南禅寺別荘群のほとんどがこれで、定期的な参観がありません。
何らかの企画で予約特別参観があり、それらを狙うしかありません。
しかも大抵定員が30人程度と狭き門です。
かなりアンテナを高くしておかないと無理でしょう。
当然まだ参観出来ていないところもいくつかあります。
それらは参観出来次第、随時追加掲載します。
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明日からの8:00の本編は・・・。
今日で取りあえず、この夏の旅の本編も終了しました。
未公開の本編も残りわずかになりました。
そろそろ、行きますか・・・”アレ”に!
7月の初めに気付きました・・・「今月のアンケートは伸びない」だろうと。
こういう目玉の少ない特別公開の人気アンケートは、正直票数的にはツライです。
しかしこれを逆に利用しようと思いつきました。
本編の残りも少なくなり、投票でも下位の今こそ、水面下で”アレ”に手を出そうと目論みました。
そもそもこのブログは”そこそこ面白い!?(正しくは情報満載かな)”にもかかわらず、人気ブログアンケートのタグを付けていないのは、
「”アレ”を目立つことなく掲載するためだけ」
といっても過言ではありません。
既にこの投稿からping送信も停止し、アクセス数が低下するのも覚悟の上です。
「どうしても知りたい方が調べたらたどり着ける情報」であればいいと思っています。
では明日から”地味に”参ります!
追伸
”アレ”が終わると、未公開の本編は10回分ぐらいしかありません。
それらが終わり次第、
・既掲載分の改訂版
や
・マイナー散策
を適宜更新していこうと思いますので、よろしくお願いします。
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未公開の本編も残りわずかになりました。
そろそろ、行きますか・・・”アレ”に!
7月の初めに気付きました・・・「今月のアンケートは伸びない」だろうと。
こういう目玉の少ない特別公開の人気アンケートは、正直票数的にはツライです。
しかしこれを逆に利用しようと思いつきました。
本編の残りも少なくなり、投票でも下位の今こそ、水面下で”アレ”に手を出そうと目論みました。
そもそもこのブログは”そこそこ面白い!?(正しくは情報満載かな)”にもかかわらず、人気ブログアンケートのタグを付けていないのは、
「”アレ”を目立つことなく掲載するためだけ」
といっても過言ではありません。
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「どうしても知りたい方が調べたらたどり着ける情報」であればいいと思っています。
では明日から”地味に”参ります!
追伸
”アレ”が終わると、未公開の本編は10回分ぐらいしかありません。
それらが終わり次第、
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梅辻家住宅(上賀茂神社周辺散策6)

写真は、梅辻家の主屋
梅辻家は社家の中でも”賀茂七家”の1つに数えられ、七家の中では唯一現存するものです。
通常は非公開ですが、2012年の京の夏の旅で公開されました。
アクセス
上賀茂神社の門前の道を右手前方へと進みます。
すると右手に明神川が流れる社家町に出ます。
これを進んでいくと、やがて明神川が右手に逸れますが、さらに少し直進した左手に梅辻家住宅があります。
参観
長屋門を入った正面に主屋の式台(表玄関)があり、右手に書院があります。
式台は貴人を迎える正式な玄関で、左手側面には“供待ち”を挟んで大戸口(内玄関)があります。
内玄関の入口が鳥居形になっているのが社家の特徴です。
式台から入り、参観料600円を納めます。
切妻造の主屋から書院までの廊下に、作者不明の花鳥図と扇面を貼った源氏物語図が展示してあります。
主屋は奥もありますが、現在も住居されているので公開はありませんでした。
書院に入ります。
書院は250年前に御所の学問所を移築した黒書院造です。
2間からなり、平素はここでお琴の教室をされているそうです。
手前の部屋には“研精不捲(けいせいうまず)”と三条実美が書いた扁額があります。
奥の部屋には花頭窓や床の間があります。普通の天井は、床の間に平行に(床の間に向かわないように)板を敷くそうですが、ここは床の間に垂直(床の間に向かう方向)です。これも御所建築の特徴だそうです。
また庭の端には御印殿収蔵庫があります。
当時当番制で神主がまわってきた際には、神社の実印を庭の祠の御印殿の中の収蔵庫に入れて管理していたそうです。
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2012 7/8の拝観報告8 最終(毘沙門堂)

写真は、宸殿と書院
本来は志明院で終わりかと思っていましたが、時間を切り詰めた結果、まだ長男を京都駅に迎えに行く16:00までは1時間以上ありました。
そこで賀茂川左岸を南下し、北山通へ。
下鴨本通から北大路通、東大路通へと進みます。
仁王門通で左折し、疏水沿いを走ります。
南禅寺前を通過し、三条通から一路山科へ。
JRの高架下を通過して左折の細い道を進むのが近道のポイントです。
辿り着いたのは、毘沙門堂。
ここも以前の写真が気に入らなかったので再撮影目的です。
本編も差し替えました。
桜の時期にここも来る必要があります。
来年こそは!
さすがにこの後は急いで京都駅に戻り、長男をお迎えして帰宅しました。
あぁ疲れたけど、楽しかったです!
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伏見稲荷大社5 特別拝観2 御茶屋 松の下屋(伏見散策15)

写真は、松の下屋(左)と御茶屋(正面)
荷田春満旧宅と同じく、2012年の”京の夏の旅”、2014春や2015年春の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。
門をくぐり前庭に沿って左手に進みます。
最初に御茶屋があります。
御所の古御殿を下賜されたもので、重要文化財です。
8畳の一の間と二の間からなり、書院造に数寄屋建築の要素が折衷された、いわば数寄屋建築初期のものです。
障子の桟が2重であったり、幅が徐々に狭くなったりしているところに現れています。
また火頭窓や竹節欄間など禅宗寺院の様式も認めます。
御茶屋の反対側に出ると、奥には回遊式の庭園が拡がります。
中央に小川が流れ、右手には松の下屋、左手は緩やかな斜面になっています。
この斜面に沿って苔と松などが植樹されており、頂上には茶室の瑞雲軒があります。
まず右手に松の下屋があります。
この中の襖絵は棟方志功の御牡丹図と御鷹図です。
ここから庭園を見上げる形になります。
散策路に沿って緩やかな斜面と階段を登ります。
最高地点にはお茶室の瑞芳軒があります。
右手に4畳半の小間、左手に隣接して8畳の広間があります。
広間の左手に1畳の床の間と1畳の床脇があります。
茶室からは松の下屋や御茶屋を見下ろす向きになります。
散策路に沿って降りてきて、御茶屋の周囲をまわって玄関に戻ります。
松の下屋
2016年4/29~5/8の春の非公開文化財特別公開で再訪すると、松の下屋の内部も公開されていました。
表門を入り、真っ直ぐ正面から松の下屋に入ります。
右手に小さな中庭があり、左手の階段を登ります。
2階は手前から6畳、4畳、8畳の3間構造で、庭園が一望できます。
奥の階段から下に降ります。
1階は2間の書院造りです。
手前の部屋の床の間には棟方志功の稲荷大明神の掛け軸が掛かり、襖絵は御鷹図。
奥の部屋の襖絵は御牡丹図でした。
呈茶
さらに2015年の夏頃から、土日の10:00~15:30まで松の下茶屋で呈茶が行われるようになりました。
1人1200円です。
この際は玄関を入ってすぐ左手の洋間も公開されます。
内部は洋間ですが、天井は網代の折上格天井です。
さらに書院の方は棟方志功の襖絵は外されていますが、全ての間が開放されています。
生菓子とお薄がお盆に乗って出てきます。
帰りには御茶屋の横を通って、庭園の散策も可能です。
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2012 7/8の拝観報告7(志明院)

写真は、志明院の書院から見た庭園
上賀茂神社を出て市内中心部に戻・・・らずに、賀茂川右岸を北上し、市内から離れていきます。
どんどん離れていきます。以前から行きたかったところへひた走ります。
府道61号線を遭難したかと思うぐらい走ると、突き当りに”志明院”があります。
市内からだと1時間は必要でしょう。
ここも以前からの念願の場所で、今回やっと来られました。
この日、自転車を併用してまで時間を切り詰めたのは、単にここに来たかったからです。
歌舞伎の”鳴神”の舞台として、鴨川の源流として有名です。
山の中なので、もちろん”涼しい”。
そしてほとんど誰も来ない。
鴨川の源流沿いの参道の階段は苔生し、湿度の高いひんやり感、マイナスイオンが充満している感じです。
例の岩屋も”これがあの!”という風格。
帰りは書院でお抹茶と水ようかんを頂きました。
またここが風が通って涼しく、目の前はこの写真の景色と清流の音だけが聞こえます。
時間が止まります・・・
すべてを忘れます・・・
そよぐ風、清流のせせらぎ、自分・・・。
将来是非成人した子供を連れて志明院に来たいと思いました。
誘い文句は「暑いし、涼みに行こか」です。
そんな風流なオヤジになって、昔父が”お寺の日”に何をしていたかを教えてやります(笑)。
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伏見稲荷大社4 特別拝観1 荷田春満旧宅(伏見散策14)

写真は、北庭
楼門を潜った右手に荷田春満旧宅が、左隣に東丸神社、さらに左奥にお茶屋があります。
2011年に大幅に修繕され、通常は非公開ですが2012年の”京の夏の旅”、2014春や2015年春の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。
門を入り、お茶屋も含めた拝観料800円を納めます。
前庭から玄関を進み、書院に入ります。
内部は平屋の6畳2間の書院式で、花頭窓、違い棚や二段の袋戸などがあります。
もちろん本来は襖で隔てられていますが、公開時は外されています。
左右に縁側があり、右手が北庭、左手が南庭です。
本来は北庭しかなく、現在の南庭の部分には元々は母屋あったそうです。
両方の庭とも枯山水庭園です。
南庭はきれいな苔に白砂が映え、訪問当時は桔梗が少し咲いていました。
またもみじもあったので、秋はきれいなのでしょう(公開予定はないですが)。
北庭は元からあった庭園です。
ここに庭園を造りたくなる気持ちは分かります。
庭の背後には朱塗りの楼門、舞殿があります。
苔と松の緑、白砂の白、楼門の朱、非常にきれいなコントラストです。
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2012 7/8の拝観報告6(梅辻家邸宅)

写真は、書院前庭
廬山寺を出て寺町通を北上します。
今出川通から加茂街道に入ります。
普通はこのまま御園橋まで直進ですが、北山通で右折し賀茂川を渡るや否や左折します。
しかしこの賀茂川右岸は途中から南行き一方通行になるので少し道なりに右へ曲がります。
すぐの交差点を左折して直進すると、上賀茂神社の前に着きます。
加茂街道を直進すると、堀川通の合流点と御園橋の右折でやや渋滞するので、こちらの方が早いです。
上賀茂神社の有料駐車場に駐車し、またここで自転車に乗ります。
社家町を経て辿り着いたのが、梅辻家です。
ここも詳細は、7/21の本編で紹介するので感想だけ。
参観できるところは広くはないですが、社家建築の特徴がよく分かります。
ここも次回はいつ公開になるかもわからないので、この機会を逃す手はないでしょう。
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京都好きな人さまの日程案
先日、京都好きな人さまのからご依頼のあった京都観光の日程案です。
情報を整理します。
日程
8/17 9:30~8/20 17:00。
拝観予定場所
長江家住宅、大覚寺、知恩院山亭、伏見稲荷お茶屋、上賀茂神社梅辻家、上賀茂神社西村家、清水寺成就院、方広寺
豊国神社、大河内山荘、南禅寺金地院、真如堂、妙心寺襖絵見学ツアー、三千院、来迎院、勝林院、実光院、宝泉院、寂光院、古知谷阿弥陀寺。
宿泊先
8/17~8/18は南禅寺の近く、8/18~8/20は京都御所の近くのホテル。
その他の要望
南禅寺金地院は8/18がいい。
大原に行くためにはレンタカーを使い、それ以外は電車とタクシーを使う。
以上を踏まえて、以下のようにしてみました。
8/17(金)
京都駅でホテルに荷物を送る(可能だと思うのですが)→JR嵯峨野線で京都駅~嵯峨嵐山駅→暑そうならタクシーで→大覚寺→祇王寺などを経由するのもおすすめ→大河内山荘→竹林の道→嵐電で嵐電嵐山駅~大宮駅→徒歩か市バス207系統で四条大宮~四条西洞院→長江家住宅→地下鉄烏丸線の四条駅~烏丸御池~東西線で蹴上駅→ホテル。
嵐山を14:30頃に出られれば、長江家に16:00までは十分に間に合うでしょう。
逆にそこまでを嵐山で過ごされるといいでしょう。
8/18(土)
ホテル→南禅寺金地院→タクシー→知恩院山亭→ホテルで荷物を拾って→タクシー→清水寺 成就院→真如堂(荷物をどうするか)→タクシー→この日のホテルへ→市バス203系統で烏丸今出川~北野白梅町→市バス26系統で北野白梅町~妙心寺北門前→15:00から妙心寺襖絵見学ツアー(御存じとは思いますが、明日11:00から予約開始)→17:00、市バス26系統で妙心寺北門前~北野白梅町→市バス203系統で北野白梅町~烏丸今出川→ホテル。
ホテルから移動する際の荷物の扱いが難しいです。このままでは荷物アリで真如堂になります。
タクシーを待たせておくのか・・・。
maybeさまが書かれたように、ホテル→ホテル間のキャリーサービスがあれば完璧です。
また烏丸今出川から妙心寺までの北野白梅町でのバスの乗り換えが、やや煩雑です。
バス停の場所が違うので、よく待つ場所を理解していないといつまでたっても来ない・・・なんてことになりかねません。
バスを使わずのに、地下鉄で今出川駅~烏丸御池~二条駅→JR嵯峨野線で二条駅~花園駅もありますが、やや遠回りです。
いや、そもそも市バスで片道1人440円も使うのなら、人数次第ではここもタクシーの方がいいのかもしれません。
また妙心寺までは、まわるのが遅くなければ、普通は時間が余るでしょう。
8/19(日)
レンタカーで上賀茂神社の駐車場に駐車→徒歩で→西村家→梅辻家→レンタカーで、大原へ→来迎院→三千院→勝林院→宝泉院→実光院→寂光院→再度レンタカーで古知谷阿弥陀寺(山門周辺が少し広く駐車場のようですが、もっと上まで車で上がれます)→レンタカーでホテルへ。
ここはこれでいいでしょう。
寂光院ですが、ここだけ大原の中でも離れています。
暑くて歩くのが大変なら、寂光院へも車を使ってもいいですが、再度500円程度の駐車料金が発生します。
そこは暑さと駐車料金のコストパフォーマンス次第でしょう。
移転した出世稲荷神社も見てやってください(笑)。
8/20(月)
荷物は京都駅へ送る(可能だと思うのですが)→地下鉄烏丸線で今出川駅~烏丸御池駅~東西線に乗り換え~三条京阪駅→京阪電車で三条駅~七条駅→方広寺→豊国神社→京阪電車で七条駅~伏見稲荷駅→伏見稲荷お茶屋・・・
ここはスカスカです。
まだまだまわれます。
全体を通じてですが、この時期は非常に暑いので、徒歩は出来るだけ避けた方がいいでしょう。
まずはこんな感じでいかがですか。
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情報を整理します。
日程
8/17 9:30~8/20 17:00。
拝観予定場所
長江家住宅、大覚寺、知恩院山亭、伏見稲荷お茶屋、上賀茂神社梅辻家、上賀茂神社西村家、清水寺成就院、方広寺
豊国神社、大河内山荘、南禅寺金地院、真如堂、妙心寺襖絵見学ツアー、三千院、来迎院、勝林院、実光院、宝泉院、寂光院、古知谷阿弥陀寺。
宿泊先
8/17~8/18は南禅寺の近く、8/18~8/20は京都御所の近くのホテル。
その他の要望
南禅寺金地院は8/18がいい。
大原に行くためにはレンタカーを使い、それ以外は電車とタクシーを使う。
以上を踏まえて、以下のようにしてみました。
8/17(金)
京都駅でホテルに荷物を送る(可能だと思うのですが)→JR嵯峨野線で京都駅~嵯峨嵐山駅→暑そうならタクシーで→大覚寺→祇王寺などを経由するのもおすすめ→大河内山荘→竹林の道→嵐電で嵐電嵐山駅~大宮駅→徒歩か市バス207系統で四条大宮~四条西洞院→長江家住宅→地下鉄烏丸線の四条駅~烏丸御池~東西線で蹴上駅→ホテル。
嵐山を14:30頃に出られれば、長江家に16:00までは十分に間に合うでしょう。
逆にそこまでを嵐山で過ごされるといいでしょう。
8/18(土)
ホテル→南禅寺金地院→タクシー→知恩院山亭→ホテルで荷物を拾って→タクシー→清水寺 成就院→真如堂(荷物をどうするか)→タクシー→この日のホテルへ→市バス203系統で烏丸今出川~北野白梅町→市バス26系統で北野白梅町~妙心寺北門前→15:00から妙心寺襖絵見学ツアー(御存じとは思いますが、明日11:00から予約開始)→17:00、市バス26系統で妙心寺北門前~北野白梅町→市バス203系統で北野白梅町~烏丸今出川→ホテル。
ホテルから移動する際の荷物の扱いが難しいです。このままでは荷物アリで真如堂になります。
タクシーを待たせておくのか・・・。
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また烏丸今出川から妙心寺までの北野白梅町でのバスの乗り換えが、やや煩雑です。
バス停の場所が違うので、よく待つ場所を理解していないといつまでたっても来ない・・・なんてことになりかねません。
バスを使わずのに、地下鉄で今出川駅~烏丸御池~二条駅→JR嵯峨野線で二条駅~花園駅もありますが、やや遠回りです。
いや、そもそも市バスで片道1人440円も使うのなら、人数次第ではここもタクシーの方がいいのかもしれません。
また妙心寺までは、まわるのが遅くなければ、普通は時間が余るでしょう。
8/19(日)
レンタカーで上賀茂神社の駐車場に駐車→徒歩で→西村家→梅辻家→レンタカーで、大原へ→来迎院→三千院→勝林院→宝泉院→実光院→寂光院→再度レンタカーで古知谷阿弥陀寺(山門周辺が少し広く駐車場のようですが、もっと上まで車で上がれます)→レンタカーでホテルへ。
ここはこれでいいでしょう。
寂光院ですが、ここだけ大原の中でも離れています。
暑くて歩くのが大変なら、寂光院へも車を使ってもいいですが、再度500円程度の駐車料金が発生します。
そこは暑さと駐車料金のコストパフォーマンス次第でしょう。
移転した出世稲荷神社も見てやってください(笑)。
8/20(月)
荷物は京都駅へ送る(可能だと思うのですが)→地下鉄烏丸線で今出川駅~烏丸御池駅~東西線に乗り換え~三条京阪駅→京阪電車で三条駅~七条駅→方広寺→豊国神社→京阪電車で七条駅~伏見稲荷駅→伏見稲荷お茶屋・・・
ここはスカスカです。
まだまだまわれます。
全体を通じてですが、この時期は非常に暑いので、徒歩は出来るだけ避けた方がいいでしょう。
まずはこんな感じでいかがですか。
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2012 7/8の拝観報告5(廬山寺)

写真は、桔梗の咲く源氏庭
清宗根付館を後にして坊城通を北上し、四条通へ右折します。
堀川通から御池通を経て、市役所前で寺町通に入ります。
そのまま京都御苑の横まで進み、到着したのが”廬山寺”です。
門内に駐車できます。
ここも定番ですね。
ご覧の通りの桔梗です。
昨年の写真がやや白トビ気味だったので出直しです(笑)。
本編の写真も入れ替えました。
天得院と違い、こちらは白砂が映えます。
ここも是非おすすめですね。
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2012 7/16 祇園祭 宵山

写真は、放下鉾の上から
本日17:00過ぎに家を出て、祇園祭の宵山に行きました。
今日も非常に暑い1日でしたが、この時間は少し日が陰りややマシでした。
新町御池から新町通を南下しましたが、御池通は明日の準備が万全でした。
新町通も六角通まではそれほど人も多くはなかったですが、北観音山のある以南はすでに通行しにくいぐらいの人混みでした。
今回は放下鉾の拝観券を頂いていたので、まずは放下鉾へ。
最初に乗っておかないと、この後は混雑しますからね。
妻は下で待ち、長男、次男と3人で放下鉾に乗せて頂きました。
女人禁制なんでしょうがないですね。
その写真が上のものです。
南(四条通)側に向かって撮ったのですが、見通しが悪いですね(笑)。
例年は函谷鉾の粽を買うのですが、今年は放下鉾のにしました。
このまま四条通に出たところで18:00。
ちょうど四条通が歩行者天国になりました。
函谷鉾で昨年の粽を返却した後は、もう夜店めぐりです(笑)。
今年から四条烏丸近辺は混雑緩和のため夜店が減りました。
個人的にはこの方がいいです。
混雑している所はどの道買い物しようなんて思いにくいですもんね。
錦通以北の烏丸通を北上しながら夜店をめぐり、そのまま烏丸御池から帰り、19:30頃帰宅しました。
人が多くて大変ですが、祇園囃子を聞くと懐かしいというか、聞かずには夏は迎えられないですね。
子供が出来て以降は来ること自体が大変ですが、毎年来ています。
しかし冷静に考えると、自分が行きたいというのは来る理由の30%ぐらいかもしれません。
残りの70%は、「子供に祇園祭を感じさせたい」のかもしれません。
自分にとっても、妻にとっても、物心ついた時からそこにあったお祭りなので・・・。
今日も帰りに長男、次男共に「楽しかった」と。
こうして今までのように子々孫々と続いて行って欲しいものです。
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