十三のラーメン店で、人気をほぼ独占していると言っても決して過言ではない人気店がある。
行きたいなと数年思い続けていたのだが、そもそも私の場合十三にはあまり用事がないのである(笑)。
しかし、その時はやってきた。
コレである。
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「くそオヤジ最後のひとふり」という、何ともインパクトのある店名である。
はまぐり・あさり・しじみの3種の貝のラーメンで勝負している人気店であり、このようにいくつも賞をもらっている。
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メニュウも、ラーメンは前述の3種類だけという絞り込みよう。
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店内に入る。
お兄さん3人が声をかけ合いながらキビキビと動いており、いかにも人気店である事をうかがわせている。
さて、3種の中でどれにするか?
皆さんは、「うなぎ松竹梅の理論」をご存知だろうか?
松は最も高価であり、その店で最高のものを出している。
梅は最も安いが、
「一番安いのでも、ウチはこれぐらいのクオリティは保証しますよ」
と、コスパにすぐれたものを出す。
よって、竹を頼むのが最も店の思うツボなのだ。
松よりクオリティは下がり、梅よりコスパは下がり、最も店を儲けさせてしまうのが竹なのだとか。
(あくまで考え方のひとつであり、全ての店がそうだとは申しません)
よって、ここは最もベーシックな「しじみラーメン」780円にしてみる。
その代わり、早い者勝ちの「貝めし」120円も付ける事にした。
店員はものすごく丁寧で、
「貝めしですが、大葉の刻んだのが載っております。大丈夫ですか?」
と聞いてくる。
私なんぞバケツ1杯食べたいほど大葉が好きなのだが、嫌いな人も少なくないのだろう。スゴい心遣いだ。
心遣いと言えば、私はオーダーしてからほんの1、2分の間水をもらっていなかった。
それに気付いた別の店員が、
「5番さん、ファーストがまだです。オーダーはいただいてます」
と、さり気なく伝える。
そう、私は「5番さん」なのだが、「水がまだ」と言うよりも「ファーストがまだ」と言うのが、実にスマートではないか。
先に、貝めしが着丼。
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あさりの身が、ゴロゴロ入っている。
甘めのダシで炊かれており、実にいい味だ。
しじみラーメンも着丼。
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煮込まれたしじみがゴロゴロ。
生ハムのような焼豚が、圧倒的存在感である。
ダシは醤油味で、よく澄んでいる。
箸を上げてみる。
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なんと、あっさりなスープなのに太麺ではないか。
あっさり系スープの場合は、スープをよく絡める細麺、縮れ麺が多いのだが、敢えて太麺を使うのがスゴい。
この太い麺に、スープが負けてませんよというアピールだ。
そのしじみスープだが、もう素晴らしいのひと言だ。
思った以上に甘めだが、どこまでも奥行きを感じる。
いつまでも飲むわけにはいかないが、いつまでも飲んでいたくなるほどにウマいスープである。
もちろん、麺の食感も素晴らしい。
確かに、十三で1番人気なワケである…
行きたいなと数年思い続けていたのだが、そもそも私の場合十三にはあまり用事がないのである(笑)。
しかし、その時はやってきた。
コレである。
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「くそオヤジ最後のひとふり」という、何ともインパクトのある店名である。
はまぐり・あさり・しじみの3種の貝のラーメンで勝負している人気店であり、このようにいくつも賞をもらっている。
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メニュウも、ラーメンは前述の3種類だけという絞り込みよう。
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店内に入る。
お兄さん3人が声をかけ合いながらキビキビと動いており、いかにも人気店である事をうかがわせている。
さて、3種の中でどれにするか?
皆さんは、「うなぎ松竹梅の理論」をご存知だろうか?
松は最も高価であり、その店で最高のものを出している。
梅は最も安いが、
「一番安いのでも、ウチはこれぐらいのクオリティは保証しますよ」
と、コスパにすぐれたものを出す。
よって、竹を頼むのが最も店の思うツボなのだ。
松よりクオリティは下がり、梅よりコスパは下がり、最も店を儲けさせてしまうのが竹なのだとか。
(あくまで考え方のひとつであり、全ての店がそうだとは申しません)
よって、ここは最もベーシックな「しじみラーメン」780円にしてみる。
その代わり、早い者勝ちの「貝めし」120円も付ける事にした。
店員はものすごく丁寧で、
「貝めしですが、大葉の刻んだのが載っております。大丈夫ですか?」
と聞いてくる。
私なんぞバケツ1杯食べたいほど大葉が好きなのだが、嫌いな人も少なくないのだろう。スゴい心遣いだ。
心遣いと言えば、私はオーダーしてからほんの1、2分の間水をもらっていなかった。
それに気付いた別の店員が、
「5番さん、ファーストがまだです。オーダーはいただいてます」
と、さり気なく伝える。
そう、私は「5番さん」なのだが、「水がまだ」と言うよりも「ファーストがまだ」と言うのが、実にスマートではないか。
先に、貝めしが着丼。
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あさりの身が、ゴロゴロ入っている。
甘めのダシで炊かれており、実にいい味だ。
しじみラーメンも着丼。
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煮込まれたしじみがゴロゴロ。
生ハムのような焼豚が、圧倒的存在感である。
ダシは醤油味で、よく澄んでいる。
箸を上げてみる。
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なんと、あっさりなスープなのに太麺ではないか。
あっさり系スープの場合は、スープをよく絡める細麺、縮れ麺が多いのだが、敢えて太麺を使うのがスゴい。
この太い麺に、スープが負けてませんよというアピールだ。
そのしじみスープだが、もう素晴らしいのひと言だ。
思った以上に甘めだが、どこまでも奥行きを感じる。
いつまでも飲むわけにはいかないが、いつまでも飲んでいたくなるほどにウマいスープである。
もちろん、麺の食感も素晴らしい。
確かに、十三で1番人気なワケである…