松江茶処「お・い・で・ま・せ」、その昔、出雲松江藩・七代藩主の松平治郷(号:不
昧)は、江戸時代を代表する茶人の一人で、松江(出雲)の地に「茶の湯」を広めまし
た。
その関係で、出雲地方は日常的にお茶事が行われるところです。
とにかくよくお茶を飲む、よその家を訪ねると「まあまあ、上がってお茶でも飲まんか
ね」と、お菓子が無くても、漬け物でお茶を出すというほど習慣化していおり、また少し
あらたまった際には、客間に通され、「抹茶でも点てましょうかねー」と、茶を点てても
てなします。(お陰で、「茶腹」と言う言葉さえある)
何と言っても、お茶に「和菓子」は付き物、だから街には和菓子店がとても多く、ウィン
ドウには、伝統の和菓子職人の手によって作られた、季節感のある和菓子が色とりど
りに並べられている。
我が家でも、気が向いた時には抹茶を点てて頂いているが、その度に「今日のお菓
子は・・・」と、これも楽しみの一つ。
自由の身?になってからは、お茶を点てる回数も増えきて、その時々に庭に咲く季節
の花を、一輪、茶花に活けて、静かに飲むお茶の美味しいこと、至福の時間がゆった
りと流れて行きます。
ミカは雪が降って散歩もなく、「することないなー」と、お母さんのボタンを咥えて一人遊びをしています
フランクシナトラの「ビギンザビギン」
をどうぞ