どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ググロフもどきのレシピ

2014-12-20 19:32:50 | 日記

 

パンのレシピを見て行くと、ある一貫した流れを感じます。単純から複雑です。その中でとても分りやすいのが、イタリアのババ、フランスのサラヴァン、そしてブリオッシュやググロフとシュトーレンです。多分ババの元がポーランドから入って来て、それが発酵でパンの形になり、バターが入ったりクリームが入ったり、そしてナッツやドライフルーツやシナモンやナツメグのスパイスが入ったりして来た歴史があると思います。砂糖の量ももしかするとどんどん増えているのではないのかと思います。そしてこれらは保存が効くと言うのがポイントです。そして単価を高くする方向で動いています。

ババからはじまる流れは、パンからケーキへの流れでは無かったのかと言う仮説が出来ます。そしてケーキは保存食としての側面を持っていた、とすればこの発酵ケーキーの意味合いを少し遡って作ってみようと言うのが今回です。なお不思議な事にイギリスではパウンドケーキと言う超ゴージャスなレシピのケーキがありますが、なぜ同じ事を発酵でやらなかったのかナゾです。

ババ生地でナッツやらフルーツを入れまくります。そしてバターも入れます。ただ型がググロフ型ではなくパウンドケーキです。その上ババ生地から発展させて行きましたので、完全にもどきです。本当はシュトーレンもどきと言いたいのですが、ググロフのほうが近いような気もします。

 

 

卵4個に砂糖60gをいれて撹拌します。砂糖はこの倍量いれてもかまいません。その方が保存性が高まります。ただそれ以上だと発酵に支障が出てきますので注意です。

実は今回の企画なのですが、非力なホームベーカリ向けに考えています。

 

 

強力粉200gいれます。なお今回は岩手県産のゆきちからを使っていますが、この粉は割と水を入れられない粉なのです。日清製粉のカメリアが180gだとすればゆきちからは200~210gかなと思うのですが、最近の低温と乾燥で粉の水分量がかなり変わるようで、今回レシピは確定出来ませんでした。基本200gかなと思いますが、180gから始められるのがよろしいかと。

実は後でドライフルーツとナッツが入ったら水を吸うんです。その量が分りにくいのです。なのでちょっとゆるめに練り上げます。

手だったらこの感覚が分るのですが、楽しようとするとこの辺が難しいです。

 

 

ヘーゼルナッツ、ハシバミの実ですね、皮付きの奴が安いのでそれを100g、150度10分のオーブンでローストします。そして醒めた所で皮をむきます。皮むきのためにローストしていると言うのが本当の所です。この後クルミもいれるのですが、ローストした方がいいような悪いような。岩手県産の鬼クルミでは逆にローストしない方がいいような気がしますが、好みでどうぞ。

ヘーゼルナッツは完全には皮がむけません。それも味だと思って頂ければ。

 

 

フードプロセッサーで荒く砕いておきます。

なお生地の方にはビタミンC微量、塩0.5g以下をいれてください。塩は砂糖の量とも関係しますが、砂糖60gだとちょっと塩味が強く感じます。

 

 

ナッツ類をいついれるのかは何とも。今回はヘーゼルナッツを先にいれました。

しかしちょっとナッツ類は、メレンゲでいろいろ使いましたが、ヘーゼルナッツほど不思議なナッツはありません。単体だと個性的なのに、こうして混ぜると下支えに回ってくれます。マカダミアナッツだと個性が消えますし、カシューだと香りが目立ったりします。アーモンドもその点では粉にした瞬間に匂いが薄くなります。その意味ではクルミと言うのは王者だと。

 

 

ちょっと生地が硬くなりましたので、生クリームと砂糖少々とドライイースト3gを混ぜて予備発酵させます。そしてそれを投入。実は生クリームで予備発酵ってした事は無いんですが、出来るもんですね。

 

この後ドライフルーツミックス100g、オレンジピール30g、鬼クルミ50gを投入します。

 

 

ウーン生地が硬い。小麦粉の水分量もそうなのですが、ナッツやらドライフルーツが生地から水分量を奪って行きます。かといって最初っからドロドロでも難しいです。何しろ最後に型に入れないといけません。その適度な硬さが難しいです。

もっと難しいのは、柔らかすぎるとフルーツやナッツが型の下に固まってしまいます。このギリギリが難しいですね。

 

 

一次発酵終了です。基本的に普通のパンほどはブーっとふくれません。1.5倍ほどが目安かもしれません。

一次発酵で2倍以上にふくれた場合は、2次発酵の時間を短くするなどすれば何とかなります。

 

 

ダイソーの「イタリア製」のパウンドケーキ型ロング2本にいれます。シリコン処理するだけなのになんでイタリア製なのかは分りませんが、このロング型ですが歩留まりが高くなるのでオススメです。何いっているかと言うと切った時に端が少なくなると言う意味です。

そうそう、焼き上がりに粉砂糖をダップリと振りかけるのが発酵ケーキですが、ここでは2次発酵前にココナッツプードルを振りかけました。後でコゲますが、香りが好きなんで。カロリー的には変わんないですけど。

 

 

2次発酵終了です。これもまた1.5倍程度でしょうか。

 

 

悩ましいのが温度と時間。予熱付きで170度25分か、160度30分かまだ判断出来ていません。多分170度25分がいいのだろうと思います。でもコゲます。

 

 

生クリームを添えてましたが、無くてもいいです。

 

 

それではメリークリスマス!

 

PS

失敗しやすいので、ドライイーストは6gの方がいいかもしれません。あと予備発酵させたドライイーストをいれて撹拌して、その後に溶かしバター(温度36度程度に下げたもの)を投入して撹拌した方が失敗は無さそうです。ここでは初期にナッツ類をいれていますが、一次発酵が終わってからナッツ類とフルーツを投入した方が失敗は無くなる様です。ただ生地の硬さの調整が難しくなります。通常のパン生地くらいまの硬さに、最後になるようにした方がいいかもしれません。そうすると型はいらなくなります。これはテストしていないので何とも言えませんが、型が無い方が良いような気もしています。この場合ググロフもどきと言わなくてシュトーレンもどきと言えばいいだけです。


まだまだ筋肉痛

2014-12-19 22:18:26 | 日記

 

雪かきの筋肉痛が収まりません。機械を簡単に動かしている様ですけど、あれはあれでかなり腕力を使う時があるのですよ。ターンする時とかムリヤリ圧雪を剥いで行く時とか。でも全部手でやれと言われたら勘弁です。そこは機械の良さでもあります。

腕でも力こぶの筋肉と握力が酷いです。まあ筋肉痛は関係ない筋肉を使って血流を多くする事でかなり緩和します。ということで泳ぎに行きます。

 

しかし太田橋のたもとにあるこのウエアーはなんなのだろうか。よくあるパターンでは落とし物とか風で飛ばされた衣類をこうして見つかりやすいようにしておくのはある。とはいえボトムスが2枚、マフラーが2枚、ウインドブレーカーが一枚。ジョギング中に暑くなってここに置いたのだろうか。確かに暑いかも知れないが外気温2度だぞ?

 

 

アメリカがソニーピクチャーズのハッキング事件を北朝鮮の仕業と断定した。予想通りだが、それでは今までこれに類似した事件があったのだろうか。実は無い。同じ事だったら中国もキューバもやっていたかも知れない。イランだってそうだ。イラクだってやりたかっただろう。旧ソ連だってそうだし現ロシアだってやりたかっただろう。何しろアメリカとハリウッドからこれまでどんな侮辱を受けて来たのか、これらの国のイメージ悪化にハリウッドがどの程度貢献したか。フィデル・カストロなんて想像を絶する長生きで、ファンタジーを生みすぎたほどだ。キューバの医療技術はフィデルのために発達したと言う人までいるくらいだから。

彼らが今まで沈黙を保って来たかと言えばそんな事は無い。やっぱり反論して来た。ただその声はメディアには伝わらなかった。そしてインターネットとハッキングの技術が今と比べれば無いに等しい時代だった。だから出来たのか?そんな事は無い。やらなかっただけだと思う。その辺りの分別はあったと思う。映画でしょ?フィクションでしょ?そう言った判断はあった。

北朝鮮だとなぜかそれが出来ない。これはもう共産思想が儒教と渾然一体となった思想体系に問題がある。まあそれでこうなるのだろうが、このいき過ぎの報いは受ける事になるのだろう。

ちなみに北朝鮮の正しい行動は、公開時にアメリカの映画館で鑑賞する事だったと思う。そして「面白かった」と言うだけですんだと思う。

 

 

なぜかカストロ兄弟が好きだ。理由は昔チェ・ゲバラ評伝を貰って読んだことがあった。ただ小学6年生にゲバラを進める人もどうかと思うが、貰ってすぐに読んで読み切れずに中学生になってようやく読み切った。そのときゲバラに全然感心出来なかったのだ。なぜかは思い出せないが、結局脇役のカストロ兄弟がどう書かれていても事実として凄いと感じたのだ。逆にゲバラのその心情に不安さえも覚えた。恐ろしく遠くを見ているようで足下しか見ていない危うさを感じた。カストロ兄弟の求めていたのは革命ではなく、現状打破であった。

まあ中学生の感想だから、勘弁してもらいたい。その後ガルシア・マルケスを読んでカストロがますます好きになった。あそこで書かれているカストロはあんまりにも不格好だ。そして感情の起伏が激しすぎて人の事なんかすぐに忘れるし、どうしようもない人物として書かれている。でもその中で制海権を失った時の描写が凄かった。海が一日にして砂漠になった書かれていた。

強烈な孤独感。圧倒的な絶望が「砂漠」の一文字に凝縮されていた。

 

 

1750メートル泳いだ。それ以上は筋肉痛には悪そうだ。筋肉痛は散ったが、時間が経つにつれまたジワジワと戻って来た。まあそんなもんだ。

しかしだ、泳ぎに行くたびに感じるのは父の体型とますますそっくりになって来たと言う事だ。もちろん身長やらなんやら数字はすべて私の方が大きいのだが、鏡を見る度に驚く。骨格が本当に似ているのだ。筋肉のつき方は違っても骨が似ていると言う事は似ているのだ。肌が記憶にある父と近づいて来たためだろうか、ますますにて来た。なんちゅうーか同じ3Dでもテクスチャー変えれば違うように見えるというものか。似たようなテクスチャーだと同じに見えると言う事か。

そういえばSTAP細胞の件について理化学研究所の再現実験で、結果出来なかったとなったようだ。当確論文を読んでいないから分らないがそうだろう。

 

 

今回のソニーピクチャーズ事件で思ったのだが、あんまり派手な事をすると後が無くなると言う事もある。もしも北朝鮮が本当の犯人だとして、それは国内に良かったかも知れないが対外的には世界で最初のサイバーテロという汚名を着たかも知れない。まあ世界で最初の大規模なサイバーテロはアメリカらしい国家がイランの核濃縮施設に仕掛けた物だ。だがそれはウイルスとは呼べないファイルの大きさからして、内部に協力者がいたのではないのかと思われる案件だ。ネットのみで仕掛けたと言う点では今回が初めてになるかも知れない。

名誉を守るつもりが、それを傷つける行為になる。だからどの国もやらなかった事だと思う。それを臆面も無くやってしまうのは、幼すぎると思う。ただこういった事案は日本でもある。ネット上での愛国者達だ。

とはいえあれは、愛を国に求めているだけにしか聞こえない。本当に愛していたら、言葉はかなり変わるはずだ。叫ぶ事はしないと思う。

 

 

さて今日の晩飯は久しぶりに外食です。とは言っても岩大中央食堂ですね。ある意味名物チキン竜田マヨ丼です。大ですからこれで脅威の1100キロカロリーです。そしてサイドメニューから豚汁とオクラの和え物と鳥団子煮を付けて、1700キロカロリー。一日が終わりました。美味しかったです。

やっぱり美味しさはカロリーと比例するよな~。まあ実際世界の美食を検討してもそうなのですが、もっと深く言えば実は貧乏人ほど高カロリーになると言うのも実情です。その境目にあるどんぶりです。

誘惑に負けました。Y君推定0・1トン、H君推定0・09トンとあってしまったのが運の尽きだったかも知れません。泳いで消費したのは多分300キロカロリー以下なので、確実にオーバーカロリーの一日でした。

 


除雪で筋肉痛

2014-12-19 01:10:10 | 日記

 

またしても10センチも降りやがって、除雪車を出します。ちょうど気温もプラスになりましたので、圧雪も多少とれるはずです。ところが筋肉痛。腕が痛いです。でやっているとマヒしてくるんですね。そうして調子に乗ってやり終えたらとたんにまた筋肉痛です。握力が出ません。

 

 

さて今日はニュースてんこもりでした。

昨日はソニーピクチャーズが脅迫に屈していないのに驚いたものでしたが、今日屈服しました。そして共和党が「アメリカは負けたのだ!」と言っております。まあ当局と連係して捜査していたのでしょうから、配給停止は会社だけの判断ではないとも言えます。ということは、確実な情報があったのだろうと推察されます。テロ組織がアメリカ国内にいると言う事でしょうか。

まあいうだけタダか。その前に親会社ソニーの平井社長がコレ大丈夫?とメールしていた事実があり、更にピクチャーズの社長がタレント達をこき下ろしていたメールが発覚。そもそもどうもネタだけのようなコメディ映画に50億もかけていたと言うのは、クリスマス後の配信予定にしてもかけ過ぎだろう。サーバー管理の問題もある。ということでソニーピクチャーズ経営者陣は半分以上クビになるだろう。

そしてFBIが18日にスペシャルな発表をするらしい。楽しみだ。

そしてスペシャルな話題と言えば、アメリカとキューバがバチカンの仲介で和解!というニュースだ。アメリカはカストロ兄弟が死ぬまで待つつもりかと思われていたが、ここに来て急展開。CIAの拷問問題、キューバのグァンタナモ米軍基地で起きたもの、調査発表の後だったので、実はあれは予告だったのかと。キューバにとってはグァンタナモ米軍基地は革命以前からあるもので、奪取出来なかっただけではなく政権の正統性からもその条約を呑まなければいけなかった痛恨の基地。その内部で起きた事件は当然キューバとアメリカの間の刺であった。

基本的にオバマ大統領もいっているが、「中国とベトナムとで国交回復しているのに、キューバとだけは回復していないのはおかしい」と言っているようだ。そしてその考えはアメリカ国内にも浸透していると言うが、やっぱり共和党はありえネ~と言う立場のようだ。そしてあれだけハリウッドからネタにされたキューバだ。一般市民の間では「悪の巣窟」と思っている人も多いと思う。ただ汚職の無い共産国家というのは誰もが想像出来ないだろう。それがキューバにある。自由は少ないが汚職が無いと言うのはかなり凄い事なのだ。

問題になるのは革命以前のアメリカ資産とアメリカにいるキューバ亡命者の政治団体だ。アメリカ資産は革命でキューバが接収してその金銭のやり取りが結構問題になっていたはずだ。まあその個人資産を取り戻すために、様々なイヤガラセをして来たと言うのが本当だ。そしてキューバ人亡命政治団体だが、これらはアメリカの国家予算を使って存続させていなかったかな?キューバに再度政変があった時に送り込む要員なのだが、どうも彼らに人望が無い。もう70年代から無い。それでも支援し続けて来たのだが、今回で縁を切れるのだろうか。

そもそもアメリカとキューバの資産者達は、どこまでキューバ人を搾取して来たのか実際良くわからない。どうもハイチより酷かったのではないのか、キューバ人亡命政治団体の人望の無さはそれを裏付けるものだ。そして50年も経てば、経済的な損害を被った人も減る。亡命者も2代3代と変わって行き、現実的にキューバ統治能力は無いだろう。

一番の問題はアメリカの中南米政策の転換と位置づけられる事だ。キューバの特産物は過去も今も砂糖、野球選手、そして医療だ。最貧国の中でも医療に投資し続けた結果なのだ。共産党政権で医療を充実させていない国家はあんまり良くない。というか良くない。例外がキューバだ。脱線したが、重要な産品に革命があった。このせいでアメリカの中南米政策が大変な事になった。今でもベネゼエラのウゴ・チャベス大統領がカストロ兄弟を敬愛しているので知られている。というかアメリカの中南米政策が過去にあんまりもの物だったために、反米の土壌があった所にキューバの勝利だ。一気に広がる訳です。ただカストロに心酔していてもカストロにはなれない訳で、問題だらけです。それでもアメリカがイラン・コントラ事件とかイロイロ薪をくべてくださっているので、なかなかに反米思想は収まらない所があります。

そして時代が下がっても、貧しくとも孤高のキューバが更に光り輝く、そう言った状況になってしまう訳です。そりゃそうだ、90年代以降最貧国のキューバに出来て、なんでウチでは出来ないんだ?その上資本主義経済になっても、なんでこうなるの?そう言った事案ばかりになってしまいます。特にアメリカが手を突っ込んだ国ほど酷くなると言う経験則があります。そうなれば反米ではないが距離を置きつつという政権が増える訳で、独自性を出そうと苦しみもがいて来ていると言うのが中南米諸国だと思います。なお麻薬密輸問題ですが、あれこそ反米でしょう。

その中でキューバとの和解は画期的な転換になる訳ですが、アメリカが果たして中南米諸国に対して更に融和的になれるのかと言う問題が残ります。資本主義の悪い所ですが、一気に資本投下して一気に回収する所があります。未成熟だった中南米にこれをやって、一気に撤退するとかをやり続けたのがアメリカ企業です。結果モノカルチャー化した経済しか無い状況が中南米を苦しめた訳です。最近の資源・コモディティ市場の高騰で潤った国もありますが、モノカルチャーから別なモノカルチャーに移っただけにしか見えません。メキシコのように工業国になったにも関わらす、移民希望者が多い国と言うのはおかしな話です。そう言った状態に誰がしたんだと言うのもありますし、それで豊かになったと感じる人もいるのでしょう。でもアメリカからの搾取感はある訳です。正確に言えばアメリカ企業からの搾取なのですが。

歴史的大転換ですが、誰もがそう思っていないようなので書いてみました。標的は短期的にはベネゼエラです。原油安で苦境に陥っている状態で、キューバと言う盟友から裏切られた訳です。どういった行動に出るのでしょうか。

 

 

中途半端なタイミングで融雪剤をまくと、もっと酷い状態になる訳です。

サウジアラビア問題はいっぱいあります。全部ロイターで行きましょう。

ドバイ 18日 ロイター] - サウジアラビアの10月の原油輸出量は日量689万7000バレルで、9月の日量672万2000バレルから増加した。国際機関共同データイニシアティブ(JODI)のデータで18日明らかになった。

増産していたんですね。OPEC総会で原油減産が決まらなかった前にそもそも増産傾向にあったと言う事です。

ドバイ 18日 ロイター] - サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は、現在の石油価格下落は一時的なもので、石油業界の今後について引き続き楽観視していると述べた。国営サウジ通信とのインタビューで同相は「世界経済、とりわけ新興経済国は持続的成長を回復し、石油需要も拡大する」と述べた。

この楽観主義は見習いたい物です。

ただこの原油安は、アメリカのQE政策の終了とともに起きていると言う説があります。信憑性が高いです。現代ビジネスです。簡単に言えばリーマンショック以降のアメリカのQE政策による金余りが、コモディティ市場に流れた。記憶にあると思いますがなぜか不景気なのに石油や小麦を使うパンの値段が上がりました。これは金より現物に相場が動いたと言われていますが、異常な値だったと思います。当時は中国が国内のために金をジャブジャブしたので、中国の需要急増と言う考えもありました。でもそれを超えていたフシはありました。そう、異常も異常だったのは震災直後の円高です。ほぼあり得ない状況の円高は、理解しがたい物でした。

アメリカのQE政策は終了しましたがしばらくは市中流通通貨量は変えないとしていましたが、現実に下がっている現状がある様です。その中でお金が右往左往しつつ手じまいに向かっていると言うのが、この記事の概要だと思います。しかし急速に進む原油安は、ベネゼエラやロシアを直撃しています。結果ロシアのルーブル安は深刻で国内の信用も失っている、いや20年前に失墜した時に共産党政権で何にも出来なかったが、今では外貨に代えられるため市民からの流失が大きいようだ。

原油下落は私の感覚でも経った2週間前に1800円だった石油が1750円まで落ちました。そして先物市場では6月の高値から半分にまで落ち、シェールガスやオイルの損益分岐点を切ったとも言われています。

来年はこの意味でもかなり危ない年になる可能性があります。そして超楽観論もあります。そう言った時には大体悲観論に傾く訳です。なので今後の市場動向は相当厳しい物になると考えています。市場収斂が始まったのだと思います。その意味では来年は大不景気になります。とはいえそれを超える景気もあればいい訳です。原油安と言うのは読めない所があります。

 

 

さてサウジアラビアで解る人にはビックリ仰天の話題があった。

(CNN) サウジアラビアの著名な聖職者が妻とともに人気テレビ番組に出演した際、妻の顔がベールで覆われていなかったことが大きな議論を巻き起こしている。

どうゆう事かと言えば、イスラムで顔を覆うベールを付けるのが女性の義務とされていた。まあそれで今では目元と鼻の整形が流行る訳なのだが、その義務を否定したのだ。で、これがマレーシアだったら誰も問題視しない。なぜならマレ−シアのムスリムは戒律が緩い。彼女らは頭から頭巾はかぶるが顔は出す。

しかしサウジアラビアの聖職者だ。しかもトップの人だ。それがこれを言うと言うのは、しかも妻を伴って、サングラスをかけていたようだが、サウジアラビアではかなりあり得ない事だった。

アフメド・ガムディ師は、かつてメッカの宗教警察のトップを務めた人物だ。だが今では、顔全体を覆うベールをすべての女性に強制するのはイスラムの教えとは言えないと主張している。

ガムディ氏は番組で、「(女性がベールで顔を覆うことは)義務ではないし、イスラム法学における証拠もある」と指摘。髪などを覆う「ヒジャブ」について、預言者ムハンマドの妻たちにのみ着用が義務づけられていたものが、のちに神がイスラム教徒女性全般に義務づけたと誤解されるようになったとの見方を示した。

主流派のイスラム教指導者の間では、女性のベール着用「義務」はイスラム法の規定というより部族的な伝統の名残だとの見方が主流となっているという。


さてこの効果がどの程度いつ出てくるのかは分らない。しかしイスラム過激派の温床と言われて来たサウジアラビアでこの反応は、女性が車を運転するとか最近イロイロあったが、かなり画期的な物だ。この意味を分かち合えないのが寂しいが、これは本当に凄い事です。


初雪かき

2014-12-18 01:05:35 | 日記

 

昨日の雪は6センチ積もりました。火曜日に除雪出来なかったので今日が初出勤です。

さて盛岡市No.64ですが、ワドーだと思っていたらホンダでした。オーガそのものの構造が違うのですがそのハウジング回りからエンジンレイアウト当たりまでワドーとそっくりで、ずっと勘違いしていました。

64番ですか、「虫」・「ろ紙」でしょうか。「つかい」でしょうか、「理してぬ」・「中」でしょうか「ろくな死に方ない」でしょうか。語呂合わせが決まりません。まあ無視して行きましょう

 

 

えーさすがホンダです。遅いです。一般常識と違う事をいっていますが、ナゼか除雪機だとホンダはのろい。クボタやワドーの方が速いと思う。農機具メーカらしい所です。広い所を一気にやってしまいたいから速さも必要と言うものでしょう。しかし彼らはウルサイんですね。なにしろ回りに人がいる事を考えない所があるから。その点ホンダは静かです。この機種もホンダハイブリットほどではないですが静かです。現実的に小型除雪機が必要なのは市街地や公園ですから、ホンダの除雪機が売れている理由が分ります。

オーガは高速回転でトルクを補うと言う感じでしょうか。オーガと走行の出力配分もオーガ寄りになっているような気がします。オーガを動かすとさすがにエンジンはよく回るのですが、スピードは遅い。

 

 

ワドーより圧雪には強そうです。運転してみるとなんかマニアックな事をしているかもしれません。オーガの位置が少し高いのか最小高の制御があるのか分りませんが、無理な運転させたくともなにか出来ない所があります。

なおマニアックな友人がいまして、エンジンものは何でも好き!と言う人でして、小型農機具や噴霧器なんかが集まってくるのですよ。その彼曰く「小型エンジンはカワサキが一番!」といいます。で、これは本当です。ナゼかこの領域のホンダのエンジンは重いのですよ。スーパーカブで有名なホンダの小型エンジンですが、なぜかこういった用途のエンジンになれば、デカイ・重いになってしまうのです。ナゾです。

 

 

今日は初日と言う事で、お披露目もかねて全行程を走らせます。で、なんと2時間かかった。ワドーより15分から30分遅い!まあその分、均一な仕上がりになるのですが、均一と言えば聞こえがいいけど道路が薄らと見えるほどではないと言うのが何とも言えません。

 

 

2年後のアメリカ大統領選にジェフ・ブッシュ氏が出馬すると言う。父・兄と続くのかどうかと言えば、どうも難しいようだ。ティーパーティー等の過激な党員を抱える共和党の中で中道派だからだ。そして予備選挙の中で過激派を中道に引き寄せる事が出来るのかが鍵となる。そしてそれはかなり難しいだろう。

兄よりは誠実そうな顔をしている。なぜか角川兄弟を思い出している。

さてソニーピクチャーズエンターティーメントのハッキング事件だが、そもそもこの会社、何回ハッキングにあっているんだと思うほど酷い。ゲーム部門のハッキングはそもそもおかしい。専門家でないからそうなったとは言えない所がある。そして今回もファイル管理が甘過ぎたと指摘されている。ところが、上映される映画館でのテロ予告があったのだ。18日にマンハッタン南部のサンシャインシネマで予定されているようだ。ここでテロが起きるのだろうか。

さて一番の問題は、これでかなり不穏な事になっていると言う事だ。個人的にソニーの沈黙が怖い。ハッカーを特定出来ていないと言う事になっているが、もしかすると特定しているのかも知れない。ということで陰謀説を発動させると、北朝鮮はそのうちアメリカから攻撃されることになるということだ。なぜソニーは各当映画の上演を止めようとしないのか。日本語版だからこういった情報が出てこないのかも知れないが、一番考えられるのは当局が一切をおさえていると言う事だ。それで発表も最小限度で上演予定も変えられない。テロは当然抑止するとして、犯人や手がかりを掴もうとしているのではないのか。そうするとこの映画そのものがある国策なのかとなる。

まあその前に北朝鮮を攻撃させたい人たちの陰謀かも知れないし、テロ予告でえらく複雑な話になってしまった。

 

 

どうも「マンハッタンプロジェクト」の地が国立公園になるようだ。さっきからCNNから読んでいたが、今度は引用する。

(CNN) 米国でこのほど国立公園の新設や拡張の計画を承認する法案が議会を通過し、広島と長崎に投下された原爆を極秘開発した「マンハッタン・プロジェクト」の地が国立公園の候補地となった。

このうち「マンハッタン・プロジェクト国立歴史公園」は、ロバート・オッペンハイマーら科学者の主導で原子炉を建設して原爆を組み立てたニューメキシコ州ロスアラモス、テネシー州オークリッジ、ワシントン州ハンフォードの3カ所が候補地となる。国立公園の新設は土地の取得に左右される。

私の考えだが、これは悪い事ではない。是非広島・長崎・福島と交流して行けば、歴史の深みそのものを感じられる公園になるのではないのだろうか。もちろんアメリカでは第2次世界大戦を終結させたモニュメントでもある。そしてその後の冷戦と現在の覇者としてのアメリカを位置づけた土地でもある。その意義はアメリカ人にとっては変わらないものだろうが、日本が関わる事でその歴史の陰影が深くなるはずだ。まあこの機会にロシアとフランスも呼ぶべきだろう。

パキスタンのイスラム過激派の学校襲撃で145人の子供が死んだ。そしてイエメンでは下校途中のこどもを乗せたバスが自爆テロに巻き込まれ子供20人が死んだ。この絶望的な世界に、もっと絶望的だった時代があったと言うのを知らせられる装置になればいいのだが。


udo様のコメントに答えつつ今日はろくでもなかった話

2014-12-17 01:38:06 | 日記

 

今日はお昼から雪でした。そして0時頃最低気温が−5.5度で、そこからずっと気温が上がり続け20時からはプラスです。24時位には2.7度になりました。日中あんなに寒かったのに夜にはどんどん雪が溶けて行きます。

 

 

さてudo様からコメントを頂きました。ただ確かgooのコメント欄は文字制限があったと思いますので、ここで記事にしてしまいます。

さてアベノミクスですが第一の矢の経済緩和と言うのが重要な所です。新自由主義経済の中で貨幣供給量だけで経済をコントロール出来ると言う学派、マネタリストと言うのがいますがその考え方です。一番簡単なのは公定歩合の増減です。ただ日本ではゼロ金利政策が長く続き、その上景気がいいからと止めたとたんに景気が悪化したと言う悪い経験があります。それでは何かいい手段は無いのかと言えば無い訳です。そこに丁度アメリカがQEを始めた訳です。これは市場の安定も狙って国債以外、公的金融機関とか不良債権まで大量に一気に購入したものです。この政策は金額を下げつつ停止させる予定です。ただその先に結果として市場に流れた貨幣を回収しなければいけない訳です。その際国債を発行したり、民間の不良資産を整理して市場に出さなければいけない訳です。その際値が崩れたりしたら回収出来ない貨幣が残る訳でその市場のコントロールが難しくなります。
日本の金融緩和の場合は、国債で行っています。しかも償還間近のものや短期国債を中心に買っています。そのため実は手じまいしやすくなっていますが、3ヶ月ものの国債金利がマイナス金利になったりと恐ろしい事になっています。たしか6ヶ月ものもそうだったと記憶しています。
さて、市場に貨幣をばらまくとインフレになりやすくなります。低金利ですから事業に投資したりやりやすくなります。その分消費も増えてインフレになると言う図式です。ついでに仕事が増えるので求人も増えるという事です。その上インフレをコントロール出来れば、国債発行残高も目減りします。そして貨幣余りの状態で景気が上向けば、税収増も期待出来ます。そういった話です。で、これは1980年後半からいわれて来た話で、実は変わった話ではありません。

問題なのはゼロ金利政策でも投資が増えなかったのに、これで国内投資を呼び込められるのか、特に少子高齢化社会でナゼか若者の消費が低い昨今では、海外投資に向かう所も大きい訳です。国内投資には向かいにくい所があります。まあ通貨供給量の過大な増大では円安に振れやすいので、結果として国内投資に向かうのかとなります。それが私どもまで行き渡るのには時間がかかります。ところが今回消費税を上げる際に、ナゼか消費かさ上げのための財政出動を渋った訳です。これが今回の景気低迷に繋がったと言われています。

そして手じまいの仕方が問題になります。通貨供給量に見合った景気回復があれば全く問題がないのですが、日本の場合国債の発行で行うしかないと思います。しかし現在マイナス金利になっている短期市場を考えてもいきなりドカンと発行するわけにはいかない所があります。

そのために市場に対して常に説明を続けて信用を維持するのが大切となります。FRBの最近の手法は、昔の日本では口先介入と言われているものですが、有言実行そして規模が違うもの、これを続けて市場の信頼を維持しています。説明責任がきちんとしていないと市場はすぐに裏切られた損をしたといって逃げて行きます。この信用維持をどう出来るのかと言うのが問題なのです。

もしも民主党が政権を取ったとしても、ここを間違えると取り返しのつかない事になる訳です。麻生太郎財務大臣が最近失言が少ないのもこのせいだと思います。

なのでアベノミクスの第一の矢は、手じまいにリスクがある金融政策です。ただ現状ではこれ以外の手段は日銀も含めて、なかったと言う事だけはいえます。

 

 

ジュガツザクラの花に雪が積もっています。寒さでピンクが強くなっている様です。

 

さてアベノミクスで経済格差が出た理由は簡単です。我々貧乏人には信用が無い訳です。実績がある個人で新規事業を始めた人が、不動産持っていれば、政策金融公庫がやってきますよ。しかもプライムレートで融資してくれます。

実際の所信用格差といっていいのかもしれません。富めるものにはお金が集まりやすくなっていると言うのはアベノミクスの問題点です。udoさんのいうOECDのトリクルダウン効果は無いと言うものですが、ここは若干説明したいと思います。この「富から滴り落ちる」という考えですが、発展途上国では有効だと言う事です。ただ富がある一定以上蓄積されると経営の効率化などで一定以上の能力の人材しか使えなくなると言うものです。結果汁を吸える層が限られてくると言う事です。Googleの賃金は高いので有名ですが、一般プログラマーの賃金を上げていないと言うのはありますね。

貧富の差が拡大し、かつグローバル化している現在では更に難しくなります。

そして言いたくはないのですが、企業のコマとして生きられるだけでも、かなりな能力が必要とされている時代になっていると思います。コンプライアンス問題は大きいかもしれません。何かミスがあれば下へ下へと行くように更になっているような気がします。

 

 

シラカシの樹です。トップのサザンカもそうですが盛岡で露地植えほぼムリな樹です。なんで植えたんだろう。植栽を決定した人は知っているが。

 

自民党の石破氏が、再分配は成長を生まないと言う発言をしたと言う事ですが、前後の文脈が無いと何とも言えないものです。多分法人税の問題なのかと思います。新自由主義経済下では国家が企業を管理するものではないと言う、ある意味当たり前の事があります。その上で国家が再分配するのではなく、企業が成長するのがいい、賃金での再配分が正しい。そのために法人税を軽減すると言う事なのかと思います。ここだけ切り出されたら石破氏とは思えない暴言です。

ちょっとめんどくさいですね。国は最小限度の事しかしないのが理想だと言う考えです。民間に任せる、ある意味ただしい事です。あんまり個別案件まで国は突っ込む必要はない、大体それは法で決める事だろう。曖昧な法を用意する所が良くないと思う。

ただ税と言うのは再分配のシステムがあればこそです。それをお祭りで行うのか宗教で行うのか、貧民救助に使うのか考えはありますが、古代から国家は国民を守るために存在している訳です。戦争が国民を守る手段だった時代もあるかもしれません。それは安定して来た18世紀以降それ以外の問題が起きる訳です。啓蒙思想の人って何なのよ、と言う所から人を動かしている欲望は何なのかとイロイロ人は考えて来た訳です。暴動起きたり革命起きたり戦争起きたり、その度にいい事もあれば悪い事もある訳です。ただその中で成功した例がある訳です。それは職と食の保証と教育です。食に関してはローマ時代が素晴らしいと言われていますが実際は結構難しいものだった様です。現在でもアメリカでフードスタンプと言う形であります。貧困層ほど肥満を増やしていると言われる問題があります。

問題は職です。仕事が無いと人は成長出来ません。いや社会から阻害されていると感じるほど、無職と言うのは厳しいものです。無能と思われた日には目も当てられません。そのためには教育が必要なのは間違いがありません。

この職と教育の問題は国家のあり方ですね。これは再分配が必要ですね。国家は必要な人材を育てる方向を作らなければいけない訳です。そのための予算を用意する必要があります。

所が国立大学改革プランのような、選択と集中?みたいな概念を出す当たりに、余程の危機感があるのかと思います。

 

 

車が無いのは人として欠けているとは思ったのだが、バスで渋滞に巻き込まれた。ありがたい事だと。誰も悪くない困難にであっちゃったと思える。自分で車を運転していたら、自分が悪いのかと思ったかも知れない。

ただ1時間前のバスに乗るべきだったと反省はした。

アベノミクスの第2の矢は評価していません。震災復興があって職人が払底している状況で公共事業を大幅に増やした問題は大きすぎます。大体職人が育っていませんし。復興特別税の早期廃止もどうなのかと思っています。

一般財源のために廃止されたように思えるのです。

udo氏が多分一番感じている所だと思いますが、第三の矢がどうしようもない。一番いい例が民主党から引き継いだ「こども園」だと思う。保育・幼児教育一体のシステムが望まれて多分30年は経っているだろう。幼稚園と保育所の一体化、悪い事は無いはずだ。あとは学童保育と一体化して欲しいのだが、厚生労働省と文科省の縦割りだけで延々と出来なかった問題だ。だがそれが解決出来るかと思った矢先に、こども園に予算配分しなくなったのだ。来年にはこども園を返上する法人が増えるだろう。システム的に育てないとかなり難しい案件だ。機能する前に予算を削った例と思う。

薬剤のインターネット取引もそうだが、規制緩和しているようで全くしていない事例が多い。

その上で、税制システムがあんまりにもめんどくさい。透明性の無い税、いや法律は単純なのだが法令が良くわからない。そもそも法人税を払っていない企業が多い。これはグローバル企業ではない。ケイマンまでいかなくてもいい。控除がありすぎる。

法人税減税で、製造業のその控除が問題になっている。サービス業ではそう言った控除が少なくなる。。金融とかではかなり大きな問題になる。法人税減税で良くわからない議論があるとすれば、この製造業とサービス・金融の戦いだと思えばよろしいかと思います。基本的にサービス・金融業では赤字を出さない限り、マックスの法人税になります。そういったのが法人税減税の裏側にあると考えています。

 

 

 帰りは1.5キロの大渋滞でした。この点バスはいいです。選択肢が無いところがいいです。 もう諦めて寝るだけです。暇だったので隣の高校生に自然渋滞のスシテムを教えました。で、彼が納得したのはまあそのポイントに来てからですね。

 

最後ですが、ヘイトスピーチとアメリカのファンダメンタルな側面を書いたものを差しているのだと思います。アメリカではテクニカルデフォルト寸前をやらかした様ですが、もうどうしようもなくなっている移民問題を合理的に解決出来るのかとか、これ以上の貧富の差を、いや生死の差がどう治安に影響するのかと言う問題になっている訳で、オバマケアはそう言った意味では全く悪くないのですが、それは自助努力で出来るだろうと言い切るティーパーティーたちは本当に現実を見ているのだろうかと疑う訳です。こうして言論の場で戦っているのは幸せかと言えば幸せなんでしょう。でも踊る会議の方が未来がありそうです。

真面目に言います。心に余裕があるならばファンダメンタルな人たちとも話が出来るでしょう。そして彼らにも余裕があれば、話し合いも出来るでしょう。ただそれらが無いと言うのが問題です。

同じアジア人なのに、そして日本に住んで3世なり4世となぜ対話出来ないのか。多分簡単な事をなぜ出来ないのか。

叫び続けないと生きて行けない、その苦しさだけは解る。その先を作れないのは、自家中毒に陥ってしまったからなのだろう。

正しい自分を捜し続けたあげくに正しい自分を演出して来て、ニッチもサッチも行かなくなった。サラ・ベイリンなんてまったくそうだ。後は過激化するだけ。

そうしてアメリカ話で誤摩化して終わる。

 

PS

ということでアベノミクスを支持している訳ではない。次ぎにセーフティーネットワークを持ってこないとアベノミクスは全く意味が無くなると思っているが、多分マイナンバー制とあわせてやってくる可能性はある。あとマイナンバー制は業種によってはもの凄い大混乱を起こすと思う。特に医療・介護では大きくなるだろう。個人情報の照会が簡単になる分、流出防止が厳しくなるからだ。あと年賀状で年の半分を稼ぐ郵便局とかではかなりな事になる可能性はある。マイナンバー制を知らない高校生とかがバイトで来るからだ。