経済成長に伴い、多くの家が新しくなっていった。
それまで家の無い人も、小さいながらも家を持った。
外国からウサギ小屋と揶揄される家でも、次々新しく建てた。
だが、我が家は大黒柱がいない・・・
そんな大きな消費はできない。
時代から取り残されたような家のままだった。
茅葺き屋根の古い家。
囲炉裏がある家。
便所が外に作られていた家。
(半分売ったから、台所や便所や風呂場は付け足した)
家の前の畑や木々もそのままだった。
後に、新しく出来なかったことが幸いした。
このような家が無くなってしまったからだ。
我が家はとても貴重な古い家となった。
材料は元々豪華なものだったのだ。
今も陶芸家の姉のアトリエとして残れたのは幸いだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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