松江城(千鳥城)の東側杉木立の中を進んで行くと、比較的小振りな石を積み上げた、
幾重にも重なる(くねくねとカギ状に曲がった:敵に横矢を仕掛ける)「野面積」の石垣群
に出会う。
これは本丸(天守閣)の北側に位置する、「北口門」跡に至る石段であり、籠城時、正面と
この裏門を破られたら、万事休止、落城と言うところか・・・
散策の途中、ここに差しかかった時、学生(学者?)風の外人の方が、石垣をカメラに何
枚も収め、ノートを取り出して一生懸命にメモを取っていた。
城郭と石垣は切り離せないもの、この外人さんも日本の城に、興味を持ち、研究している
のであろうか。
少し話がして見たかったが、何しろ当方「外国語ダメ人間」なので、それもできずとても残
念!
城と石垣には、当方も大変関心があって、旅をした時には、よく城(石垣)を見て歩く様に
している。
千鳥城は築城から400年、苔むした石垣の隙間隙間に、鮮やかな赤紫色の「ムラサキカ
タバミ」の花が、昔を偲ぶように咲いていました。
~北口門へ至る石垣を、くねくね曲がって上って行くと、本丸裏に辿りつく~
石垣の隙間に咲く、ムラサキカタバミの可憐な花