松江城内堀の北岸に位置する、この縄のように細い一本道を「塩見縄手」と呼び、「武家屋敷」と共に、秋の観光客で賑わっています。
初代出雲藩主堀尾吉晴が築城の際、内堀、道、侍屋敷を造成して出来た、武家屋敷通りで、中級武士塩見小兵衛が住み、後に異例の栄進を遂げたことを讃えて、「塩見縄手」と呼ばれています。
内堀には、堀川遊覧船(炬燵船)が往来し、水鳥や亀が泳ぎ、のんびりとした城下町の風情です。
これから冬に向かい、雪の朝などには、宇賀橋、内堀、武家屋敷の周辺は、人の行き来も途絶え、静寂の中にそのまま江戸の昔にタイムスリップした様な、心の安らぎを覚えます。
冬の城下町の風情、もまたいいものです。
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