市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

クサギの実

2010-11-21 17:04:10 | 野草
 花が殆ど咲いていない、侘しい秋深い山野にクサギの実が彩りを添えてくれています。クサギは増えて増えて困る面がありますが、枝がまっすぐで野菜などの支柱に使えますし、春は若葉の山菜、夏はピンク色の花、秋は紫色の実と、なかなか活躍してくれています。それと、言われるほどいやな臭いではないと思います。
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枝松山の林道にクマが出現

2010-11-21 06:51:22 | 
 我が山の目の前に見える川根本町の枝松山(848m)に登ろうと地形図片手に林道を歩いていたら道脇にクマが立っていました。ごめんなさい、チェーンソーアートです。これなら自分でも出来そうと思い、お手本用に写真に収めました。
 
 今年はどんぐりが少なくクマが里に下りて来ており、街近くで目撃したとのニュースが静岡でも新聞に時々載っています。春野町の南、森町の北の山間地でも檻に捕獲されたと林業の知人が話していました。自分の山に現れても不思議はない。
 私は奇遇にも過去渓流釣りに行って何度かクマを目撃しています。
 一度目は30年ほど前の夏に岩手県の閉伊川でです。川の真ん中に黒い物体を見て、その後、自分のほうに向かって土手を登り、国道を横切って急斜面を登って行きました。その時の印象は、人間(自分)が15m位のところにいるのに見向きもせず歩いていたことと、動物園で見るのとは違い痩せていること、それと急斜面を苦もなく登り、追いかけられたら絶対適わない、と思いました。
 二度めは20年前、大井川の支流長尾川沿いの林道をオートバイで走っていた時に、目の前10mぐらいのところを茶色いコグマが横切りました。
 三度目は一昨年の夏、岩手県タイマグラのキャンプ場近くの薬師川沿いの林道脇で。
 四度目は昨年岩手県道の駅やまびこ館近くの閉伊川支流でです。熊沢橋という橋があって、クマが出そうだなと思いながら、ここから数百m下流から沢に降り竿を出したところ18センチ位の小型イワナがすぐに何匹か釣れている時に対岸の岸上の低木が大きく揺れていて、そのうち黒い物体がチラッと見えたので、やばいと思いすぐに、車の停めてある5mほど上の林道までよじ登りました。そして恐る恐る、先ほど揺れていた低木のある対岸の辺りを見ていたら、後ろでごそごそと音がするので振り返ったら、10mほど離れたところをゆっくり歩いていく比較的小さなクマの後姿が見えました。時間的に言っても舗装された林道が水で濡れていないことからも、先ほど見た黒い物体とは別クマだと思います。思い出しても、あーこわ。
 
 カメラはいつも携帯しているのですが、いざとなるとなかなか、身を守るのが先で写真を撮るどころではないのが実情です。次の写真は北海道の昭和新山のクマ牧場で撮ったものです。
  
 ヒグマですが、こんなのに張り手をくらったらひとたまりもない。でも不思議なのは、新聞報道では、クマに襲われて、怪我人は多いけど、その割りに死者が意外と少ないことです。死んだふりをすると大丈夫などと昔から言われますが、関連があるのでしょうか?
 以上長々と記憶を思い出しながら書いてしまいました。
 
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