皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

私をスキーに連れってって!

2022-02-19 22:41:37 | 物と人の流れ

連日行われている北京冬季オリンピック。コロナ禍での運営に世界中が注目しているが、やはり冬季五輪の中心競技はスキーだろう。学生時代青春18切符で毎週のように湯沢方面までスキーに出掛けたほどスキーが大好きだ。ただしここ25年ゲレンデにいくこともないので、恐らくもう滑ることすらできなくなっているかもしれない。
冬季オリンピックでの金メダル獲得最多国は北欧の雄ノルウェー。630個を越えて堂々の一位を誇る。
スキーの起源は古く、紀元前2500年頃から積雪時の移動手段として利用されてきたことがわかっている。語源はノルウェー語で「薄い板)を指すスキーから来ている。
ヨーロッパのアルプス地方で普及したアルペンスキーが主流となっているが、もとはノルウェーのスカンディナビア半島で発展したノルディックスキーも人気競技だ。滑降と滑走共に北欧で古い歴史のある競技なのだろう。

ノルウェーのひとたちは「スキーをはいて生まれてくる」と言われるほどスキーが生活の一部になっているそうだ。
人は環境に適応し、環境を克服し、環境と共に生きている。雪深い北欧が豊かな文化を持ち、冬季スポーツの大国であることがそれをものがたっている。
若い世代にとってはスノーボードが主流となった今でも、多くの人がスキーを楽しみ、雪と共に生活している。ノルウェーは一日にしてならず。いって国のひとつだ。

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