本殿前の御神木は平成四年頃に植えていただいた榧の木です。当時高校生だった私は枯れてしまった先代のご神木である春日杉のことも覚えています。令和となった現在の姿を当時思い知ることはできませんでした。
千里の道も一歩からは『老子』から生じたことわざで中国語で千里之行始于足下と書きます。
一里は約400メートル。400㎞の長い道のりもまず最初の一歩から始まるといふことになります。老子の中の文によれば大木も毛先ほどの芽から成長し、千里の道も一歩より始まるとあるそうです。元々は大きなトラブルも最初の段階では対処しやすいとの意味合いだったそうですが、いつしか前向きな事業の始まりのことを指すようになりました。365日の積み重ねも正月の過ごし方から始まると思い今こうしてブログに向かっている次第です。
正月向けの拝殿飾りも師走の中頃からひとつひとつ準備してきました。兼業の方の仕事で
『ひとつひとつやっていこう』という掛け声がありました。なぜか心に残りましたので実践するようにしております。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます