水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・510」

2022-05-27 21:37:30 | Weblog


ある気功師・116

幾つもの出来事や幾人もの人と出会った。
この研修所の管理人夫婦とも個人的に親しくなった。
T夫婦、特に夫人のTさんとは気が合ったのだろう。
その後数年、手紙や食べ物などを送ってもらった。
優しく、面倒見の良いTさんだった。

Tさんは乳癌の末期だった。
治療の方法が無く、最後に故師匠と出会ったのだ。
定期的に故師匠の治療を受ける必要があった。
故師匠は管理人として生駒研修所で雇ったのだ。
そういう重病人を故師匠は沢山雇っていた。

単に治療をしただけではないのだ。
その後の人生まで引き受けていた。
もちろん、全員ではない。
お金も仕事も出来ないが、どうしても治療を受けたい。
そういう決意をした人に手を差し伸べる。
その事はとても大きく大切な意味があった。


(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
 ブログだけなら楽天「水上陽平の独善世界」検索が読みやすい)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする