神道の祭事においてはじめの式次第のは修祓(しゅばつ)。お祓いの儀になります。
これから神様の前にて祝詞を奏上し、玉串を捧げて拝礼するわけですが、まずもって神様のお側に近づくに辺り、自らの罪穢れを祓うのです。もちろん罪や穢れは目には見えませんので、自分の気づかないうちに普段の生活において穢れ(気枯れ)ているというふにとらえます。
「祓詞 」を唱え神職が持つ祭具のことを「大麻」(おおぬさ)と呼びます。
参列者に対して左右左(さ、う、さ)と大麻を振って祓います。
もとは榊の枝が用いられましたが現在では白木の棒に紙垂(しで)をつけたものがほとんどです。(祓串=はらえぐし)
元々は木綿や麻が神様への捧げ物であったといいます。
次第に祭祀の道具として現在の形になった考えられています。
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