最近、友達から借りてきたDVDで映画をよく観る。 先日観たのがこの映画、「最後の初恋」主演・リャード・ギア。ダイアン・レインリチャード・ギアの映画は数多く観てきたが、彼も今や68歳と言うから、「愛と青春の旅立ち」「プリティウーマン」の頃は、30代前半であった事になる。 映画を観だしてしばらくすると、「この映画以前に観たことがある。」。。。ことを思い出した。 そしてクリント・イーストウッド、ピリル・ストリーブスが共演した「マディソン郡の橋」とよく似たストーリー設定になっている。調べて見ると、やはり原作が同じ人の手によるものであった。
(あらすじ)
主婦のエイドリアン(ダイアン・レイン)は日々の生活に疲れ果てていた。彼女は家族から離れて一人、一時の休息を求めてノース・カロライナ州のアウター・バンクスにあるローダンテにやってくる。海辺の小さな町にある友人の宿を、週末だけ手伝うためだった。だが、身勝手な夫からはすぐに“戻って来い”と連絡が入る。それに加えて、何をするにしても彼女を怒らせる思春期の娘。自分を取り巻くそんな周囲の状況をゆっくりと考え直したい。そう考えるエイドリアンには静かな環境がどうしても必要だったのだ。ところが、町に着いた彼女を待っていたのは、ひなびた町に大きな嵐がやってくるという予報。期待に反する騒ぎの中、宿には唯一の客として医師のポール・フラナー(リチャード・ギア)が到着する。だが、彼もただのんびりと週末を過ごしに来たわけではなかった。エイドリアンと同じように満たされない結婚生活を送り、良心の呵責をなんとかしたいという問題を抱えていたのだった。次第に嵐が近づいてくる中、初めて出会う二人。接近する嵐と歩調を合わせるように、お互いに安らぎを求めてゆく。やがてそれは、彼らの一生を左右するような運命的なロマンスに発展してゆく。。。ポールは分かり合えない同業の息子マークのいるエクアドルに行くことになり、しばしのエイドリアンとの別れを惜しみ旅立っていきます。 そしてもう直ぐ再開できると夢に見ながら、二人は手紙に思いのたけを書き綴る日々を送っていました。。。そんなある日、ポールの息子が、突然エイドリアンを訪ねて来るのでした。。。ポールの遺品の入ったカバンを届けるために。
絶対の自信をもって手術(医療)に臨んだ、医師のポールは自分の手落ちではないのだが、結果としてご婦人を死に至らしめてしまう。 自分には何の手落ちもないと言い張るポールに対して、ご婦人の夫は誠意のある説明が欲しかったのだ。。。 医療を巡る同じ様な事案は、どこの国でもありそうな話だが、映画の中では、エイドリアンとの恋とお互いが抱える家庭内における心の葛藤を絡めて、物語は展開していく。
映画「最後の初恋」主題歌