ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

コスパ悪し。宇治橋通り「豚骨野郎」。

2019-08-25 20:00:00 | うまいもん
地元の店を制覇するコーナー。
今回は、宇治橋通り商店街のラーメン「豚骨野郎」。


メニュウは、こんなん。


この中なら、辛いもん好きな私は目をつぶって「辛こってり」だ(笑)。

店内はカウンターのみ10席。
従業員はおそらく母親とその息子たちと思われる男子2名。
たった10人の客を相手にテンパっており、正直オペレーションの体をなしていない(笑)。

息子と一緒だったのだが、先に息子の「塩とんこつ」750円が着丼。


盛りが少ない。気のせいか?
いつも言うが、普通のラーメンは一人前140g平均に対し博多の長浜ラーメンは100g。
もしこの麺が長浜ラーメンのそれだった場合、普通の丼に入れたら器負けしてしまうが、そのパターンか?

私の「辛こってり」850円が着丼。


見た感じは、かなり辛そうだ。
箸を上げてみる。


この段階で、何の香りも鼻をくすぐってくれない。
豚骨の臭みは全くない代わりに、薬味や香辛料の香りもして来ない。

いただいてみる。
味が薄い。
薄いうえに、見てくれほどは全く辛くない。
濃度の高いスープの場合、唐辛子がマスキングされてしまい辛さを感じにくくなってしまうのだが、辛さのみならず味がそもそも薄い。
せめて卓上に「ラーメンタレ」の瓶でもあればよかったのだが、それもなし。
案の定足りないので、100円で替玉を投入。


コレは良心的。
ネギ、少量だが焼豚とメンマもあるではないか。

コレでどうにか落ち着いたが、替玉込みで950円取られた事がどうも腑に落ちない。
観光地価格だと思う事しか割り切る事の出来ない、コスパの悪さだった。
誤解のないように言うが、決してこのような店をディスるのが目的ではない。
満足度の低い店には「低い」と言って差し上げた方が、その店のためなのである…

山下達郎「Performance2019」inフェスティバルホール。

2019-08-24 22:00:00 | No Music,No Life.


開始直前にキーボードの難波弘之氏が舌の手術のためアタマ2本が延期になったり、達郎本人が気管支炎になり中野サンプラザを2本中止にしたりと、まるで呪われたかのような今年の「歌う人間国宝」山下達郎のツアーだが、無事に私にとっての初日が終わった。

心配された声の調子は、少し鼻声かもと思ったのだが高音はよく伸びており、問題なかったと思われる。

既に今ツアーを観た友人から賛否両論を聞かされていたが、私は1986年以来今まで欠かさず観ていながら正直コレほど驚いたセットリストは記憶にない。

ネタバレには配慮するが、まず前半のヤマとしてしばしば演奏される「鬱な曲」は、これまでにないピアノ・オルガン・エレキギター・サックスの4小節ずつのソロ回しがものすごく斬新で、聴き入ってしまった。

そして20年ほど前のアルバムに入っていながら「ライブ演奏不可能曲」との烙印を押されステージで日の目を見なかったある曲が、テクノロジーの進化でついにプレイされた。
イントロのチャカポコの瞬間、私も思わず
「…それ、出来るん!?」
と声を上げてしまった。

圧巻は、親しいミュージシャンの訃報の話をしながら達郎が最も世話になったあの人の大ヒット曲をまさかのカバー。
私は妄想のなかで、もし達郎があの人のあの曲を演ったらきっと泣く、と信じていたのだが、いざそれが音になって実現するとあまりの驚きと違和感のなさに、リアクションが取れなかった(笑)。
人間、そんなもんである。

さらに自分がアイドルに提供した曲のセルフカバーもいつも以上のサービスぶり、40周年を迎える竹内まりやのPRにも力が入っていた。

11年前にツアーを再開してから、それまで以上に政治の話をする事が多くなった達郎。
「日韓情勢のもつれを見ても、原因はSNSによる匿名の罵倒でしょう。音楽は平和でなければ出来ません。音楽に携わる者として、心から平和を願います」
と語る。

来年は東京五輪で交通とホテルが押さえられないためツアーをやらないと宣言したのは寂しいが、そのぶんレコーディングと旧譜のリマスターを頑張ってほしいものである…

宮崎ツアー番外編その3・霧島「地鶏炭火焼 古里庵」。

2019-08-23 19:00:00 | うまいもん
今回の宮崎ツアーで、少しだけ県境を越えて鹿児島入りし、立ち寄ったのがこちら。


霧島神宮からクルマで10分ほどの「地鶏炭火焼き 古里庵(こりあん)」だ。
別荘街の一角にあり全く目立たず、よほど注意して通らないと見過ごしてしまいかねない。

造りも、こんな別荘っぽい感じ。


それぞれのテーブルにコンロがあり、オーダーするとマスターが炭をくべてくれる。
天気がよければ、こんなテラスでも食事出来る。


最もベーシックな「もも焼きセット」1350円をオーダー。
こちらは、2人前。


一見少ないが、バツグンに歯ごたえがよいためじっくり味わって食べられるので、特に少ないとは感じなかった。
いい肉なので、そんなにガッツリでなくてよいのである。

セットなのでごはん、味噌汁、小鉢などが付く。


炭火の上で、鳥ももを転がす。


南九州以外では滅多に味わえない、噛みごたえ抜群のそれはそれはウマい鶏だ。
高千穂牛ステーキもウマかったのだが、正直牛肉はカネさえ出せば全国どこでもウマいものが食える。
南九州に来た甲斐があったと感じるのは、やはり地鶏であった…

宮崎ツアー番外編その2・「ルートイングランティアあおしま太陽閣」の食事。

2019-08-22 20:00:00 | 旅行・レジャー
宮崎3泊3万円、往復伊丹空港発着のJAL、3夕朝食付きという某旅行会社のパッケージに驚かれた方は多いと思うが、その料金の中で果たしてどんなご馳走をいただけるのか。

今回お世話になったのは、青島の「ルートイングランティアあおしま太陽閣」。


基本夕食は「おまかせ御膳」だが、3日ともそれなら飽きるだろうと思い、バイキング振替可能な土曜日はバイキングに振り替えた。


洋のおかずが多いが、なかでも「ポークチキン」が大層ウマく、家でマネしたい私はわざわざ厨房まで作り方を聞きに行った(笑)。
企業秘密だが、味噌が決め手だそうな。なるほど。

先述の通り、ローストビーフにカツオたたきもあり悪くない。


2日めのおまかせ御膳。
まずは先付2皿。

せっかくなので、地酒「初御代(はつみよ)」も(笑)。

こちらが、セットでドンと出てくる。


メインは、鶏の陶板焼。


本格的会席なら天ぷらと茶碗蒸しが付くところを省略してあるのだが、我々世代ならこれだけあれば充分だ。

最終日のおまかせ御膳は、スゴかった。


豚しゃぶがメインで、品数も充分だ。
最後の夜はセットの食事を断って、宮崎市内の居酒屋でご当地グルメを食べまくる事も考えたのだが、キャンセルしなくてよかった。

朝食は、毎朝バイキングである。




ご当地メニュウの冷や汁も、毎朝出てきた。


3日間の私の取り方、順に全てバラします(笑)。






値段を考えれば、食事は大満足の宿だった…

宮崎ツアー番外編その1・お土産あれこれ。

2019-08-21 20:00:00 | 旅行・レジャー
今回の宮崎ツアーも、沢山の食材を仕入れてきた(笑)。


まず右後ろは、現地で食べたかったが機会がなく即席麺で妥協した辛麺だ。

その左の柑橘類は、道の駅で買った平兵衛酢(へべす)。
その左は日本酒好きな娘への土産で日本酒「初御代(はつみよ)」。
一番左は、宮崎では有名な「戸村」の焼肉のタレ。

手前は左から、郷土料理・冷や汁用の味噌。コレにきゅうり・ミョウガ・大葉などを刻み入れてごはんにかけていただく。
真ん中は息子への土産、宮崎黒毛和牛ビーフカレー。
右は、有名な地鶏炭火焼きだ。

このうち、戸村のタレは是非とも宮崎牛でいただきたい。
せっかくなので、買ってきた(笑)。


おつとめ品とはいえ、普段私が買う肉の5倍ほどする(笑)。
コレをいただくなら、平兵衛酢を焼酎のソーダ割に搾りたい。


舞台装置は整った。
あとは焼くのみ。


戸村のタレに、つけていただく。


驚いた。大層甘く、フルーティでスパイシーだ。
というか、このランクの肉ならタレなんか何だってウマいわなぁ(笑)…