タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

「ほろほろ酔うて 木の葉ふる」 種田山頭火

2014-11-25 | 風景

落ち葉散り敷く城山(しろやま)の椿谷公園、ここは椿などの常緑の樹が多

く、その中に混在する赤や黄色の紅葉が際立って見えます。

時折、行き交う人の声がするだけで、とってもひっそりとした静かな散歩道

です。

落ち葉の散るこの時季、この道を通ると、

私の好きな自由律放浪の俳人・種田山頭火の詠んだ

「ほろほろ酔うて 木の葉ふる」「分け入っても分け入っても青い山」等の俳

句が思い出されます。

山頭火は、人生の後半を、お坊さんの姿をして門付けをしながら、行乞

浪の旅をして歩いた人であるため、その句には、草・木・風・雪・木の実・

虫等の植物や、自然と人間の関わりを詠んだ句が非常に多く・・・この様に

然を、そして植物を感じ、自分を託して句に詠み、自然と一体化した人が

た・・・ことを知ったことは、私の人生で大きな糧となっています。

こうして四季折々に、自然の中を歩いていると、思いも様々な私ではありま

す。

~今日も、良い一日であります様に~

 

ロバート・フラックの「愛は面影の中に」をどうぞ

 


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4 コメント

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こんばんは^^ (kao)
2014-11-25 20:22:30
私も種田山頭火好きで、むかし
旅行先でこの方の歌集を
買い求めたことがあります。
私も「わけいってもわけいっても青い山」の俳句は
好きで、教科書のその部分に
赤丸を引いていました。
懐かしい思い出です・・・。
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山頭火の生きざま憧れです! (takaちゃん)
2014-11-26 08:49:24
若い頃から全国を巡り生きたい!と言う願望があ
り、せめて退職したら、、、、と思いながら、叶
わなかったせいもあってか、放浪の旅への願望だ
けは、今も捨てきれません!
山頭火の句は、自由律ということもあって、生き
物はや自然との関わりの、リアルさに共感を覚え
ます!
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おはようございます^^ (sakurabana)
2014-11-26 11:25:53
俳句と絵が一致しましたですね
自然句ならではですね。
モデルは奥さまとワンちゃんですよね^^

俳句に興味が無かったですが山頭火の
名前だけは知ってましたです^^
あらためて検索し読ませて貰いました
一味違った俳句が多いですね。
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ひと味変わった・・・ (takaちゃん)
2014-11-26 14:10:46
そうですね~
山頭火自身が部類の酒好きで、酔いしれ、つぶれながら、旅の先々で詠んだ句は、ストレートに思いをぶつけた
様な句が多く、それだけに好きです。
彼の人生の旅路には、常に母親との別れが影を落として
おり、ある意味共感できる部分があります。
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