ダンナが吉永小百合のファンです。
だもんで50歳以上の夫婦は夫婦割引で二人で2000円で映画が見られるので
日曜日に行ってきました。
期待した事と言えば、礼文島の美しい景色が見られるのかしら
お花はたくさん咲いているかしら
利尻富士は綺麗に見えるかしら
等と言う呑気な気持ちで見に行ったのでした。
何の予備知識もなく見に行ったのでした。
が何とふるやのもり号泣号泣の映画だったのでした。
感動というのは人が自分の理想と出会った時に起こると言います。
なので、この映画には私の理想とするものがあったと言う事になります。
冬の礼文島は何とも厳しく美しい。
ま~~、きれい~
と、お花畑の夢見るおばさんではいられない、突き刺さる厳しくも重苦しい美しさで
うろたえました。
みんな、辛くても生きていくんだよね
生きていけるよね
スーザン・ボイルの歌を聞いたとき以来の感動です。
私も、もし何かあって人生のどん底に落ちたとしても
生きていけるよね
と思わせてくれるような、そんな映画でした。