市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

杉の木が泳いでいる

2010-11-22 07:04:51 | 
 里山は雑草が勢いを弱めてきました。散策路を整備しようと、夏場は入れなかった場所を歩くと、お隣さんの杉林と伐採した自分の土地との境界の立ち木が何本か傾いていました。林業の人たちは木が泳ぐと言っていました。 見ると斜面側の根の廻りの土が浮き上がっていました。伐採すると風通しが良くなるのと、木同士が寄り添うことが出来なくなる為、このように泳いだり、折れたりするのです。
 因みに、斜面に生えている立ち木は低い側に倒れる事が少ないです。これは高い側には根がしっかり張るのですが、低い側には根を張ることが出来ないからです。従って、通常、風通しとの関係で、道路側には倒れることが少ないのです。
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