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ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

ウソやろ?マイクが1,080円?

2019-03-25 20:00:00 | No Music,No Life.
2ヶ月に一度、バンドとしてステージに立っているのだがオリジナルのメドレーをやっているのでデモテープは必須だ。
(のっけから余談だが、『下駄箱』『筆箱』と同じく『デモテープ』は死語になってしまった。『デモ音源』では何だか味気ない。何かいい言葉はないものか?)

そのデモテープの録音に使っていたダイナミックマイクがご臨終になったので、いつものサウンドハウスでボチッたのだが、コイツには驚いた。


クラシックプロというブランドの「CM5/S」というモデルで、なんと税込み・送料込みでたったの1,080円なのだ。

開封してみて、さらに驚く。


なんと、ちゃんとしたハードケースに入っているではないか。
形もダイナミックマイクのトップブランド・SHURE社の大ベストセラー、SM58にそっくりだが、価格は1/10だ(笑)。

早速MTRに繋いでみたのだが、全く問題ない。
プロはこんなのは使わないだろうが、我々アマチュアがデモテープを録って安物のイヤホンで聴くぶんには、コレで充分だ。

さしずめ「SHUREのジェネリック」だが(笑)、これほどのクオリティのマイクを千円で売られた日には、金銭感覚がおかしくなりそうである…

春の貝塚へ、ぶらっとドライブ。

2019-03-24 20:00:00 | 旅行・レジャー
陽気に誘われ、ぶらっと大阪府南部の貝塚市までドライブに出かけた。

阪和道の貝塚ICを降りてすぐに、水間寺がある。 
まだ、桜はこんな感じ。


満開までは、まだ1週間以上かかるようだ。

水間公園は、屋台が20ほど出て沸き返っている。


イベントステージでは、よさこいチームによるダンスが繰り広げられたり、


なんと、明石家さんまと大竹しのぶの産駒であるIMALUのトークショーをやっていた。


私もここで、地元の「haru食堂」謹製のお弁当をいただく。


野菜たっぷり、手作り感満載で実によかった。
コンビニで済ませようかとも思ったのだが、ここのにしてよかった。

帰りには、いつもの岸和田SA・上り名物の「みかんパン」をお土産に…


実に有意義な一日であった。
高松宮記念の結果以外は…
(なんで過去3戦連続2ケタ着順の9歳馬が2着に来て、なんで18頭中17番人気が3着に来るねん…泣)

強気なのも、うなずける。宇治の洋食「シエル」。

2019-03-23 17:00:00 | うまいもん
この1週間は、とにかくハードだった。祝日も関係なく、朝から晩までだった。
明日も仕事なので、今週唯一の休みである今日をいかに有効に過ごすか?を考えていたところ、久しぶりに
「その店を何百回と素通りしていながら、一度も行った事がなかった店を制覇する」
をやってみたくなった。

今回はこちら。

宇治市北部、R24沿いの洋食店「シエル」である。
歴史のある店のようで、作りも古めかしいが我々が入店した時は地元客で満席だった。

メニュウは、こんなん。


おおむね930円で横並びで、店構えの割にはいい値段だがクチコミでそのボリュウムを絶賛する声が相次いでいるので、こんなもんだろう。
私は名物のクリームコロッケランチ、妻はポークカツランチ、息子はハンバーグランチをオーダー。

しかし、狭い(笑)。
店内は4人掛けテーブルが3卓と、カウンターで6席のみだがテーブルが小さく、大人2名が横に並んで座るのは厳しい。
おそらく来店者の多くがそう感じており、みな千円近くを払っており、すぐ近くには「ロイヤルホスト」「ガスト」「びっくりドンキー」「くら寿司」などファミレスが林立しているのに、この狭さを改める気はないようだ。
なかなか、強気である。

そのまま店内を見回すと、


なんと、昼の3時間しか営業しないとは。
強気だ。

さらにカウンターを見やると、


インスタントコーヒーが並んでいる。
この店でいただけるコーヒーは、インスタントなのか?
インスタントコーヒーを飲ませて、この価格帯か?
強気だ。

そうこうするうちに、私のクリームコロッケが到着。


げっ。
で、デカい。
おそらく、横20㌢ほどあるだろうか。
しかも、この厚み。


完食出来るか、不安になるレベルだ。

さらに、妻のポークカツランチが。


げっ。
に、2枚あるのか?

息子のハンバーグランチ。


コレもデカいが、いかにも手作りの温かみがある。

この店のママはのんびりしており、時間差でライスが出てくる(笑)。


するとママは何を思ったか、卓上のメニュウとソースまでかたし始めた。
テーブルが小さく、4人掛けにもかかわらず3人前の料理が載らないのだ(笑)。

私のクリームコロッケを、割ってみる。


素晴らしい。
玉ねぎやらコーンやら、具がぎっしりだ。
味もとてもよく、しかもくどくないので結構いけてしまう。

食べ終わりかけた頃に、ようやく味噌汁が(笑)。


コレがまた玉ねぎだけの懐かしい味で、さしずめ
「実家のおかんが作った味噌汁」
の風情だ。

コレだけのボリュウムがありながら、クリームコロッケがあまりにウマくて楽勝で完食してしまった。
もたれる事も全くないため、油もいいものを使っているのだろう。
強気な商売のようにも見えたが、強気になれるだけのクオリティがこの店にはある。
本来ならばもっと通いたいくらいだが、宇治に住んで24年になるのに一度も来た事がなかった大きな理由が、この店には駐車場がなく周囲にもコインパーキングがない事だ。
それさえクリア出来れば、私も常連客の仲間入りをしたいのだが…


さて明日の競馬は春のG1戦線の本格開幕を告げる、高松宮記念。
全く分からないので、節操なくオッズで買う(笑)。
馬連フォーメーションで13と15から3、8、12の計6点。
保険でワイドフォーメーションの13と15から6と9。

昔より、薄く食べやすくなった?「希望軒」。

2019-03-22 20:00:00 | うまいもん
世間はイチローの引退で持ち切りだが、特にファンというわけでもなかったためこれについて言及はしない。
ただ、お疲れ様でしたと申し上げたい。

そんな世間には目もくれず、ラーメンの話を(笑)。
もう5年は来ていなかった、ラーメンチェーン「希望軒」。


もちろん、このブログに登場するのも初めてである。

私は神戸と高槻の店に行った事があったのだが、スープの表面に透明な油の層が見えるほどに濃い豚骨醤油だった。
そのため、その当時すでに私にはしんどかったので自然に足が遠のいたのだろう。

しかし今日は、たまたま心斎橋をほっつき歩いていたら偶然再会してしまった。
コレは、行ってみるべきだろう。

店外のメニュウを見やる。


豚骨以外にごま味噌、塩、ブラック…
こんなにバリエーションが増えたとは!
その昔は豚骨醤油1本で推していたため、同じ店でもここまで進化するのか。

ここは、昔のイメージで普通の豚骨をオーダー。
カウンターに陣取り、トッピングをチェック。


ニラキムチ、生にんにく、そしてなんと2㌢角にカットされた焼き海苔。
ニラキムチとにんにくは分かるが、焼き海苔をなぜカットしてあるのか…?

アッという間に、豚骨750円が着丼。


ビジュアルはそんなに昔と変わらないが、油が昔よりはるかに少ない。
洗練され、健康志向になったのか?
はたまた、店ごとの仕込みのため「店の個体差」か?

箸を上げてみる。


豚骨と言っても、いわゆる長浜ラーメンのそれとは違いほんの少し太く、縮れている。

スープをすする。

薄い。

いや、油はもちろん、醤油ベースのタレが足りない。
コレと炒飯を合わせるならベストかもしれないが、白ごはんなら全く進まないレベルだ。
ウマいのはウマいのだが、反面昔のイメージがあるので物足りなさもかなり感じる。
油も塩分も減ったので、我々世代に優しい味になった、と前向きに受け止める事にしよう(笑)…

大滝詠一「NIAGARA CONCERT '83」、ついに発売。

2019-03-21 20:00:00 | No Music,No Life.

この日を、一体どれだけ待ち望んだ事だろうか。
何せ、動く大滝詠一が茶の間で観られる日がようやく訪れたのである。

2013年12月30日に、わずか65歳で生涯を閉じた不世出のミュージシャンであり私にとっては父のような存在の大滝詠一のライブ活動を収めた「NIAGARA CONCERT `83」が、ついに発売された。

全3枚となっており、まず1枚目は伝説の1983年西武球場「オールナイトニッポン・スーパーフェス」という野外ライブでの収録。
この時はサザンオールスターズ、ラッツ&スターと共演したのだが、大滝はステージにフルオーケストラを従え堂々のステージをこなした。
ブックレットに詳細に書かれているのだが、この時の映像は一切残されていない。
当時フジテレビが中継したとの事だが、中継したのはサザンとラッツのみ。大滝の出番の際には大滝の強い意向で、全てのTVカメラが客席を向けさせられ、中継車からもスタッフが退去させられた。
音声のみで当時ラジオでオンエアされ、私も大体は聴いて知っていたのだが、やはりフルオーケストラをバックにあのサウンドを再現させたのは壮観だ。
豪華なオケの反面、大観衆を前に緊張したのかモニターが悪いのか、大滝のボーカルはいつも以上に口ごもり、自信なさげだが(笑)それもまたライブだ。

2枚目は、大滝が愛した洋楽をライブでカバーしたテイクの数々だ。
ギターとコーラスだけのものも多いが、これらの録音は大滝の「クールナー唱法」すなわち口ごもりながら充分に響かせるボーカルの魅力が存分に活きており、あまりの気持ち良さに聴いていてゾクゾクする。
これほど声の良い人が亡くなってしまった事は、まさに国家的損失だ。
洋楽と、それを下敷きにした自身のオリジナル曲をメドレーにしたものもあるが、それをパクリなどとは絶対に言わせない大滝のフトコロの広さ、バックグラウンドを感じる。
「あの曲に似ている」と思わせつつも、実はそれ以外にいくつもの曲のエッセンスが含まれているのだ。
圧巻は、なんと18歳の「予選会」でビートルズの「Yesterday」を歌った音源。バンドとしての演奏はヘタクソだが、そのクールな歌の上手さは既に萌芽を見せていたのがわかる。

そして3枚目は、超貴重なDVD。
1977年、大滝の最初で最後の全国ツアー「The First NIAGARA Tour」のライブフィルムだ。
1981年に「A LONG VACATION」でブレイク後は、大滝ほとんどコンサートをやっていない。
ロンバケ発売直後に1回、あとは佐野元春・杉真理と81年暮れに実施した「ヘッドホン・コンサート」、83年の西武球場、そして85年の「ALL TOGETHER NOW」における「はっぴいえんど」再結成のみだ。
あれだけの分厚い音をライブで再現するのが困難だからか、はたまた本人が照れ屋だからか(その両方だろうが)レコーディングをメインとする活動となった大滝だが、このフィルムを見る限り実はお祭り好きなのでは?と思う(笑)。
若かりし頃のシリア・ポール、布谷文夫らの姿も拝める、永久保存版である…