タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

 ~映画『光をくれた人』~

2018-08-03 | その他

映画『光をくれた人』のヒロイン~アリシア・ヴィキャンデル ↑ ちなみにアリシアは共演のマイケル・ファスベンダーと結婚し、幸せな家庭を築いているそうな。



昨日は、久し振りに超絶感動の映画を観た。 これは友人に以前から薦められていた映画で、一度観たいと思っていた映画です。 エアコンをガンガン掛けて、特等席に陣取ってのホームシアター(友達からレンタルして来たDVD)での観賞でした。 この映画は、原作「海を照らす光」の映画化で、絶海の孤島の灯台守として暮らす若い夫婦の物語であるが、人間が外界と遮断された孤島で、「孤独」と闘いながら暮らしていると、そこで起きた欲望(子供が欲しい。)を眼の前にして、人間としての道を踏み外すことなく、生きると言う事がいかに難しいことか。 人は「孤独」との闘いにおいては、いかに弱いものであろうか。 それを目の当たりにする様な映画であった。 ただ、最後に「愛」勝つと言う事でもあったでしょうか。 

(あらすじ:ネタバレ注意)
1918年、戦争の英雄として帰国したトム・シェアボーン。しかし、戦争によってその心には深い傷を負っていた。 生きることを拒むかのようにオーストラリアの西部バルタジョウズ岬から160キロも離れた絶海の孤島、ヤヌス島で灯台守の仕事に就くことにしたトム。。。。その3ヶ月後に正式採用が認められたトムは、契約更新ためバルタジョウズの町へと戻る。 そこでトムは、カモメにエサをやる一人の若い女性、イザベルと出会う。 イザベルはこの地方の有力者である小学校校長の娘。 衝動的で感情で動くイザベルと恋に落ちたトムは、束の間の休息を彼女と過ごすことになりました。。。島に戻ったトムは、自らの人生に新たな光を灯してくれたイザベルに感謝の手紙を送ることにします。 手紙のやり取りをしていた2人は次第に心を通わせ合い、トムはイザベルにプロポーズすることを決意する。 そうして2人は結婚し、何物にも邪魔されることのないこの孤島での暮らしにより、初めてトムに幸福の時間が訪れました。。。しかし、そんな2人に試練が襲います。 我が子を身籠っても2度も流産してしまうという事態に、イザベルは失意のどん底に陥ってしまうのでした。


ちょうどそんな時でした。 島にボートが流れ着いたのは。 そのボートには既に事切れた父親と思われる男と、一人の赤ん坊(女の子)が乗っていたのです。 直ぐに本土に知らせようと動き出したトムに対し、「せめて赤ん坊を一晩休ませてあげましょう。」と制止したイザベル。 そして、赤ん坊と一晩を過ごしたイザベルに、もはや手放す気などなくなっていました。 トムは「自分達の子供ではないのだからそれは絶対にしてはならない事だ。」と食い下がるのですが、とうとうイザベルは「悪いことをする訳ではないのだから、育てましょう。」とのイザベルの強い懇願に遂には負け、この赤ん坊を自分たちの娘として育てることに同意してしまうのでした。


そして2年の月日が経ち、「ルーシー」と名付けたその子供はすくすくと育ち、洗礼を受けさせるため街に戻ったその日、トムは、とある墓前でむせび泣く1人の女性を見かけます。 なんでもその墓は、海で消息を絶った夫と娘の墓だというのです。。。。。その女性ハナ・ポッツは、地元では裕福な家庭の娘であったが、親の反対を押し切ってドイツ人のフランクと結婚したものの、当時敵国だったため、つらい立場に立たされていました。 ドイツ人というだけで、街の人に難癖を付けられることに耐え切れなくなったフランクは、娘を連れてボートで海へ逃げたというのです。。。その娘の歳は、墓石名かルーシーと同い年


さらにそれから2年後 。。。2年前にトムが知った衝撃の事実をイザベルに伏せたまま、過ごしていた3人。そんなある日、用事で街に渡った時、ついにイザベルも真実を知ってしまいます。。。。。。果たしてその時、トムは…そしてイザベルは、どんな思いを抱き、どんな行動に出たのでしょうか? 彼らを待ち受ける運命や如何に・・・・・?!







コンドルは飛んで行く~サイモン&ガーファンクル

この映画の泣かせるシーンには、不覚にも幾度涙したことか。 久々の超感動作でした。