京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2014 10/10の拝観報告7(安養寺)
写真は、本堂内陣
伏見 下油掛町の西岸寺を出て南へ。
京阪の中書島駅の脇を抜けて、外環状線を東へ。
観月橋で国道24号線へ右折。
実はここを直進したすぐ先には、先日の西運寺があります。
国道24号線で向島を経て、京滋バイパスの下で左折。
宇治方面へ。
到着したのは13:45頃に到着したのが、安養寺です。
ここも浄土宗特別大公開の1つで10/1~10/18と長期でした、というかご住職によると御在宅であれば通常拝観も可能だそうです。
こちらは以前にご住職自らこのブログにコメントを頂きました。
なんでも10/1から始まるや想像以上に人が来られたそうです。
その方にどこでこの情報を知ったのかを伺われると、このブログが浮上してきたそうです。
もはや”京都特別(マイナー!?)拝観のパイオニア”ですね(笑)。
詳細は今後の本編に掲載します。
ご住職に本堂を案内して頂きました。
写真右手の黒い地蔵菩薩が、木造地蔵菩薩。
写真左手の金色の坐像が、木造阿弥陀仏です。
由緒書きもたくさん来られたので、急遽作成されたそうです。
もちろん大事に保管させて頂きます(笑)。
非常に親切に応対して頂き、有り難かったです。
それ程遠くはないので、またお邪魔したいです。
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2014 10/8の拝観報告8(長栄寺)
写真は、書院前庭
東大路通、知恩院前周辺のコインパーキングを出て、東大路通→丸太町通→堀川通→中立売通→智恵光院通と進み、智恵光院周辺のコインパーキングに駐車します。
ここから東へ向かったところにあるのが、長栄寺です。
すぐ東は先日訪問した千両ヶ辻です。
13:00過ぎに到着しました。
長栄寺も浄土宗特別大公開の1つで、この日の13:00~15:00までだけでした。
しかし平日ということもあってか、それ程人が多くはなかったです。
滞在時間中に5、6組の訪問という感じでした。
地蔵堂と本堂内部の御本尊が見どころです。
しかし本堂右手に尼僧と女性の掛け軸が2幅あるのに気づきました。
どなたか分からなかったので、御住職に「あちらの掛け軸に描かれているのはどなたですか?」とお伺いすると、
「鍋島氏のご息女で、長栄院さんというこちらを創建された方です。1600年頃らしいです。」と。
もうこの辺りは僕の得意分野です(笑)。
「鍋島といえば、佐賀藩のですよね」とお伺いすると、「そうです」と。
「1600年頃ならば、鍋島直茂の娘っていう可能性もあるんですかね」とお話していました。
元々の戦国時代好きが、こういうところでグッと生きてきました(笑)。
よくマイナー寺院などに行くと「そこは面白かったですか?」と聞かれます。
しかしWAN先代やスーメテさまなどもそうですが、
「よく観察し、自分の知識とリンクする部分を探して、面白くする」
んでしょうね。
このように背景が繋がると、さらに面白くなってきます。
バラバラだった知識があちこちで繋がってくる面白さ・・・これも京都拝観の醍醐味でしょうね。
知れば知るほど、抜け出せない訳です(笑)。
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2014 10/10の拝観報告6(西岸寺 油掛地蔵)
写真は、油掛地蔵
清和荘でゆっくり食事と庭園を見て、国道24号線から府道115号線を南下します。
この辺りの道は変な一方通行が多くて、非常にヤヤコシイです。
走ってみれば痛感します。
しかし長男のメガネ屋さんがこの付近にあり、そこへは車で行くことが多いため道に詳しくなっていたから助かりました(笑)。
寺田屋近くのコインパーキングに駐車して、13:00にやって来たのが西岸寺です。
ここも浄土宗特別大公開の1つで、この日の13:00~15:00の2時間だけでした。
実はここは来たこともなければ、存在も認識していませんでした。
詳細は今後の本編で掲載します。
いつもはご不在だそうですが、この日は本堂も開いていました。
ご住職が法話をされていましたが、どこかでお見かけしたことがあるなと思っていました。
すると法話の途中で西岸寺は兼務であり、通常は本塩竃の蓮光寺におられるとおっしゃいました。
以前予約拝観で蓮光寺にお邪魔しているので、覚えていたんですね(笑)。
本堂の御本尊と、地蔵堂の油掛地蔵も公開されていました。
油掛地蔵は本当に油が掛けられるんですね。
少しうれしかったです(笑)。
現地ではスーメテさまやmasaさまにも遭遇しました(笑)。
由緒書きも頂きましたし、普段全く開いていない寺院ですので、非常に良かったです。
そして帰りには翌日の大蓮寺の下見&門前写真撮影に行きました。
さらに次へと参ります。
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2014 10/8の拝観報告7(良正院)
写真は、本堂前庭
10:30から隆彦院→喜運寺→安祥院→青龍寺→西福寺→称名寺とループ状に徒歩でまわってきました。
ここで12:00前。
再度車に乗って移動です。
東大路通をさらに北上します。
そして知恩院前周辺のコインパーキングに駐車して向かったのが、知恩院塔頭の良正院です。
ここも浄土宗大特別公開の1つで、10/1~10/10まででした。
表門・本堂が重文でしたので、以前から是非行ってみたかったところでした。
詳細は今後の本編に掲載します。
見所は何といっても、狩野山楽の実子ではないかといわれている狩野三益の襖絵です。
襖絵の雰囲気はなかなか重厚ですが、ものの出来については・・・いろいろあるようですね(笑)。
やっとお参りすることが出来たのでよかったです。
ここで12:30頃。
同行のあんとんさまが昼食はいらないということでしたので、僕はコンビニでおにぎりを買って車で食べて次へと移動しました。
まあこういうところが後々、本日10:00掲載の10/10の清和荘での昼食につながる訳です(笑)。
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2014 10/10の拝観報告5(清和荘)
写真は、桃山の間。
国道24号線に戻り、北へと少し戻ります。
そして墨染通にある清和荘へ昼食に来ました。
11:30頃だったでしょうか。
最近の拝観では昼食がマクドなどが多くて、同行のあんとんさまからなんとなくですが「最近あまりちゃんとした昼食を食べてませんね」と
ポツリとつぶやかれ、いや
こぼされ、いや
クレームを言われていました(笑)。
そんな折、今回の拝観ルートを考えていると、「このルートならお昼に伏見あたりだな」と気付きました。
そこでかねてから行きたかったお店の1つである清和荘を予約”させて頂き”ました(笑)。
ここも詳細は今後の本編に掲載します。
まず玄関に伏見の名水11ヶ所の1つ“清和の井”水があります。
通されたお部屋は”菊の間”。
天井が真行草で、床の間などを見ても、もともとお茶室だったのかなと。
10畳なので広間ですが。
表側に大きな庭園と、奥には中庭が点在しており、どこの部屋もお庭に接しているようです。
注文したのは墨染弁当。
サービス料など込みで2人で6210円。
なので1人3000円クラスです。
内容は上写真の2段のお重、栗ごはん、赤だし、水菓子とわらびもちです。
非常に上品で美味しかったですし、分量も最適。
お昼から6000円出して、懐石フルコースっていうのも多すぎますので、これぐらいがちょうどいいです。
3000円クラスのお弁当コースでは最上級だと思います。
最後には大きな表の庭園にも行かせて頂きました。
こちらは本編で(笑)。
サービスにも問題なく、是非もう1度行ってみたいと思えるお店でした。
京阪電車の墨染駅からまっすぐ西へ500mにあります。
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2014 10/8の拝観報告6(称名寺)
写真は、書院の前庭
西福寺を出て南へ進み、五条通に出ます。
東山郵便局の裏手にあるのが称名寺です。
ここも浄土宗特別大公開の1つで、ここもこの日だけでした。
本堂と御背板(おせた)が見どころです。
御背板とは簡易のお仏壇のようなものです。
江戸時代後期から昭和33年まで、修行で西国33カ所をお坊さんが廻られていた時に背負っておられたものだそうです。
13kgもあるそうです。
これを背負って西国33カ所を巡られるのですが、17年間で33回まわるのでほぼ1年に2回です。
大体1回めぐるのに3か月半かかるので、1年の内7か月、約半分以上はを費やすことになります。
宿泊は檀家さん宅が定宿のようになっているそうで、その宿泊のお礼にこの御背板の仏壇を組み立ててお勤めをされたそうです。
この御背板には恐らく33個の本尊さんがミニチュアで作られているのですが、これがなかなか精巧。
あんとんさまも、後日このお話をしたfrippertronicsさまも、御背板を欲しがっておられました(笑)。
最後に書院にも入れて頂きました。
どうぞ、どうぞとお寺の奥様が非常に親切でした。
書院の庭園もきれいでしたが、天気が良すぎて写真的には・・・。
由緒書きも頂けましたし、御背板も見事。
こちらもなかなかよかったです。
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2014 10/10の拝観報告4(清凉院)
写真は、本堂南側の庭園
寺町通から河原町通へ出て、ひたすら南下します。
国道24号線を進み、近鉄伏見駅周辺で大きな左クランクを進むと、栄春寺が左脇にあります。
さらにその先の側道を左に進んだ先に清凉院があります。
この時点で11:00ぐらいでした。
ここも浄土宗特別大公開の1つで、こちらは10/1~10/18と公開期間が長めでした。
そしてお茶とお菓子込みで拝観料が500円でした。
普段は公開は全くされていないそうです。
詳細は今後の本編に掲載します。
本堂の前庭がきれいです。
こちらの写真は本編で(笑)。
そして本堂です。
御本尊とお亀の方(家康の側室で尾張藩祖 徳川義直の母)の軸と、小さな徳川義直像が展示してありました。
お寺の方はこれだけですがと恐縮しておられましたが、なんの我々はそれで十分なんです(笑)。
なかなか落ち着く感じの雰囲気で、僕は好きでした。
ただし当日は隣の小学校が運動会をされていたようでしたので、今度はもう少し静かな時に行きたいですね(笑)。
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2014 10/8の拝観報告5(西福寺)
写真は、本堂内陣
青龍寺から東大路通に出て、松原通へと進みます。
六道珍皇寺を過ぎて、やって来たのが西福寺です。
ここは六道まいりの際に公開されるので、初ではなかったです。
今回は浄土宗特別大公開で、本堂の公開でした。
ただし本堂は六道まいりでも公開される上に、その時の方が寺宝などもたくさん公開されるので、来られるのなら六道まいりがおすすめですね。
同行のあんとんさまは初訪問でしたので、他の地蔵菩薩や不動明王像などをお参りされていました。
それほど大きくないですし、再訪問ですので早目に次へと参りました。
この辺りで11:30頃だったでしょうか。
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2014 10/10の拝観報告3(勝圓寺)
写真は、本堂内陣
聖光寺の後は、そのまま徒歩で勝圓寺に。
この勝圓寺の隣には今は京都市総合教育センターがあります。
ここ実は閉校した永松小学校の跡なんですね。
確か僕が小学校低学年ぐらいの時に、隣の開智小学校に吸収合併されました。
僕の小学校も近隣でしたので、共に行ったことがあり、非常に懐かしかったです。
お話が逸れました(笑)。
その京都市総合教育センターの隣の勝圓寺です。
詳細は今後の本編で掲載します。
ここはご本尊のみですね。
それでもお参りさせて頂けるだけで十分です。
それほど長居せずに帰ろうと門まで行ったところで、後ろから呼び止められました。
「あの、ブログされている方ですよね・・・」
もうこの質問には慣れました(笑)。
こちらも余裕を持って、
「そうですよ」とお答えしました。
すると「私、シヲです。」と。
あぁ、あの。
最近コメントをよく下さっているので覚えていました。
いろいろお話させて頂いて、やはりコメントの印象通り”いい方”だと感じたので、アマデウス会にお誘いしました。
久しぶりの新会員さんです。
今後はこういう入会形態だけは残りそうです(笑)。
後日談ですが、シヲさまに「どうして僕がamadeusと断定できたのですか?」とお伺いしました。
すると1つ目はよくあるパターン。
あの”リュック”です。
それは想定の範囲内。
しかしもう1つ根拠があったそうです。
それは”勝圓寺で頂いた由緒書きを、そのまますぐにクリアファイルにしまったから”だそうです。
確かに一瞥もしないで大事に片付ける人って、そうそういないですよね。
観察力に脱帽でした(笑)。
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2014 10/8の拝観報告4(青龍寺)
写真は、本堂
安祥院の北側の小道に入ります。
松原通で日體寺の脇に出てさらに北へ。
そして八坂通では法観寺の五重塔の脇を抜けてさらに北へ。
最後に高台寺南門通に出ます。
この東側にあるのが、青龍寺です。
ここは以前に洛陽三十三観音霊場の御朱印で来ています・・・というか、御朱印以外で訪問するのが不自然なので、御朱印を導入することにした寺院の1つです(笑)。
今回は浄土宗特別大公開で、本堂が開きました。
通常時、本堂は開いていないので、ここは是非来たかったです。
詳細は既に本編に追記しております。
想像通りの”Bワールド”(笑)!
御本尊は是非見たかったので、よかったです。
伽羅の香りは分かりませんでしたが(笑)。
また本堂左手の弁天堂もご開帳していましたが、この弁天さんも個性的でした。
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2014 10/10の拝観報告2(聖光寺)
写真は、書院の前庭
将軍塚青龍殿を後にして、復路は五条通に出ます。
五条通→河原町通→寺町通で到着したのが、聖光寺です。
ここは浄土宗特別大公開の1つで、この日だけです。
そういえば、ここは以前法要の際にスーメテさま、WAN先代と来て「清凉寺式釈迦如来像にお参りさせて頂けないでしょうか」とお伺いすると、
「それなら清凉寺に行ってください」と言われ撃沈した記憶があります(笑)。
10:00頃、内部に案内されました。
詳細は今後の本編で掲載します。
今回の中でここが1番よかったという声が多かったように思いますし、僕もここが1番よかったです。
11:00~12:00間で法要があり、それ以前に行くとお薄とお茶菓子が出て、それ以降に行くとお稲荷さん2つと巻きずしが3つ出たそうです。
僕らは書院でお薄とお茶菓子を頂きました。
本堂には御本尊の阿弥陀如来像やそれこそ清凉寺式釈迦如来像(笑)。
他には清海曼荼羅など寺宝も多数。
それにあんな立派な由緒書きもあったんですね。
失礼ながら、正直意外でした(笑)。
是非来年も開催して頂きたいですね。
出来れば土日に(笑)。
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2014 10/8の拝観報告3(安祥院)
写真は、本堂
喜運寺を出て、渋谷通を下ります。
途中で右手の小道に入り、五条通に出てきます。
ちょっと近道(笑)。
そして五条坂を登ると安祥院があります。
六阿弥陀めぐりで有名ですね。
ここも通常拝観はしたことがありますが、いつか功徳日に来て本堂内をお参りしようとしていて伸び伸びになっていました。
今回10/8は功徳日。
この付近が10/8公開だったのは、これに合わせた可能性が高いのではないでしょうか。
詳細は今後の本編に掲載します。
ここもメインは功徳日に本堂内が公開されるので、御本尊にお参り出来るところでしょう。
由緒書きも、阿弥陀如来の方と、日限地蔵の方の2種類があり、それぞれ100円と50円です。
当然両方頂きました(笑)。
後は本編用に境内の散策。
寺務所の奥の花頭窓があり、その中に不動明王像がお祀りされていました。
あんとんさまと「こういうの見ておかないと、WAN先代が突然話題にしてくるから」と言いながら見ていました(笑)。
次の功徳日は11/24です・・・でもそれどころじゃないか。
その頃は紅葉が(笑)!
ではその次は、12/24。
クリスマスイブ・・・って感じでなかなか行けないのです(笑)。
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2014(平成26年) 秋 第50回記念 京都非公開文化財特別公開の分析
図は、過去1年間の春と秋の非公開文化財特別公開と京の夏の旅、冬の旅の一覧
浄土宗特別大公開も終わったので、あと2週間後に迫った、この秋の第50回記念 京都非公開文化財特別公開の分析です。
主な期間は10/31~11/9です。
早速”レアさ”で評価していきます。
まずは紫色です。
海住山寺、上賀茂神社、萬福寺 宝蔵院です。
ほぼ通常拝観と同じです。
萬福寺 宝蔵院は行かれた方が少ないかもしれませんが、実は通常から拝観可能です。
2つ目は紺色です。
東寺 五重塔、金閣寺 方丈、下鴨神社、国立京都博物館です。
これらは確かに特別公開ですが、1年に複数回公開されているものです。
今回逃しても1年以内に公開が期待できるます。
金閣寺 方丈は年に2~3回は特別公開を自前でしています。
しかしweb上に全く情報がないです。
現地に書いてあるだけです。
以前は僕も季節ごとに電話で確認して、各月の特別公開に載せていましたが、もうメンドウになりました(笑)。
国立京都博物館は御存じのとおり常設展が公開となったので紫色でもいいのですが、久しぶりの再開ですので”1階級特進”させてあげました(2階級特進にすると”なくなりそう”なのでヤメます(笑))。
特別展の高山寺展も開催中ですしね(別料金)。
今回の非公開では常設展は込みで、既に10/15からは後期です。
3つ目は緑色です。
法然院、妙法院です。
これらは年に2回ないし1回は必ず公開があるところです。
法然院はこの非公開の企画でやろうがやるまいが、必ず4/1~4/7と11/1~11/7は公開されます。ですのでこの春も表にこそないものの、特別公開はしておられます。
また妙法院は毎年この秋の非公開で公開されていますし、細かいところでは今年から開催された5/14の五月会でも内部は公開されます。
しかも五月会なら奥書院と庭園も公開されます。
以前は国宝のポルトガル国印度副王信書が秋の公開で見ることが出来たのですが、今はちょうど国立京都博物館 常設展の後期で展示中です。
4つ目は黄緑色です。
清浄華院、冷泉家です。
本来はレアものですが、過去1年以内に同様の特別公開があったもの。
これらは最近は続いていますが、突然長期に公開がなくなることもあります。
5つ目は橙色です。
これらは少しレアと言えそうなものです。
西本願寺 飛雲閣 旧仏飯所、西本願寺 書院 経蔵、知恩院 大方丈 小方丈、妙心寺 三門です。
まずは西本願寺です。
西本願寺の書院・飛雲閣は予約拝観や春と秋の法要時(4/12~4/15、11/22~11/23)は拝観可能なのは、ここの読者さんならご存知でしょう。
そういう意味では騒ぐ程のことはないのですが、旧仏飯所と経蔵は確かにレアです。
でもレアですが、騒ぐ程のものかといわれるとどうでしょう(笑)。
次に知恩院です。
これは皆さん思いは一緒。
「やりやがったな、この野郎!」でしょう(笑)。
というのも春に”大方丈だけ”公開して、秋に”大方丈と小方丈”。
ヤラレましたね(笑)。
しかし共にレアです。
最後に妙心寺 三門。
これも確かにレアで、通年では6/18の午前中に行われる“山門懺法”という法要の際だけ登れます。
し・か・し、今回ここが弱いのは、すぐ後の「2015 第49回 京の冬の旅」でも公開されるのです。
この秋、無理に行く必要はなくなったと言っても過言ではないでしょう(笑)。
そして最後の6つ目が黄色。
東寺 灌頂院、萬福寺 三門 松隠堂、酬恩庵(一休寺) 虎丘庵です。
これらはいずれもほとんど公開がないので、非常にレアです。
まずは東寺 灌頂院です。
外観だけなら4/21の正御影供で、内部となると後七日御修法の最終日(1/14)の12:30~13:30頃までは中に入れます。
しかし拝観できるチャンスはなかなかないので、レアでしょう。
また9/20~11/25までは、宝物館で国宝の十二天屏風も公開されています。
次に萬福寺です。
三門は非常にレアです。なかなか登れません・・・が、楼上には何もないです。それだけは覚悟しておいてください(笑)。
松隠堂は個展会場として年に何度か入れますが、拝観はなかなかないです。
また10/26~11/30までは、宝物館の文華殿が5年ぶりで公開されます。
江戸期の曼荼羅なども初公開されるので、一緒に是非。
最後は酬恩庵(一休寺)です。
虎丘庵は複数で予約すれば通常でも拝観可能ですが、現実なかなか難しいのでいい機会ですね。
浴室も公開されます。
いつものように、
「表の下に行くほど、公開頻度がレア」
です。
どこに行こうか迷われた際に、参考にしてください。
最後に
一気に仕上げたのを客観的に読んでみました。
少し離れてみると、こんな表まで作っちゃうこの人、「ア○マ、おかしい」ですね(笑)。
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2014 10/8の拝観報告2(喜運寺)
写真は、本堂
隆彦院を出てさらに渋谷通を東へ進みます。
すると大きな楼門が見えてきます。
これが正林寺。
以前拝観しています。
この正林寺の境内の奥に喜運寺があります。
ここも浄土宗特別大公開の1つで、この日だけでした。
正林寺は保育園をされているので、境内の門が常に閉まっています。
あれは知っていないとなかなか開けては入りにくいですね。
当日も喜運寺に行こうとしていたであろうおじさんが、入るのをためらっておられたご様子でした。
僕は以前正林寺に来ていたので、門を開けてスッと入って行くと、ちゃんとついて来られました(笑)。
ここも見どころは本堂の御本尊や仏画でしたね。
本堂の前にはかつて五条坂にあった弁天さんが、戦争中の強制疎開でこちらに移された弁天堂がありますが、お厨子は閉まっていました。
本堂では白字三尊がやはり目立ちますね。
黒い背景に白抜きで文字が書かれていますが、その黒い背景をよく見ると小さな字で書かれたお経なんですね。
ちゃんとルーペも貸して下さいました(笑)。
追伸
明日10:00の更新は、本来10/10の拝観報告ですが、1回別件を掲載します。
恒例のヤツです(笑)。
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2014 10/10の拝観報告1(将軍塚 青龍殿)
写真は、紅葉の庭園
10/8に時間休を取った分際で、この日は1日休暇です(笑)。
朝7:30にあんとんさまと合流。
そのまま将軍塚へ。
8:00過ぎに山頂公園まで車で行きました。
しかし後で分かったことですが、8:30以降は山頂公園まで入れないんですね。
8:30以降は、約1km下の三条と五条からの道の合流点までです。
帰りには他の車は止められていました。
バカみたいに早く行ってよかったです。
超ラッキーでした(笑)。
さて青龍殿です。
以前の大日堂と比べると、当然ながら随分きれいになりました。
詳細は今後の本編で掲載しますが、まずは12月までに行かれる方のために簡単に説明します。
青蓮院門跡からバスが直通運行しています。
ギリギリまでつけてくれます(笑)。
拝観ルートは、ほぼ一方通行です。
大日堂の右手から入り、まずは敷地中央の青龍殿。
内陣奥に国宝 青不動尊があります。
しかし6mぐらい先でガラスケースに入っているので、下の方は反射します。
青龍殿の裏手が展望台。
かつての北展望台です。
以前はコンクリートの小さな展望台でしたが、ものすごくきれいで大きくなりました。
北側向きですので、糺の森などが見えます。
そして青龍殿前に戻り、さらに奥へ。
将軍塚の周りをまわると、アノ階段を登る高い西展望台が残っています。
こちらは西側向きですので、東本願寺や京都駅が見えます。
展望台を降りて庭園です。
以前はほとんど手入れをされていなかった状態でしたが、ここもきれいに整備されました。
秋は紅葉がきれいな感じです。
この庭園のルートを抜けると入口でもあった大日堂の左手に戻ってきます。
国宝 青不動尊の開帳と整備後の将軍塚青龍殿。
期間中どこかで行かないわけにはいきませんね(笑)。
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