皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

武蔵の国の筆比べ

2017-06-25 19:12:45 | 日記
埼玉県小学校書写展覧会に出展していただきました。越谷の会場に家族で見に行きました。(私は仕事ですので勿論行けませんでした)三年生の弟の方が行田支部で代表にしていただきました。毎年県展覧会を目指して毎晩遅くまで、練習していました。書道教室でもよく稽古していただきました。
残念ながら六年生の姉は、最後の年も県展には選ばれず弟の作品を見に行きました。本人の作品です。癖がなく、真っ直ぐに書けていると思います。入間の県知事賞受賞作品です。非の打ち所ない完成した作品です。
県知事賞筆頭に、さいたま市長賞、埼玉県教育委員長賞、など賞にも序列があるようです。スポーツでは決勝、ベスト4、ベスト8等になるのでしょうか。熊谷市の作品です。どれも力強く、しっかりとした字体です。大人でもこれ程上手に書くことは難しいと思います。尚出展作品は公開、公表することを事前に承諾しています。
家族念願の県展に出たことはとてもよかったと思いますが、それ以上に嬉しかった事がありました。
行田支部の代表になれなかった六年生の姉が、市内審査終了後指導していただいた先生方に自分からお世話になりましたと挨拶していたことです。
本人が一番悔しい思いだったにもかかわらず、最後まで礼を尽くしていたことを学校の先生から聞きました。
それ以来、娘の姿が観音様のように写ります。今日も笑顔で展覧会を見てきたようです。書は人柄を表すと言います。真っ直ぐに、力強く、そして礼を欠かさずこれからも精進して欲しいと思います。
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