思い立ってレンタルして来たビデオ、早速再生すると以前に観た「カサブランカ」、ついつい
手に取ってしまった様で、再々度のレンタルでした。
名作映画「カサブランカ」は、第二次世界大戦に米国が参戦した1942年、マイケル・カーティ
ズ監督製作による米国映画です。
既に観た映画ですが、見始めると段々と引き込まれ、結局、見入ってしまいます。
好きな女優・イングリッド・バーグマンと、ハンフリー・ボガート主演で、映画史に燦然と輝く不
朽の名作ですが、英映画「第三の男」とほぼ同年代に製作された、共に戦時下の混乱の中で
の男女の愛や友情を描いたストーリとなっています。
(物 語) ~1940年のカサブランカ(モロッコ最大の都市)は、フランス領で占領軍のドイツが支配し、
街全体に暗い影を落としていました。
アメリカへの亡命を求める、多くのヨーロッパ人が逃げ伸びてきていて、そこでカフェを経営
するリック(ハンフリー・ボガート)は何やら暗い過去を持った影のボス。
一方、レジスタンス運動を指導するラズロも旅券を手に入れるために、妻のイルザ(イング
リッド・バーグマン)を伴って店を訪れた。
しかしイルザとリックは、かつてパリでふとした行き違いから別れた元恋人同士。
戦時下、時代の波に翻弄される男女の愛、思想、友情が描かれています。
ボガートの「君と幸せだった、あのパリの思い出があるさ! 昨夜甦った!君の瞳に乾杯!今
度はきれいな友情が芽生えそうだ」等、キザな台詞とバーグマンの「魅惑の瞳」、そして回想
シーンに挿入曲♪「時の過ぎゆくまま」が流れ、観るものを40年代のモロッコに、タイムスリップ
させて行きます。~
この映画も、「第三の男」と同様に、登場人物や戦時下の光と影の部分が、モノクロ画面で効
果的に演出されています。
後にアメリカ映画史上第2位の人気を博したこの映画、今も語り継がれる必見の名作です!
今回、バーグマンの「誰がために鐘は鳴る」もレンタルしてきました。
~今日も良い一日を~
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