~街並みスケッチ・中海越しに馬潟工業団地を望む~
今日は天然水を汲みに行く道すがら、冬の海をスケッチしてきました。
山陰独特のどんよりとした冬空を背景に、数え切れないほどの渡り鳥が、
波静かな海を埋め尽くして漂っています。
対岸の工業団地では、煙突から四筋ばかりの白い煙が立ち上っていて、
寒々とした景色に、わずかに暖か味を醸しています。
海のところどころに、竹竿が立てられ網が仕掛けられていますが、これは
冬の宍道湖、中海名物、「あまさぎ」漁の網でしょうか。
まさに、他に何もない「冬の海」です。
ぼんやりと海面を見詰めていると、多くの鳥達の中に、たった一羽だけ白
鳥が・・・群れからはぐれたのでしょうか、悠々と泳いでいます。
貴方にとって、今日も良い一日であります様に
倍賞千恵子の「雪の降る街を」:高倉健を悼む歌