もう15年ほどひいきにしている、西天満のカレーラーメン専門店「ミスターパピー」。
以前は足しげく通っていたのだが、私も営業ゆえ担当が変わるとその得意先界隈に完全にご無沙汰になってしまい、コロナ後に来るのが初めてになってしまった。

いつものビーフカレーラーメン700円、着丼。
ん?

この頃はサラリとしていたが、明らかに変化している。

麺は変わりない。

以前は足しげく通っていたのだが、私も営業ゆえ担当が変わるとその得意先界隈に完全にご無沙汰になってしまい、コロナ後に来るのが初めてになってしまった。
ランチタイムのど真ん中に入店。
幸い待たずに座れたが、いつものマスターがいない。
にこやかで物腰の柔らかい苦労人の岡本正義さんがいない。
メガネのスキンヘッドだけにすぐわかるのだが、いらっしゃらなかった。
代わりにいらっしゃったのは、ずっと若くがっちりした男性。
この方がマスターとなり、代替わりされたのか?
メニュウも、少し変わっている。
消費増税にもこのコロナ禍にもめげず値上げをされていないのは本当に立派だが、「サバカレーラーメン」なる新メニュウもあるし、何よりトッピングが激増している。

いつものビーフカレーラーメン700円、着丼。

ん?
明らかに違う。
前のマスターのは、サラッとしたスープであった。
しかし現マスターになり、トロミが増し見るからに濃い感じだ。
昔撮ったのがあるので、見比べてほしい。

この頃はサラリとしていたが、明らかに変化している。
やはり、代替わりされて若いマスターが改良されたのだろうか?
箸を上げてみる。

麺は変わりない。
スープをひと口。
うん、変わらずウマい。
見た目通り濃いが、ミスターパピーのフルーティーさ、香りの良さはしっかりと受け継がれている。
前は「完食した時にちょうどいい塩加減」になるべく、最初のひと口は薄いと感じるくらいだったが、ひと口めからコレぐらいガツンと来た方がカレー好きな若者には好まれるだろう。
前は「完食した時にちょうどいい塩加減」になるべく、最初のひと口は薄いと感じるくらいだったが、ひと口めからコレぐらいガツンと来た方がカレー好きな若者には好まれるだろう。
そしてランチタイムにはライスがサービスで付くのでお約束のように残りスープにダイブさせるのだが、前のスープだとカレーリゾットになったのがこの新スープは完全に普通のカレーライスぐらいになる(笑)。
コレも、お客の年齢構成もさる事ながら最終的にライスと合わせておいしくいただけるように濃くされたのだと思われる。
前のあっさりが好きだった人には好みが分かれてしまうかもしれないが、私はこの新しく濃い味も大好きだ。
新味がしんどく思えてしまった人にとっては、まさしく「加齢ラーメン」かも(笑)…