今日は、久し振りに近くの海に出掛けてみました。
浜を散策した後、ベンチで、「名も知らぬ、遠き島より流れ来る、椰子の実一つ、、」と島崎藤村の詩を口ずさんでいると、近くに住む、おばあちゃんが「椰子の実も、ナスもキュウリも、スイカまでも、昔はこの浜に流れ着いていたんだがね~、今はこんな物しか流れ着かんよ。」と云いながら、漁具や、ビン類、プラスチック片を取り出してきた。
「毎日々々、浜を掃除するのも楽じゃないよ。」「昔は浜も海も、もっと綺麗で、魚もたくさん取れていたんだがね~」「 おまけに、近くには原発も有るし、、」どうも愚痴になって来た。
ちなみに、この歌が謳われた伊良湖岬のある愛知県田原市では、20数年前から歌詞にある「遠き島」を、石垣島に見立てて、毎年、「椰子の実流し」を行事にしているとか。
歌が生まれる「綺麗な海」夢があっていいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます