残業で遅くなり、腹をすかせて帰ろうとするとしばしばJRが事故やトラブルで止まったり遅れたりする。
そんな時は京阪で京都まで帰るのだが、残業でとにかく腹が減っているため、家までは持たない。
そんな時、ついつい買って食べてしまうのが写真の京阪京橋駅プラットホーム名物のフランクフルト・120円である。
別にどうという事はない、ごくごく普通のフランクフルトなのだがコレが夕方から夜にかけては飛ぶように売れる。
なぜ売れるのか?を、私なりに考察してみる。
(そんな事を考察してないで、会社の売上げについて考察しろというツッコミはナシで…笑)
まず、何と言っても120円という安さ。
そして肉のため、1本でそこそこお腹が落ち着く。
駅のホームで缶ビールをやっている人には、もちろんアテになる。
さらに昨今の糖質制限ブームにも、うまく乗っているのではと思う。
今はとにかく
「痩せたけりゃ糖質を抜いて、いきなり肉を食え!」
という考え方が主流だ。確かに糖質を摂ると分泌されるインシュリンは血糖値を下げる反面、エネルギーを中性脂肪化させる原因になってしまう。
肉には良質のアミノ酸が多量含まれており、インシュリンを分泌させないので糖質制限中の人はむしろ食べろ、と言われる。
しかし私は以前それを実践し、体重は少し減ったがおかずの食べすぎ、塩分の摂りすぎ、お腹いっぱいにならないので酒の飲みすぎになり(笑)、血圧やガンマが爆上がりしてしまった。
過ぎたるは及ばざるが如しで、ましてフランクフルトは加工食品なので添加物も心配だ。食べ過ぎには注意した方がよい。
そんな様々な需要に応え、今日もフランクフルトはみるみる売れている。
私の普段の通勤はJRで、寄り道するかJRが止まった時しか京阪には乗らないため、まさに
「風が吹けば桶屋が儲かり、JRが止まればフランクフルトが売れる」
のである(笑)…