コロナウィルスワクチンの接種が進んでいる。四人家族の我が家でも私が二回の接種を終え、奥さんや子供たちも一回目の接種を終えた。報じられているように、副反応もそれぞれで、発熱し激しい倦怠感を生じたものもいれば、ほぼ何事もないような子もいた。
一方、新聞報道ではこの冬のインフルエンザ流行に備えたワクチンの確保に懸念が生じているという。インフルエンザワクチンは新型コロナと違い、国が全額負担する公的接種ではない。
最も気になった部分は、インフルエンザワクチンは国内製造メーカー4社で、未使用分がメーカーに返品される商習慣があり、接種が少ないとメーカーの損失となりかねないという部分。毎年私自身は勤めている会社の健康診断時にあらかじめ申し込んでおいた分で接種している。公的接種ではないが、健康保険組合から接種の補助も出ている。
ワクチンに対する様々な考え方もり、一概にすべての人が受けるべきとは言えないが、こうした時期に於いて、商習慣によってこうした事態が生じているのであれば、早急に法整備等検討されるべきではないかと思う。
ワクチンを打つ人もそうでない人も尊重される社会であってほしいし、公衆衛生を維持するのに、こうしたワクチンの供給がしっかり確保できる体制であってほしいと思う。