第九章(3)
無眼界乃至無意識界
「眼界」から「意識界」までが十八界。
十八界は我々が認識できる世界。
我々だから世界というのは「煩悩世界」だぜ。
そう理解できれば「無」の訳が活きる。
「こだわるなよ」という訳が、より活きるのだ。
「こだわるなよ」を更に深く観る。
すると「愉しめよ」という意味が底にある。
「十八界を愉しめよ」
「この世界に生きる事を愉しめよ」
ブッちゃん(仏陀)らしい言葉だ。
優しさに満ち溢れた言葉だ。
ここは話し言葉の部分だぜ。
ブッちゃんが誰に、何を、どんな風に言ったか。
同調(シンクロ)してみれば、わかるだろ。
ブッちゃんと同調するのは難しくないぜ。
ブッちゃんは、我々凡人に合わせてくれているんだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)