~故郷へ帰る。~
昨日は出雲市に所用で出掛けた機会を利用して郷にお墓参りに行って来た。 出雲市から神戸川に沿って遡ること約20キロ、清流を挟んで両壁にそそり立つ急峻な山々、「山陰の耶馬渓」と呼ばれる立久恵峡を見上げながらしばらく走ると、スサノウノミコトを祀る「須佐神社」のある町、そこが我が故郷である。 今は、自家用車で20分ほどの距離であるが、一昔前までは、二両編成の電車が唯一の交通手段であった。 山々には濃霧が掛かり幽玄の世界であった。
山陰の耶馬渓「立久恵峡」の清流
次第に霧が掛かり始めてきました。
故郷の集落に到着しました。
川の向こうに実家が見えて来ると、ホッとした気持ちになります。 誰でも生まれ育った故郷は、どこよりも思い出の詰まった、心休まる場所ではないでしょうか。
実家の東側にあるこんもりした山は、集落で一番高い山、標高200メートルの通称「二百山」と呼んでいました。 子供の頃には、松の低木に覆われてた山であった様に記憶しています。(随分様変わりしています。) 小学校の高学年の頃、帰宅すると良くこの山の頂に上り、山並みをいくつも超えた先、遥か彼方に見える海(日本海)を、一種の憧れの気持ちで眺めたものでした。 その憧れの海も、遠くから眺めるだけでは飽き足らず、ある日友達と二人誘い合わせて、自転車で何時間もかけて、現実のその海に辿り着きました。 砂浜に腰掛け、水平線の彼方をボンヤリと見詰めたのが、私にとって「初めての海」でした。 今でも、時折、フラッと海を見に出掛けるのは、その思い出の延長線上にある何かしらの、「憧れ」なのかもしれません。
由紀さおり・安田祥子:「ふるさと」
ニニ・ロッソ:夕焼けのトランペット
ここでtakaさんの穏やかな人間性が
はぐくまれたのですか・・
なんだかわかる気がします^^
優しい色のタッチの絵、癒されます。・
今日はものすごく暑いのでお体に
おきをつけてくださいませね^^
私もぐったりしています~@@
写真にも、穏やかな ふるさとを感じました。
28日の「出雲風土記」の講座で、須佐神社や斐伊川など、地図で見たばかりです。
クシイナダヒメ伝説なども。
何だか、出雲が近く感じられました。
有難うございました🙇✨
夜の闇は深く、都会の人は寂しくてとても生活などできないでしょうが、私にとっては唯一"帰る場所"なんです。
お盆には行けなかったので、久し振りにおやじやおふくろさんに会ってきました。
これは、嬉しいことです。
実家は、須佐神社から二キロほど上流に
あり、子供の頃わずかなお小遣いをもら
って、例大祭に行くのが楽しみでした。
出雲大社の柱は、その昔には、私の故郷
の山から切り出し、神戸川を筏流しで、運
んだと聞きます。
..,., トランペット、ティナーサックスの音は
確かに哀愁を帯びて、故郷の空を思い起こ
させるのかも知れません。
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