ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

3泊3万円の宮崎ツアーその4・青島とシェラトンリゾートと「おぐら」のチキン南蛮。

2019-08-20 20:00:00 | 旅行・レジャー
楽しかった宮崎ツアーも、ついに最終日となってしまった。
14:20のフライトとなると13時にはクルマを返却せねばならず、あまり遠出は出来ない。

灯台下暗しで青島をまだ観光していなかったので、まず青島へ。


東の熱海と並んで、昔はここ青島が新婚旅行の人気スポットだったそうだが、今改めて訪れてみてもなぜ人気なのかさっぱりわからない(笑)。

ただ、すぐ横の無料植物園「宮交ボタニックガーデン」は、見応えがあり大変よかった。


なかでも「食べられる果物だけを集めた温室」は、ヒジョーに勉強になった。


最後に、どうしても気になっていたスポットがある。
シーガイアにそびえ立つ「ホテルシェラトンリゾート」だ。


遠くから見るとどうみても牛久大仏のようだが(笑)、冷やかしで近づいてみたかったのだ。
しかし、中に入るとそれはそれはバブリィな造りだ。


ホテル以外にもコンベンションセンターなどがあり、駐車場が結構埋まっているのに驚く。
ここに自腹で泊まれる日が来るのは、いつの日か(笑)…

宮崎最後の食事は、誰に何と言われようとチキン南蛮と決めていた。
やって来たのは、人気チェーン「おぐら」がカフェスタイルの業態として展開する「おぐらカフェ」。


もうここは、問答無用で基本メニュウの「昭和のチキン南蛮」990円だ。


白米か玄米が選べるのだが、迷わず玄米にしてもらった。
せっかくなので、チキン南蛮をアップで。


いただいてみると、想像より遥かに軽く、甘くない。
漬け込まれた甘酢もそれほど甘くないし、タルタルソースも甘くなく、赤みががっているのでタルタルというよりオーロラソース的である。
何より鶏むね肉なのでさっぱりといただけ、ペロリといけてしまった。

コレを基準に考えると、関西に出回っているチキン南蛮は大半がニセもんかもしれない(笑)。
是非、この「おぐら」に、関西へ進出してほしいものである。

無事クルマを返し、宮崎空港で
最後のお買い物。


予定の便にも乗れた。


楽しいツアーだった。
安く上がった(笑)…

3泊3万円の宮崎ツアーその3・高千穂峡とステーキと日向キャンプ跡地。

2019-08-19 20:00:00 | 旅行・レジャー
3日目の今日は、前から行きたかった高千穂峡へ。
青島からは、東九州道などで2時間半ほどで着くのだが大半が1車線でしかも雨のため苦しい場面もあった。

高千穂峡へは、最寄りの駐車場(300円)に停めて遊歩道を往く。






どこをどう切り取っても、絵になる。
雨で気温も上がらないうえ、マイナスイオンが降り注ぎ最高に気持ちよい。

意外だったのは、高千穂と言えば秘境というイメージがあったのだがガソリンスタンドも複数あるし大手ドラッグストアもあるし、意外に街だったことだ(笑)。

せっかくなので、淡水魚水族館にも行ってみる。


私の愛するオイカワも元気だ(笑)。


高千穂といえばもうひとつ、高千穂牛。
宮崎行きを友人に話すと
「そりゃもう、『ミヤチク』のステーキでしょ〜!」
との事だったが、調べると自腹ではとても手が出ない(笑)。
ならば高千穂牛はどうか?と向かったのは、JA直営の「和(なごみ)」。


うっ、やはりいいお値段…
しかし例え100gでもセットになっているなら、せっかくだしいただいて帰ろうとオーダー。
まず、サラダと茄子の煮浸しが来る。


このトマトのドレッシングが、さすがJA直営だけあって素晴らしくウマい。
(8/20追記;サラダに載っているカラフルな粒つぶは、フィンガーライムという果物らしい。
宮交ボタニックガーデンで学芸員から教わった)

ステーキ一式が到着。


これで100g?一見150gぐらいに思える。
せっかくなので、ステーキをアップで。


ミヤチクならまさしく口の中でスッと溶けるような肉なのだろうが、この最もベーシックな高千穂牛は柔らかくもしっかり歯ごたえのある赤身だ。
ごはんもおかわり出来てコーヒーも付くし、コレで大満足だ。

高千穂から青島に戻る前に、どうしても寄りたい処があった。
それは、日向市である。

私はその昔、プロ野球関連の仕事をしていた。
とりわけ、今は亡き近鉄バファローズは熱心に取材したため、1991〜97年はほぼ毎年春の日向キャンプを取材したものだ。

しかし22年ぶりにJR日向市駅に来たのだが、その変わりっぷりに驚いた。


あの頃平屋だった駅は、見違えるほど立派な高架駅になっていたのだ。
駅前には貝汁のウマい居酒屋や、定宿にしていたビジネスホテルがあったのだが再開発で全てなくなっており、やはり時の流れの寂しさを感じずにはいられない。

一方、キャンプ地だった小倉が浜球場。




こちらはもう、ものの見事に変わっていなかった。
目を閉じれば野茂、阿波野、石井、大石、ブライアント、新井、村上、鈴木貴久らがトリコロールのユニフォームで躍動するのである(笑)…

3泊3万円の宮崎ツアーその2・日南海岸ドライブと霧島神宮と地鶏炭火焼き。

2019-08-18 20:00:00 | 旅行・レジャー
今日は、朝から張り切ってドライブだ。
まず青島の宿を出て、堀切峠。


岸壁に建つ、鵜戸神宮。


野生馬が棲息する、都井岬。




県境を越えて、霧島神宮。


えびの高原を通って帰ったのだが、えびの高原は駐車場に500円も取るので観光はヤメ。写真もナシ(笑)。

お昼に霧島神宮近くで食べた「古里庵」の地鶏炭火焼き。


その香ばしさ、歯ごたえ、絶品であった。
後日、特集にさせてもらおう(笑)…


3泊3万円の宮崎ツアーその1・英国式庭園と「ルートイングランティアあおしま太陽閣」。

2019-08-17 18:00:00 | 旅行・レジャー
恒例の夏旅、今年は33年半ぶりに宮崎である。
宮崎は出張では何度も訪れているが、観光するとなると高3の卒業旅行以来となり、なんと33年半ぶりとなる。
青島やサボテンの印象が若干残っているだけで、実質初めてと言ってもいいくらいだ。

今回宮崎に決めたのは、いつもの某旅行会社が
「往復伊丹空港発着のJALかANA、青島の温泉ホテル3泊、全朝夕食付き3万円」
という爆安フリープランを出してきたからだ。
そこまで3万円でまかなえれば、あとは基本的に昼食費とレンタカー代しか使わなくて済むではないか。
自力のブッキングでそれをやろうとすれば、エアは関空発着のLCCになるし宿も夕食までは付けられない。毎度の事ながら、旅行会社と航空会社、宿とは一体どんな契約になっているのだろうかと思ってしまう。

てなわけで伊丹から、JALの宮崎行きに乗る。


E190という小さな機材で、定員はわずか95人。
そのためJAL国内線ではおなじみの無料Wi-Fiはおろか、オーディオサービスもない。
ドリンクサービスだけはあるので、珍しくキウイジュースなどを(笑)。


しかし、これだけ小さな機材にもかかわらず、搭乗率は3割にも満たない。
どおりで、パッケージを安く作れるわけである。

宮崎ブーゲンビリア空港に着き、レンタカーの手続きをしてまず向かったのはこちら。


シーガイアの中の、英国式庭園である。
ここで妻は「アフタヌーンティーをやりたい」と言っていたのだ。


この英国式庭園、大変申し訳ないが全く手が入っていない。
このシーガイアリゾート自体の経営がヤバいと云われた時期もあったが、確かに長さ11kmにも及ぶ広大な海岸沿いをリゾートとして維持管理するのは、莫大な費用がかかる。
この英国式庭園ひとつとってみても、雑草は伸び放題にもかかわらず芝生は全く養生が足りないのだ。

とはいえ、そんな中いただくスコーンと紅茶は、格別だ。


4年前香港に行き、憧れのペニンシュラホテルで三段重ねのアフタヌーンティーを体験した時は血糖値が無限大に上がり、夕食が全く入らなかった苦い思い出がある。
そのため今回はアフタヌーンティーセットはやめて、スコーンセットで自粛(笑)。

のんびりとお茶しているうちにいい時間になってしまい、宿にチェックインするしかなくなってしまったのだが、逆にこんな贅沢な時間の過ごし方も旅行ならではだ。

3泊ともお世話になるのは、青島温泉の「ルートイングランティアあおしま太陽閣」。


2棟からなるのだが、どう見ても元々「ルートイン」と「グランティア」という別々の施設だったのを後でくっつけた印象だ。
ルートイン棟は部屋、グランティア棟は日帰り入浴も出来る温泉棟という印象だが、温泉はこんな感じ。


ヌルっとして塩辛く、温泉らしい温泉だ。

夕食も3回付いており、基本はおまかせ会席なのだが土曜限定でバイキングに振替も出来るそうな。
3日連続会席も飽きると思うので、今宵はバイキングに。


チキン南蛮や地鶏炭火焼きなどのご当地グルメを期待したのだが、残念ながらなかった。
しかしローストビーフに鰹のたたきもあり、それなりに豪華である。


たんぱく質多め、炭水化物控えめなど自由にアレンジ出来るのがバイキングの良いところ。
さて、もうひとっ風呂浴びて明日のロングドライブに備えるか…

お盆のバーベキューの代わりに、舞鶴尽くしのご馳走。

2019-08-15 20:00:00 | 家庭・教育
8月15日。今年も舞鶴の母方の実家だった。
山の中腹にあるお墓にお参り。


その奥にある、熊野神社にも初めて訪れてみた。


まさしく「となりのトトロ」の世界である。

例年なら15〜20名ほどが集い、家の中庭で盛大なバーベキューをやる。
私も毎年「焼き役」をさせられ、トングの握りすぎで腱鞘炎になりそうになるのだが(笑)、今年は台風の影響で取りやめになってしまった。

こちらも気を遣って、お昼時の前においとましようと思ったのだが
「何にもないけど、食べてって下さい」
と出されたのがこちら。


舞鶴産のハタハタ塩焼き。
舞鶴産の万願寺とうがらし。
舞鶴産のかまぼこ。
舞鶴産の鯖へしこ。

どうだ、コレこそまさに地産地消。
どれも、ウマくないはずがない。
51歳も半ばを過ぎた私には、バーベキューよりこちらの方が何倍もご馳走だ。

味もさる事ながら、皆さんのお心遣いに胸が熱くなった、いつもとは違うお盆だった。
自然災害とはいえ台風は確かに迷惑な話だが、逆に台風が気付かせてくれた親族の絆もあるのである…