ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

梅田でいただける井出系和歌山ラーメン、「天鳳」。

2022-10-14 18:00:00 | うまいもん
大阪駅前第3ビルのB2をほっつき歩いていると、こんな店が出来ていた。

「和歌山の中華そば 天鳳」。
券売機によると、メニュウはこんなん。

初めてなので、ファーストクレジットの「天鳳セットA」にしてみる。

和歌山ラーメンには、白濁した豚骨スープで有名な「井出商店」に代表される「井出系」と、ノーマルな醤油味の「車庫前系」の2タイプがあるが、ここは典型的な井出系のようだ。

意外に早く、中華そばが着丼。

厚めのチャーシュー2枚、メンマ、ネギにカマボコ。 
そういえば、井出商店のも花形の紅白カマボコが載っていたような。

こちらが、セットAの全貌。

せっかくなので、シューマイもアップで。

ラーメンに餃子や唐揚げのセットはよくあるが、シューマイのセットというのはそんなにないので嬉しい。

箸を上げてみる。

素晴らしい。
まったりとしてザラつきのない豚骨スープは臭みも全くなく、苦手な方でも食べられるはずだ。
井出系の店の中には、正直ものすごくケモノ臭いスープでその店の半径数十㍍にまで匂いが及ぶような店もあるが、ここは心配なくいただける。

セットのシューマイもいただいてみる。
箸で割り、断面をチェック。

見た目以上に柔らかく、肉肉してものすごくジュウシィで大変おいしいシューマイだ。
中華そば単品が780円であり、プラス210円でこれほどのシューマイ3個にごはんが付いてくるというのはヒジョーにお値打ちだ。

もう20年ほど昔、北新地に和歌山ラーメンの専門店が出来て私も行ったのだが大しておいしいわけでもなく、ほどなくしてつぶれてしまった。
以来、大阪でウマい和歌山ラーメンは食べられない時代が続いたがこれからはこの「天鳳」がある。嬉しいではないか…