令和六年甲辰の年頭に当たり皇室の弥栄と皆様方のご健勝を祈念申し上げます。
また北陸地方の震災に際し心よりお見舞い申し上げます。
元旦に歳旦祭を執り行いました。昨年奉納された大幟が青空に映える様子です。ただし強風にあおられ、大晦日の晩はほとんど眠れないほど旗のことを心配している次第でした。神社にしろ、赤子にしろ誰かが面倒を見なくちゃならん。そんなことをお世話になった神社総代さんから聞いたのは何年前になるでしょうか。誰かの世話をして一人前と聞かされてああそういうものかと漠然と感じておりましたが、自分も五十歳を過ぎてそういう立場になったのだと改めて思います。
皿尾城から見える景色はいくつになっても変わることがありません。東の秩父連峰と北の赤城山。
この景色を見ながらゆっくりで構わないので少しずつでも歩みを進めたいと願います。
初日の出は拝めませんでしたが元日の美しい夕焼けを眺めながら日々の暮らしに改めて感謝する次第です。
いつも拙いブログにお付き合いいただきまして誠にありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和六年 正月
皿尾城 久伊豆神社大雷神社合殿 二十三代宮司 青木孝茂
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます