カルテ番号 く・6(8)
朝目が覚めたら頭痛だった。肩も重い。眼も重く痛みがある。
やはり完治したわけではなかった。
そういえば院長は「今日はここまでにしましょう」と言った。
次も治療しましょう、という意味だった。
あまりに快適だったので、つい行かなかったのだ。
早速予約しよう。
学校が終わって夜でもかまわない、という。
一応24時間、365日受け付けるらしい。
親切なのか、無責任なのかわからない院長だ。
霊障の類、とか言っていたが、ハッキリとした事は言わない。
原因も自分にないような口ぶりだった。
考えると、ほとんど解らないままだった。
これでは今後、防ぎようがない。
治療院に着くと、夜の8時になってしまった。
「すいません、夜遅くに」
「全くかまいません。私は時間の区別が薄いので気になりません」
時間の区別が薄い、とはどういう意味だろうか?
早速横になり、頭に指で触られる。
覚えていたのは、そこまでだった。
揺り動かされて目が覚めると一時間が過ぎていた。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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