GW後半戦の旅行である。
10連休なので、本来ならば2~3泊の旅行をしたかったのだが、あいにく私がほぼ1日おきに用事があったためまとまった旅程が組めなかった。
そのため、前半は先述の通り兵庫県北部のハチ北温泉に1泊し、それが終わった時点で投げ売りされている宿を選んで後半の旅行にしようと思ったのだった。
今回は、岡山の湯郷(ゆのごう)温泉で素泊まり7,000円というのが目に止まったため、押しかける事にした。
朝10時前に家を出て、昼食めがけて向かったのは西脇市の「かおるちゃんラーメン」。
ここはいわゆる「播州ラーメン」の店で、去年3月に初めて訪れ大ハマリしてしまった。
播州ラーメンとは、昭和30年代にこの西脇に織物工場が出来て女工さんが大挙して住まわれたため、女性の口に合うよう甘い醤油味のスープが開発され、ご当地の味として定着したのである。
本当にハズさない、ウマいラーメンである。
食後は中国道に乗り、まず湯郷温泉郷に入る。
いつもは最終的に宿に着く前に遊び回るのだが、今回は湯郷温泉自体に観て回りたいスポットが沢山あったため、まず宿にクルマを置いて身軽な状態でそぞろ歩きとなったのである。
そのうちの1つ、「てつどう模型館&レトロおもちゃ館」。
いきなりジオラマに釘付けになる。
ここと「現代玩具博物館・オルゴール夢館」、「昭和館」と観て回ったのだがコレはコレで後日特集にさせていただく事にする(笑)。
それほどに、濃い~のである。
泊まりは「やさしさの宿 竹亭(ちくてい)」。
外観はかなり古い。増築につぐ増築で、各館の間を動くのは、正直かなり煩わしい。
もちろん露天もあるのだがあ、さすがに今日は撮れなかったので公式HPより。
本館のエレベーターに乗って3階で降り、階段を7段+7段降りて館外へ出て道を横切り、石段を16段登ってようやく露天だ。
遠いのだがご覧の通り野趣に溢れ、少し浸かっただけで身体がカッカするほどに泉質がよいのだ。
さて今回は、2食付きプランはどこもひどく値段を吊り上げていたため素泊まりにしたのだが夕食の場所を探さねばならぬ。
観光案内所でもらったチラシに安くてウマそうな焼肉店の広告があったため、妙に焼肉モードになってしまいクルマで10分圏内の焼肉店に片っ端から電話をしたのだが、あいにく全て予約で埋まっておりフラれてしまった。
藁をもすがる思いでお邪魔した、「和食レストラン たかはし」。
「地獄で仏」とはまさにこの事で、ここの「和定食」2,300円がとにかくスゴかったのだ。
宿で夕食付きのプランを頼んだのと遜色ない豪華さ、ボリュウムそして味で、素泊まり貧乏旅行にありがちな侘しさを全く感じずに済むクオリティであった。
季節の若竹汁に始まり鯛のお造り、揚げたての天ぷら、名産ヤマメの煮付け、地豆腐…
お漬物も、おそらく自家製であろうと思われるほどによく浸かった酸味の強さ。
宿にこのレベルの夕食を付けてもらっていたなら、15,000円でも効かないだろう。おそらく2万円は覚悟だ。
2万円出したところで、GWは我々の手が出るような宿なら子どもらが走り回り、落ち着いて食事も出来ない。
しかしこの「たかはし」の客は我々ともう1組だけで、静かに落ち着いて食事をする事が出来、贅沢な時間を過ごせたのである。
我々には「旅の神」がついている、と心から思った次第である…
10連休なので、本来ならば2~3泊の旅行をしたかったのだが、あいにく私がほぼ1日おきに用事があったためまとまった旅程が組めなかった。
そのため、前半は先述の通り兵庫県北部のハチ北温泉に1泊し、それが終わった時点で投げ売りされている宿を選んで後半の旅行にしようと思ったのだった。
今回は、岡山の湯郷(ゆのごう)温泉で素泊まり7,000円というのが目に止まったため、押しかける事にした。
朝10時前に家を出て、昼食めがけて向かったのは西脇市の「かおるちゃんラーメン」。
ここはいわゆる「播州ラーメン」の店で、去年3月に初めて訪れ大ハマリしてしまった。
播州ラーメンとは、昭和30年代にこの西脇に織物工場が出来て女工さんが大挙して住まわれたため、女性の口に合うよう甘い醤油味のスープが開発され、ご当地の味として定着したのである。
本当にハズさない、ウマいラーメンである。
食後は中国道に乗り、まず湯郷温泉郷に入る。
いつもは最終的に宿に着く前に遊び回るのだが、今回は湯郷温泉自体に観て回りたいスポットが沢山あったため、まず宿にクルマを置いて身軽な状態でそぞろ歩きとなったのである。
そのうちの1つ、「てつどう模型館&レトロおもちゃ館」。
いきなりジオラマに釘付けになる。
ここと「現代玩具博物館・オルゴール夢館」、「昭和館」と観て回ったのだがコレはコレで後日特集にさせていただく事にする(笑)。
それほどに、濃い~のである。
泊まりは「やさしさの宿 竹亭(ちくてい)」。
外観はかなり古い。増築につぐ増築で、各館の間を動くのは、正直かなり煩わしい。
もちろん露天もあるのだがあ、さすがに今日は撮れなかったので公式HPより。
本館のエレベーターに乗って3階で降り、階段を7段+7段降りて館外へ出て道を横切り、石段を16段登ってようやく露天だ。
遠いのだがご覧の通り野趣に溢れ、少し浸かっただけで身体がカッカするほどに泉質がよいのだ。
さて今回は、2食付きプランはどこもひどく値段を吊り上げていたため素泊まりにしたのだが夕食の場所を探さねばならぬ。
観光案内所でもらったチラシに安くてウマそうな焼肉店の広告があったため、妙に焼肉モードになってしまいクルマで10分圏内の焼肉店に片っ端から電話をしたのだが、あいにく全て予約で埋まっておりフラれてしまった。
藁をもすがる思いでお邪魔した、「和食レストラン たかはし」。
「地獄で仏」とはまさにこの事で、ここの「和定食」2,300円がとにかくスゴかったのだ。
宿で夕食付きのプランを頼んだのと遜色ない豪華さ、ボリュウムそして味で、素泊まり貧乏旅行にありがちな侘しさを全く感じずに済むクオリティであった。
季節の若竹汁に始まり鯛のお造り、揚げたての天ぷら、名産ヤマメの煮付け、地豆腐…
お漬物も、おそらく自家製であろうと思われるほどによく浸かった酸味の強さ。
宿にこのレベルの夕食を付けてもらっていたなら、15,000円でも効かないだろう。おそらく2万円は覚悟だ。
2万円出したところで、GWは我々の手が出るような宿なら子どもらが走り回り、落ち着いて食事も出来ない。
しかしこの「たかはし」の客は我々ともう1組だけで、静かに落ち着いて食事をする事が出来、贅沢な時間を過ごせたのである。
我々には「旅の神」がついている、と心から思った次第である…