仕事柄、しばしばお遣い物の菓子を買うのだが今日は梅田の地下に新しく出来たここを攻めてみた。
「ピエール・エルメ」という高級洋菓子で、勝負がかりのお遣い物にはぴったりだ。
オープン以来ものすごい行列で、みな並びながら写真を撮りまくり、アップしまくっているのだろう。
しかし、異様に高い。
マカロンなどの生菓子はとても手が出ないので、このような焼き菓子系を探すのだが、
…なんやねんこの値付け。
さらにフィナンシェに至っては、
8個3千円オーバーだと?
…なんやねんこの値付け。
さらにフィナンシェに至っては、
8個3千円オーバーだと?
アンリ・シャルパンティエの倍ほどするやないか。
で、高いだけではなく店員の態度が気に入らない。
整然と並んでいたのだが、愛想の悪い低い声の女性店員が出て来て
「お並びの方は、壁に沿って並んでいただけますでしょうか〜」。
文字だけ見ると至極普通の事を言っているのだが、その言い方がかなり勘に障る。
しかし、列の人数の割になかなか進まない。どうしたものか。
手持ちぶさたなので、売り物をチェック。
確かにウマそうだが、マカロンは1個500円オーバー。
確かにウマそうだが、マカロンは1個500円オーバー。
パンも300円以上はする。
パンとほぼ同じほどの大きさしかないパウンドケーキも、2千円近くする。
カウンターには3人いるのだが、店員にとにかく笑顔がなく、雰囲気が悪い。
パンとほぼ同じほどの大きさしかないパウンドケーキも、2千円近くする。
カウンターには3人いるのだが、店員にとにかく笑顔がなく、雰囲気が悪い。
さすがに3人でイートインと両方回すのは厳しいのか?と思っているうちにようやく私の順番になり、持っていた焼き菓子を渡し、領収書を下さいと伝えると
「…こちらの方(マカロンなど)は、よろしかったですか?」
ハァ?ここに来たら、マカロンなどの生菓子を絶対買わなアカンの?
悪いが私はお菓子に全く興味がなく、今から買う商品もお遣い物なので必要ではない。
とっとと精算してくれ、と心で吠えているのだが、行列が思いのほか進まない最も大きな要因がわかった。
レジが全てタッチパネルになっており、レジを打つ女性が慣れていないのである。
申し訳ないが、到底客前に出せるレベルではない。
味は知らないが値段は超一流、暗くて不慣れで慇懃無礼な店員は三流な店。
それがピエール・エルメであった…